ホワイト企業の9つの特徴とホワイト企業かどうかを見極める方法3つ

ホワイト企業の9つの特徴

  • 月の残業時間が20時間以内
  • 有給休暇の取得率が70%以上
  • 福利厚生が充実している
  • 研修制度が整っている
  • 年間休日が125日以上
  • 評価制度が明確になっている
  • 女性の活躍を推進している
  • リモートワークやフレックスタイム制を導入している
  • 給料が高い

ホワイト企業は、上記のように、社員にとって働きやすい環境が保たれています。

転職を考えている人にとっては、そのような働きやすい職場に勤めたいものですよね。

ただし、実際の転職で数多ある求人の中から、そのようなホワイト企業を見つけるためには、見極めるためのポイントを知る必要があります。

そこでこの記事では次の内容を解説します。

  • ホワイト企業とは
  • ホワイト企業の9つの特徴
  • ホワイト企業かどうかを見極める3つの方法
  • ホワイト企業探しには「ホワイト企業検索」でホワイト企業かどうか判断しよう
  • ホワイト企業を見極めるには転職エージェントを利用するのもあり

本記事を読むことで、ホワイト企業の特徴がわかるだけでなく、ホワイト企業かどうか見極めるポイント、おすすめのホワイト企業を知ることができます。ぜひ、最後までお読みください。

1.ホワイト企業とは

ホワイト 企業 特徴

ホワイト企業の特徴について知る前に「そもそもホワイト企業とはどのような会社なのか」を理解しましょう。そうすることで、ホワイト企業の特徴についての理解が深まります。

ホワイト企業とは、社員の健康やライフワークバランスを大切にし、福利厚生を充実させている、環境の整った企業のことです。

一方、その対義語として「ブラック企業」という言葉があります。これは、極端な長時間労働を課したり、パワハラが横行したりするなどの、社内環境の悪い企業のことを言います。

つまりホワイト企業とは、社員のことを大切にする働きやすい会社、ブラック企業は社員を雑に扱う働きにくい会社なのです。

たとえばホワイト企業とブラック企業には、以下のような違いがあります。

▼ホワイト企業

残業時間がなくなるように、積極的に仕事の効率化ができるようなツールを社内に導入したり、ノー残業デーを作ったりするなどすることで、社員の働きやすい環境を整えている。

▼ブラック企業

ブラック企業では、月100時間以上の労働を強いられたり、「残業するのは個人の仕事の効率化ができていないから」という理由でサービス残業が恒常化したりするなど、社員が苦しい思いをして働くような、劣悪な環境を作り出してしまう。

さらに詳しくブラック企業について知っておくことで、企業探しの際にブラック企業を避けることができます。詳しいブラック企業の特徴や見極め方については以下の記事をご覧ください。

ブラック企業の特徴10個とブラック企業かどうかを見極める方法4つ

2.ホワイト企業の9つの特徴

冒頭でもお伝えした通り、ホワイト企業には以下9つの特徴があります。

  • 1ヶ月の残業時間にが20時間以下になっている
  • 有給休暇の取得率が70%以上になっている
  • 福利厚生が充実している
  • 研修制度が整っている
  • 年間休日が125日以上ある
  • 評価制度が明確になっている
  • 女性の活躍を推進している
  • リモートワークやフレックスタイム制を導入している
  • 給料が高い

ホワイト企業の特徴を知っておくことで、企業を探す際にホワイト企業かどうか判断することができるため、特徴をつかんでおきましょう。

2-1.1ヶ月の残業時間が20時間以下になっている

ホワイト企業の1つめの特徴は「1ヶ月の残業時間が20時間以下になっている」ことです。

ホワイト企業では残業はほとんどなく、定時に仕事を終えることが多いのです。

残業が「20時間以下」の会社がホワイト企業と言えるのは、働きやすい環境を整えるために「定時には帰宅する」ことが当たり前の雰囲気・仕組みを作ることに努めているからです。

たとえば、仕事の生産性を高められるような「効率化ツール」を導入したり、ノー残業デーを作ったりするなどして、ホワイト企業は社員のために、残業時間を減らすための対策を講じています。

