第二新卒とは?定義から転職市場の実態・転職活動まで網羅的に解説!

第二新卒とは

ここ数年耳にするようになった『第二新卒』という言葉ですが、実はハッキリした定義はありません。
一般的には、第二新卒とは「新卒入社の会社を1年〜3年以内に離職した求職者」という意味になります。

「年齢でいうと何歳?いつまで?」
「転職には不利?有利どっち?既卒とはどう違うの?」

ハッキリした定義がないだけに、様々な疑問も湧いてきますよね。
そこで本記事では、第二新卒が社会や企業でどんな風に使われているか、年齢から範囲まで詳しく解説します。
ケース別の具体例も挙げて説明しますので、新卒や既卒との違いもしっかり理解して頂けます。

また、転職市場における第二新卒の立場や転職活動の実態を調査データを用いて解説します。
読んで頂ければ、第二新卒のメリットとリスクが具体的に把握でき、転職活動でおさえておくべき点が明確になるでしょう。

記事の最後には、第二新卒が転職を成功させるポイントや、おすすめの転職エージェントもご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

本記事でわかること

  • 第二新卒とは

  • 第二新卒が転職市場で需要が高い理由

  • 第二新卒で転職するリスク

  • 第二新卒が転職を成功させるポイント

この記事をあなたの転職活動に大いに役立てて頂けたらと思います。

1.第二新卒とは

第二新卒の定義について解説します。

世間一般に「第二新卒」という言葉が何を指し、どんな風に扱われているのか、具体例も参考にしっかり把握しておきましょう。

1-1.第二新卒の定義

第二新卒とは?
新卒入社の会社を1年〜3年以内に離職して転職する人材のこと

「第二新卒」という言葉には現状ハッキリとした定義は定められていません。
よって、企業や人それぞれで解釈にも多少の違いがありますが、ここでは一般的に使われている「第二新卒」について述べていきます。

第二新卒とは、学校を卒業して企業に就職して1年〜3年以内に離職し、転職をする若年層の人たちのことです。

年齢でいうと、4年生大学を卒業して1年〜3年ということなので、だいたい25〜26歳くらいまでということになります。

「第二新卒」とよく混同される言葉に「既卒」がありますが、こちらは学校を卒業して一度も正社員として働いたことのない人を指します。

「第二新卒」は1度は就職しているので、社会人経験があり、基本的なビジネスマナーを持っている人材として、昨今人材不足の企業から積極的に採用される傾向にあります。
このような社会背景については、3章の「第二新卒は転職市場での需要が高い」で詳しく解説していきます。

1-2.【具体例で解説】このケースは第二新卒?そうじゃない?

第二新卒の定義はご理解いただけましたでしょうか?

ここではさらに細かく、「この場合は第二新卒なの?違うの?」と判断しづらいケースについて、Q&A方式でお答えしていきます。

Q1.短大や専門学校を卒業した場合も第二新卒にあたりますか?

短期大学や専門学校を卒業した場合も、新卒入社の会社を1年〜3年以内に離職して転職する際には第二新卒にあてはまります。

第二新卒の定義として「学校を卒業して企業に就職して1年〜3年以内に離職し、転職をする若年層の人たち」とお伝えしましたが、「学校」とは高校、大学、短期大学、専門学校の全てを指しているのです。

そして、第二新卒において “大学が有利で他の学校は不利”、ということもありません。
職種や業界によりますが、専門学校で得た専門的な資格などのスキルが大きな武器になることもあるのです。

ただし、短期大学を20歳で卒業した人が25歳で再就職する際は、第二新卒ではなく「中途採用」(※)とみなされるケースが多いです。
(※)既に就業経験のある人を企業が採用すること

25歳という年齢は、22歳で卒業した大卒者であれば第二新卒の枠内ですが、短大卒で5年間の社会人経験がある場合は、年齢より経験年数の長さをみて第二新卒ではなく「中途採用」と定義される可能性があるのです。

Q2.大学院卒だと年齢が大卒より上ですが第二新卒に入りますか?

大学院卒の人が、新卒入社の会社を1年〜3年以内に離職して転職する際は、第二新卒に当たる場合と、当たらない場合があります。

第二新卒には法的な定義はないため企業によって判断基準が違うからですが、大学院卒の扱いについては多くの場合、年齢がネックになります。

一般的に大学院を卒業するのは24歳のため、会社を1年〜3年以内に離職した場合の年齢は27歳です。
第二新卒の年齢としては25〜26歳くらいまでと判断されることが多いですが、社会人経験の年数の方を重視した場合には経験年数は少ないので、第二新卒として扱われます。

しかしながら、大学院を卒業する年齢が20代後半であった場合には、入社年齢が30代目前となり、転職を考えるときに30代になっているケースも考えられます。
そのようなケースでは、社会人経験は少なくても年齢から判断して第二新卒としては扱われない可能性があります。

大学院卒の人が第二新卒とみなされるかどうかについては企業によって判断が違うので、前もって確認するなど注意を払う必要があります。

Q3.大学卒業後にアルバイトをしていた場合も第二新卒ですか?

大学卒業後にアルバイトをしていた人が就職活動をする場合は、第二新卒にはあたりません。

一般に、第二新卒とは、それまで正規雇用で働いていた人を対象としているからです。

大学卒業後に就職をせずアルバイトとして働いていた人、は多くの場合「既卒」として扱われます。
ただし、既卒にも決まった定義はありませんので、企業によって判断に違いがあることも覚えておいた方がよいでしょう。

また、アルバイトからの転職が第二新卒にあたらないと述べましたが、違う判断をする企業もないわけではありません。
「若い」「仕事経験年数が少ない」という条件さえ揃っていれば第二新卒に含めるという企業もあります。

アルバイトから転職活動を始めるケースでは第二新卒にならない可能性が高いものの、企業によって判断は違うので、求人をチェックするなど確認した方がよいでしょう。

2.第二新卒はいつまで?

第二新卒はいつまで?
25歳〜26歳位までだが30歳未満までと判断する企業もある

繰り返しになりますが、第二新卒には法的な定義はありません。
ですので、いつまで?というのも、企業によって判断に差異がありますが、一般的には4年生大学を卒業して1年〜3年なので、年齢でくくると23歳から25〜26歳くらいまでということになります。

しかしながら、「学校を卒業して企業に就職して1年〜3年以内」というところだけを考えると、以下のように範囲は広げられます。

  • 高校を卒業して1年〜3年:19歳〜21歳位
  • 大学院(修士)を卒業して1年〜3年:25歳〜27歳位

さらに、企業によっては学歴には関係なく、第二新卒の枠を “25歳以下まで”、“30歳未満まで” と定めている場合もあります。

第二新卒が年齢的にいつまでかというと、一般には25〜26歳までですが、このように企業によって違いがあることも念頭に入れておくとよいでしょう。

3.第二新卒は転職市場での需要が高い

第二新卒は転職市場での需要が高い

昨今の転職市場において、第二新卒の需要は高まっています。

株式会社マイナビが2019年に行った人材ニーズの調査で、「2030年までの間で採用・人事施策に関して予想される変化」について聞いたところ、半数を超える企業が「新卒(第二新卒含む)採用を中心とした若手人材の確保」の「重要性が高まる」と回答しています。

このように企業が第二新卒者を積極的に採用している理由としては以下のようなものが考えられます。

  • ビジネスマナーを備えているので教育コストが省ける
  • 他社の色に染まっていない
  • 会社とのミスマッチが少ない
  • 入社のタイミングを待たなくていい

ひとつずつ解説していきます。

これらを理解することで、企業が第二新卒者に何を期待しているかがわかりますので、よく読んで把握しておきましょう。

3-1.ビジネスマナーを備えているので教育コストが省ける

第二新卒者を積極的に採用する理由の1つめは、教育コストが省けることです。

第二新卒は新卒時に社会人研修を終えていて、期間は短くても1度は正社員として勤務しているので、最低限のビジネスマナーや、電話応対、基本的なPC操作などのスキルも身についているはずです。