2-2.有給休暇の取得率が70%以上になっている

ホワイト企業の2つめの特徴は「有給休暇の取得率が70%以上になっている」ことです。

高い有給取得率がホワイト企業の特徴であると言える理由は、有給を取得しやすい雰囲気が社内にあり、働きやすい環境づくり・雰囲気づくりを社内で実現できているからです。

有給休暇は社員に与えられた権利にも関わらず、取得しづらい雰囲気の企業もあるため、企業の有給取得率が高いというのはそれだけワークライフバランスが整えられた、社員に優しい企業であると判断できるのです。

実際に東洋経済の「『有給休暇』の取得率高い300社最新ランキング」によると、300社の有給取得率は99.4%〜67.9%になっており、有給取得率が高い企業の社員は、およそ70%以上の有給を取得していることがわかります。

したがって、有給取得率70%以上あるというのは、ホワイト企業の特徴の一つなのです。

2-3.福利厚生が充実している

ホワイト企業の3つめの特徴は「福利厚生が充実している」ことです。

福利厚生とは、社員やその家族の生活の支えの一部として、企業が用意するものです。たとえば、雇用保険や労災保険、スポーツクラブの利用割引、家賃補助、アニバーサリー休暇などがあります。

そのような福利厚生を企業側が用意することで、社員の生活満足度を向上させたり、リフレッシュを促したり健康維持に貢献したりして、働きやすさを提供しています。

そのため、福利厚生が充実している企業は、ホワイトな企業なのです。

たとえば、サイバーエージェント社では、オフィス内にカフェを設置して、いつでも仕事中にリフレッシュできる環境を整えることで、社員の働きやすさを支えています。

法律で定められている健康保険や雇用保険などはもちろんのこと、具体的には以下のような福利厚生を導入している会社はホワイト企業であると判断できます。

福利厚生一覧

  • 社員食堂
  • 家族手当
  • 住宅手当
  • 交通費支給
  • 特別休暇
  • 育児手当
  • 旅行・宿泊
  • スポーツクラブ会員割引
  • 育児支援
  • 昼食代の補助

2-4.研修制度が整っている

ホワイト企業の4つめの特徴は「研修制度が整っている」ことです。

というのも、会社の直接的な利益につながらない研修制度を充実させるということは、それだけ社員の育成に力を入れている、つまり、社員を大切にしているのです。

たとえばブラック企業とホワイト企業を比較してみると、手厚い研修制度を取り入れることが、以下に社員を大切にしているか、ということが良くわかります。

▼ブラック企業の場合

ブラック企業では社員のことを「いつでも替えが効く人材」という位置付けで採用しているため、育成コストをかけるよりも、すぐに会社のために働いてもらうことを優先します。社員のことを大切にして、スキルアップをしてもらうという発想はありません。

そのため、ブラック企業の社員は、何も習得していない状態で業務をこなさなければならず、働きづらくなってしまいます。また、「会社に雑に扱われている」と感じてしまうこともあるでしょう。

▼ホワイト企業の場合

ホワイト企業は、社員一人ひとりのスキルアップや知識習得のために、企業の時間やお金を使います。そのようにして研修制度を充実させ、社員それぞれに成長してもらい、業務に取り組むやりがいを生み出します。そして結果的に企業にとっても業績にプラスに働くのです。

このように、会社の目先の利益を考えず、最終的に企業の業績にとってプラスになるように、まずは社員の育成に力を入れられる企業は、ホワイト企業です。

具体的には、以下のような研修制度が整っていればホワイト企業と判断できます。

ホワイト企業の研修制度

  • 新入社員研修
  • 現場研修
  • フォロー研修
  • 2、3、4年目研修
  • 中堅社員研修
  • マネジメント研修
  • 専門職研修
  • 英語力強化研修
  • キャリア研修