人材不足にあえぐ企業は、社会人としてのスキルやマナーを1から教える手間がかからず、入社後すぐに本業務に入れる即戦力として第二新卒を求めているのです。

3-2.他社の色に染まっていない

新卒と同じくらい若い上に、勤務期間の短さから他社の色に染まっていないことも、企業が第二新卒に魅力を感じる理由の1つです。

1つの会社に長く勤めると仕事のやり方にこだわりが生まれ、知らないうちに会社の色に染まっていきます。
その会社にいる限り決して悪いことではないのですが、転職をしたときには、新しい職場に馴染みにくくなる場合があるのです。

その点、勤務期間の短い第二新卒者は未だ会社のやり方に染まっておらず、新しい職場や環境に馴染みやすく柔軟性を持った対応ができます。
若いので、新しい仕事ののみ込みも早く、素直に吸収してくれ、自社の色に染めていくことができます。

企業は即戦力でありながら、若くて他社の色に染まっていない伸びしろのある存在として第二新卒に期待しています。

3-3.会社とのミスマッチが少ない

会社とのミスマッチが少ないことも、第二新卒者を積極的に採用する理由に挙げられます。
第二新卒者は1度ミスマッチを経験していることから、明確なビジョンを持って転職先を選ぶのでミスマッチが生じにくいのです。

新卒者は、入社してから「思っていたような仕事じゃなかった」といった採用前と採用後のイメージのギャップに悩んだり、短期間で離職してしまう場合があります。

それを既に経験済みの第二新卒者は、慎重に転職活動を行うため、企業を見るポイントや条件などが明確で、疑問や不安があっても積極的に面接などで解消していくので、入社後のミスマッチが少なくなります。

企業は入社後にギャップを感じて離職されることは避けたいため、会社とのミスマッチの少ない第二新卒者を求める傾向にあります。

3-4.入社のタイミングを待たなくていい

新卒と違って入社月が決まっているわけではなく、タイミングを待たなくていいことも企業が第二新卒者を採用したい理由のひとつです。

新卒入社の場合は、入社は4月になるので、すぐにでも人材が欲しいときも4月まで待たなくてはなりません。
入社してからも、社会人研修などを行うことを考えると、本業務にあたるまでに時間がかかってしまいます。

すぐにでも若い即戦力を確保したい企業にとって、採用すればタイミングを待つことなくすぐ入社できる第二新卒者は魅力的な存在です。


いかがでしょう。
このように、門戸を広くし第二新卒者を受け入れたいという企業のニーズは、今後も高まっていくことが予想されます。

4.第二新卒で転職するリスク

第二新卒で転職するリスク

第二新卒が近年企業に求められている背景について解説しましたが、一方で第二新卒の転職にはリスクもあります。

  • 忍耐力がないと思われてしまう
  • 給与が低い場合がある
  • キャリアアップが遅れる

順に解説していきます。

第二新卒ゆえのリスクもあるということを、しっかり頭に入れておきましょう。

4-1.忍耐力がないと思われてしまう

第二新卒は、仕事を続ける忍耐力がないと思われ、「転職しても長続きしないのでは?」と懸念されるリスクがあります。
前職を1年〜3年という早さで辞職していることから、「我慢が足りない人」「すぐ諦めるタイプ」と判断されてしまうのです。

前述したように時代が変わり、若くて他会社の色に染まっていない第二新卒を求める企業が増える一方で、ひとつの会社で長く腰を据えて働く人材こそ信頼できるとする会社や採用担当者も一定数いるのです。