2-5.125日以上の年間休日がある

ホワイト企業の5つめの特徴は「125日以上の年間休日がある」ことです。

なぜなら、土日祝、夏季休暇、年末年始において、休みが確実に取れるからです。

休日を確実に取得できるように定めているのは、企業が社員を大切にしている証拠です。

というのも、年間125日以上あれば、年内の「土日104日」、「祝日16日」、「年末年始・夏季休暇など 5日以上」の休日を取得することができるのです。

また、厚生労働省の「令和2年就労条件総合調査」によると、令和2年度の年間休日の平均は116日となっており、年間休日125日取得できる場合、平均よりも9日も休日が多くなっています。

したがって、年間休日が125日以上ある企業は、カレンダー通りの休日だけでなく、年末年始や夏季休暇などの休暇もしっかり休めるため、社員の休養を大切にするホワイト企業であるのです。

2-6.評価制度が明確になっている

ホワイト企業の6つ目の特徴は「評価制度が明確になっている」ことです。

なぜなら、明確な評価制度がある企業は、個人の仕事ぶりが正当に評価されて給料やポジションに反映されるので、社員は納得した上で気持ちよく働けるからです。

評価制度を整えることで、働きやすい職場環境を作り出しているのです。

たとえば、モバイルゲームの開発や配信を行う株式会社DeNAでは「360度評価」という人事評価の制度を取り入れています。この「360度評価」は、上司だけが人事評価を行うと偏った見方になってしまう可能性があることから、同僚や部下を含めて、評価対象の社員を多面的に評価するため、公平性、客観性が高い評価方法です。

社員は、上司の主観で自分の評価を決められたのではないため、納得して評価を受けることができます。

主要な評価制度は以下の3つです。

▼主要な3つの評価制度

  • 目標管理制度

個人やチームで目標を決め、その達成度を評価する方法

  • コンピテンシー評価

業務の遂行能力が高い従業員に共通する行動特性に基づいて作られた評価項目に従って評価する方法

  • 360度評価

上司だけでなく、同僚や部下などの複数のポジションから1人の社員を多面的に評価する方法

2-7.女性の活躍を推進している

ホワイト企業の7つめの特徴は「女性の活躍を推進している」ことです。

その理由は性別によって活躍を制限せず、男女関係なく働きやすい環境づくりをしているからです。

たとえば、女性を管理職に登用したり、女性の採用割合を増やしたりすることで、男女関係なく昇進、昇給していける仕組みを作ることができます。

さらに、育児と仕事の両立ができるように、社内保育の設置や時短勤務を取り入れ、育児をしながらでも働きやすい企業にしている会社もあります。

このようにして、これまで仕事と育児の両立が難しかった女性の働き方を率先して改善している企業は、社員を大切にし、働きやすい環境を作り出しているのです。

2-8.リモートワークやフレックスタイムなどの制度を導入している

ホワイト企業の8つめの特徴は「リモートワークやフレックスタイムなどの制度を導入している」ことです。

というのも、柔軟な働き方を社員に提供することで、働きやすい環境を作っているからです。

リモートワークであれば、家で育児をしたり、通勤のストレスを軽減できたり、会社の近くに住む必要がなくなったりします。またフレックスタイム制を導入すれば、通勤ラッシュを避けたり、子供の送り迎えや介護などをしやすくなったりします。

このように、社員のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を提供し、働きやすい環境を整えている企業は、ホワイト企業なのです。

2-9.給料が高い

ホワイト企業の9つめの特徴は「給料が高い」ことです。

ホワイト企業では基本的に業績が良いため、その分社員にも給与に反映して還元しています。そうすることで、社員がモチベーションを高く維持できる、働きやすい環境を作っているのです。

たとえば、部署やチームごとに成績を競わせて、成績が良かった部署にはその分インセンティブを渡して還元したり、会社の業績が好調な年には、通常の賞与に金額を上乗せして社員に還元するなどして、社員のモチベーションを上げています。

3.ホワイト企業かどうかを見極める3つの方法

ホワイト企業の特徴を8個お伝えしましたが、実際に企業探しをする段階で、それぞれの会社に「ホワイト企業の特徴があるのかどうか」をどうやって知ればいいのか、疑問に思いますよね。

そこで本章では、ホワイト企業の特徴を知った上で「ホワイト企業かどうかを見極めるための方法」を3つ紹介します。

3-1.求人票で見極める

求人票を見ることで、その会社がホワイト企業かどうかわかります。

求人票には細かいところまでよく見てみると、一般的な会社と比べて「優れている箇所」があります。

見極める方法さえ知っていれば、その優れている箇所に着目でき、ホワイト企業かどうかを判断しやすくなります。求人票で次の2つに当てはまる場合には、ホワイト企業の可能性が高いです。

  • 年代別のモデル年収を公開している
  • 残業時間を明確に記載している

それでは一つずつ詳しく見ていきましょう。

3-1-1.年代別のモデル年収を公開している

求人票の給与を確認して、年代別のモデル年収を公開している場合は、ホワイト企業の可能性が高いです。

なぜなら給料の高さに自信があるからです。ホワイト企業では、正直なモデル年収を記載しても求職者が魅力的に感じてくれるとわかっているため、具体的な金額を求人票に記載するのです。

たとえば以下のように年代別のモデル年収を公開していればホワイト企業であると判断できます。

  • 600万円/35歳
  • 750万円/40歳
  • 900万円/45歳

3-1-2.残業時間を明確に記載している

残業時間が求人票に明確に記載されている場合は、ホワイト企業であると判断できます。

というのも、ホワイト企業では残業時間が少ないため、むしろ求人票に記載した方が求職者からのイメージがアップするのです。

月の残業時間が明記されているかどうか、求人票を見て確認しておきましょう。

3-2.口コミをチェックして見極める

口コミをチェックして、ホワイト企業かどうかを見極めることもできます。

その会社に勤めている人や元社員の人のリアルな評判を読むことができ、会社の実情を把握できるのです。

おすすめの企業口コミサイトは、以下の2つです。

この2つのサイトは、以下の項目ごとに口コミをみることができます。

  • 労働環境
  • 年収
  • 福利厚生
  • 残業時間
  • 評価制度
  • 社風
  • 女性の働きやすさ

この中でも特に「労働環境」「年収」「福利厚生」「残業時間」をチェックするようにしましょう。

以下の例のように、ポジティブな話題が多い場合は、ホワイト企業の可能性が高いと言えます。

  • 福利厚生について

「社内にカフェがあっていつでもリフレッシュできる環境が整っている」
「住宅手当が支給されるので安く賃貸に住むことができる」

  • 残業時間について

「毎日ほぼ定時で帰れ、残業がある日でも1時間程度仕事をすれば帰れる」

  • 年収について

「年に2回くらいは海外旅行に行っても余裕があるくらいにはもらえる」
「いつも会社の業績が良いと社員に還元してくれる」

  • 労働環境について

「フレックスタイム制が導入されているので好きな時間に出勤でき、ライフワークバランスをとりやすい」

ただし投稿のほとんどは匿名になっています。全ての口コミを信じるのではなく、参考程度に見るようにしましょう。

3-3.面接で見極める

面接を受けた際にも、ホワイト企業かどうかを見極めることができます。なぜなら対面で話してみると、ごまかしが効かないからです。

具体的に、面接のやりとりで次の3つが当てはまる場合には、ホワイト企業の可能性があります。

  • 面接官が丁寧に対応してくれる
  • 残業時間や給与、有給休暇取得率などを包み隠さず教えてくれる
  • 社内の雰囲気や社員の様子が明るい

それでは詳しく見ていきましょう。

3-3-1.面接官が丁寧に対応してくれる

面接官が丁寧に対応してくれる場合は、ホワイト企業の可能性が高いです。

その理由は、社員を大切にする会社は、面接の際にも丁寧に接してくれるからです。これから一緒に働くかもしれない人に対して、おざなりな態度は取らないのです。

一方で面接に来た人に対して、上から目線で話したり、威圧的な態度をとる場合は、普段からそのような態度で仕事をしている可能性が高く、むしろブラック企業である可能性があります。

3-3-2.残業時間や給与、有給休暇取得率などを包み隠さず教えてくれる

残業時間や給与、有給休暇取得率などを包み隠さず教えてくれる場合は、ホワイト企業と言えます。

というのも、ホワイト企業では労働環境や待遇に自信があるため、面接でも積極的に会社の情報を教えてくれるのです。

面接に参加した際に、会社の実情や社内情報を積極的に教えてくれる場合は、ホワイト企業であると判断ができます。

3-3-3.社内の雰囲気や社員の様子が明るい

面接で会社に訪問した際に、社内の雰囲気や社員の様子が明るい場合はホワイト企業である可能性が高いです。

ホワイト企業ではその労働環境の良さから、社員が仕事に前向きに取り組んでいたり、社員同士のコミュニケーションも活発だったりして、社内の雰囲気が明るいのです。

会社を訪問した際に社内の様子を観察して、以下の4つが当てはまっている場合は、ホワイト企業であると判断できます。

  • 社員同士のコミュニケーションが活発
  • 楽しそうな声や明るい声が聞こえてくる
  • 若手社員だけでなく、40代、50代の社員も生き生きと働いている
  • 会社訪問をした際に挨拶してくれる社員が多い

4.企業探しには「ホワイト企業検索」でホワイト企業かどうか判断しよう

企業探しをする際に、毎回ホワイト企業かどうかを1社ずつ見極めるのは大変ですよね。

そこで、企業探しをする際には、一般社団法人の安全衛生優良企業マーク推進機構(厚生労働省委託事業者)が提供している「ホワイト企業検索」を利用することをおすすめします。

この「ホワイト企業検索」では、企業名を実際に検索して、気になる企業がホワイト企業かどうかを検索することができます。

このサイトでのホワイト企業とは、以下の厚生労働省認定のホワイト企業マークを1つでも取得している企業が検索できます。

ホワイト企業マーク内容
安全衛生優良企業認定 ホワイトマーク社員の安全、健康を守るために積極的に取り組み、高い水準を保っている企業を厚生労働省が認定するという制度です。ホワイトマークを取得するためには、およそ80もの基準をクリアしないと認定マークを取得することはできません。
健康経営優良法人 大規模 ホワイト500認定社員の健康管理をコストではなく、戦略的な経営投資として捉え、特に優良な取り組みを行っている大規模法人を認定する制度です
健康経営優良法人 中小規模 ブライト500認定社員の健康管理をコストではなく、戦略的な経営投資として捉え、特に優良な取り組みを行っている中小規模法人を認定する制度です。
ユースエール認定若者の採用や育成を積極的に行い、若者を雇用する体制が望ましい中小企業を認定する制度です。「若者雇用促進法」という法律に基づいて厚生労働省が実施しています。
くるみん認定仕事と子育ての両立ができるように、支援に取り組んでいる企業を厚生労働省が認定する制度です。
えるぼし認定女性の活躍を推進している企業を、厚生労働省が認定するという制度です。

詳しい使い方は以下の通りです。

▼「ホワイト企業検索」の使い方

【ステップ①】「企業名」を入力
【ステップ②】「ブラック企業」意外すべてチェック
【ステップ③】「検索」をクリック
【ステップ④】検索結果を見る

それぞれのステップを画像入りで詳しく解説します。

4-1.【ステップ①】「企業名」を入力

ホワイト 企業 特徴

まずは「ホワイト企業検索」へアクセスしてください。

そして以下の画面で「企業名」を入力しましょう。

4-2.【ステップ②】「ブラック企業」以外にチェック

ホワイト 企業 特徴

下へスクロールしていくと、上記の画面になるので、「ブラック企業」以外にチェックをつけましょう。

4-3.【ステップ③】「検索」をクリック

ホワイト 企業 特徴

さらに下へスクロールして「検索」をクリックしてください。

ちなみに「業種」や「従業員数」「インターンシップ」「月平均残業時間」「有給取得率」については、絞り込む必要はありません。というのも、いずれかのホワイト企業マーク認定を取得している会社は、基本的に社員の働きやすさを大切にしているホワイト企業であると判断できるためです。

もし、「従業員数が◯人以上の会社でホワイト企業だと、どこがある?」「月平均時間が◯時間の会社でホワイト企業だとどこがある?」といった、個別の条件でホワイト企業を探したい場合に活用しましょう。

4-4.【ステップ④】検索結果を見る

「ホワイト企業マーク認定総数」が表示されます。

もしホワイト企業マークを取得していない場合は、以下のように表示されます。

ホワイト企業マークを1つでも取得している場合には、以下のように表示されます。

※たとえば、以下の企業は「安全衛生優良企業認定ホワイトマーク」「健康経営優良法人大規模 ホワイト500認定」「くるみん認定」「プラチナくるみん認定」「えるぼし認定」を取得していることがわかります。

5.ホワイト企業を見極めるには転職エージェントを使うのもあり

ここまで、自分でホワイト企業を見極めるための方法をお伝えしましたが、「ホワイト企業かどうかを自分で見極めるのは難しい」と感じた方は転職エージェントへ相談してみましょう。

転職エージェントでは、ホワイト企業の条件に当てはまる会社を、キャリアアドバイザーがピックアップして、あなたに紹介をしてくれるため、自分でホワイト企業を探すよりも、効率良く、確実に見つけ出すことができます。

これからご紹介する転職エージェントでは、「ホワイト企業を見極める」ための相談に乗ってもらえるだけでなく、実際に選考に進んだ際には実践的な模擬面接を行なったり、面接での回答に対するアドバイスや、面接中の様子についても具体的にアドバイスをもらうことができます。

おすすめの転職エージェントは以下の3社です。

5-1.リクルートエージェント

出典:リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の転職支援サービスです。一般の求人サイトには掲載されていない10万件以上の非公開求人を持っているため、多くの選択肢からあなたにとって最適な転職先を選ぶことができます。

また、提出書類の添削、面接対策などサポート体制がしっかりしているので、時間がない人や転職経験があまりない人でも安心して転職活動をすすめられます。

5-2.マイナビエージェント

出典:マイナビエージェント

マイナビエージェントは、20代に信頼されている転職エージェントNO.1の転職支援サービスです。はじめての転職でも安心できるよう、キャリアアドバイザーが転職に関する疑問ひとつひとつに丁寧に答えてくれます。

また、各業界の転職事情に精通した専任アドバイザーによって、あなたにとって最適なキャリアプランを提案してくれるので、転職に失敗しにくくなります。

5-3.doda

出典:doda

dodaは、業界最大数の利用者数を誇る転職支援サービスです。dodaでは、キャリアアドバイザーが面談を行って、強みや適正から求人を導いてくれることもあるため「1人ではどうしていいか分からない」という人にもおすすめです。

また、企業に合わせた応募書類の添削や面接サポート、面接日程の調整、内定後の入社時期の調整などを行ってくれるので、安心して転職活動をすすめていくことができます。

6.まとめ

この記事ではホワイト企業の特徴やその見極め方についてお伝えしました。

◆ホワイト企業とは

ホワイト企業とは、社員の健康やライフワークバランスを大切にし、福利厚生を充実させている、環境の整った企業のこと

◆ホワイト企業の9つの特徴

  • 月の残業時間が20時間以内
  • 有給休暇の取得率が70%以上
  • 福利厚生が充実している
  • 研修制度が整っている
  • 年間休日が125日以上
  • 評価制度が明確になっている
  • 女性の活躍を推進している
  • リモートワークやフレックスタイム制を導入している
  • 給料が高い

◆ホワイト企業かどうかを見極める3つの方法

  • 求人票で見極める
  • 口コミをチェックして見極める
  • 面接で見極める

◆企業探しには「ホワイト企業検索」でホワイト企業かどうか判断しよう

▼ホワイト企業マーク

  • 安全衛生優良企業認定 ホワイトマーク
  • 健康経営優良法人 大規模 ホワイト500認定
  • 健康経営優良法人 中小規模 ブライト500認定
  • ユースエール認定
  • くるみん認定
  • えるぼし認定

「ホワイト企業の検索」の使い方

  • 【ステップ①】「企業名」を入力
  • 【ステップ②】「ブラック企業」意外すべてチェック
  • 【ステップ③】「検索」をクリック
  • 【ステップ④】検索結果を見る

◆ホワイト企業を見極めるには転職エージェントを使うのもあり

この記事が転職活動において参考になれば幸いです。

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