第二新卒は「忍耐力がない」というマイナスイメージを持たれるリスクがあることを想定して、責任感の強さや仕事への熱意など信頼を得られるアピールを心掛けましょう。

4-2.給与が下がる場合がある

第二新卒で就職した場合、今現在よりも給与が下がる可能性があります。

一般に、勤続年数を含めて実績やスキルがあると判断することで給与は上がっていくのであって、転職した場合、その会社での実績はゼロからになってしまうからです。

ある程度のスキルや実績が認められて採用されたとしても、必ずしも前の会社での給与が維持されるわけではありません。

今と同じ様な規模や給与水準の会社に入社したとしても、第二新卒では給与が下がってしまうリスクがあることを理解しておきましょう。

4-3.キャリアアップが遅れる

第二新卒はキャリアアップ(※)が遅れるリスクがあります。
(※)能力を向上させて経歴が高まること。現職より収入が高い仕事を得たりポジションが上がること。

たとえ同年齢でも、新卒入社と第二新卒では勤続年数が異なるので、ほとんどの場合、積み上げ年数のない第二新卒の方がキャリアアップは遅くなります。

給与の所で述べたように、スキルや経験の評価が転職すると再度一からのスタートになるのです。

自分としての経験や知見は広がり、知識は身につくものの、会社からの評価が反映されるキャリアアップは遅れる可能性があることを覚えておきましょう。

チェック!

【第二新卒はやばい?!】
転職を意識していると、巷で「第二新卒はやばい」といった噂を耳にすることがあるかと思います。
ネットでもそういった情報は流れていますが、転職に関して現状、第二新卒がやばいということはありません!

第二新卒がやばくない社会背景や理由について、コチラの記事に詳しくまとめていますので興味のある方はぜひご覧ください。

第二新卒はやばい?やばくない理由と第二新卒が転職を成功させる方法

5.第二新卒の転職活動の実態は?

第二新卒の転職活動の実態

第二新卒の需要が高まっている背景と、第二新卒ゆえのリスクについて述べてきました。
ここで気になるのが、現在の第二新卒の転職活動の実態です。

5章では2021年現在、調査でわかっている第二新卒の転職活動の実態についてお伝えします。

  • 第二新卒の転職活動の状況
  • 第二新卒の退職理由の実態

実態を把握して、あなたの転職活動の参考にしてください。

5-1.第二新卒の転職活動の状況

人材紹介事業を運営する株式会社UZUZ(ウズウズ)が、2020年8月に実施した第二新卒の転職活動の実態調査では、現在の転職活動の状況について「順調」を選んだ回答者は1.9%、「苦労している」を選んだ解答者は50.8%という結果になりました。

UZUZ第二新卒の転職活動の実態調査

出典:UZUZ第二新卒の転職活動の実態調査(PRTIMES)

新型コロナウィルスの影響も否めませんが、企業が転職者に門戸を開いている状況下といいつつ、必ずしも転職が楽にできる状況ではないことがわかります。

5-2.第二新卒の退職理由の実態

第二新卒の転職活動を厳しくしている理由のひとつとして、「前職の退職理由」が問われることが挙げられます。

第二新卒を受け入れる企業側からすれば、退職理由は大きな関心事項で、曖昧な理由を述べられると「この人には何か重大な欠点があるのでは?」と不信感を持たれてしまいます。
かといって、正直に理由を述べればいいというものでもないのが難しいところです。

株式会社マイナビが2019年に発表した「転職動向調査」によると、第二新卒を含めた20代の「転職活動を始めた理由(選択式/複数回答)の上位は以下のようなものでした。

<20代男性>

  • 休日や残業時間などの待遇に不満があった(36.2%)
  • 会社の将来性、安定性に不安があった(36、2%)
  • 給与が低かった(34.0%)

<20代女性>

  • 仕事内容に不満があった(39.7%)
  • 休日や残業時間などの待遇に不満があった(35.6%)
  • 会社の将来性、安定性に不安があった(32.9%)

これが現実ということですが、こうしたことは残念ながらどこの企業にもありうる要素であり、理由をそのまま伝えたら、「ウチの会社もそんなものだが…」と思われて敬遠されてしまう可能性があります。

では、どんな風に退職理由を伝えるべきなのか?については、次章6-2.退職理由はポジティブに伝えるでお伝えします。

6.第二新卒が転職活動を成功させる3つのポイント

第二新卒が転職活動を成功させる3つのポイント

第二新卒の転職活動におけるポイントを解説します。

  • 熱意や責任感の強さをアピールする
  • 退職理由はポジティブに伝える
  • ビジネスマナーが備わっている点をアピールする

これらは転職活動成功の鍵になることですので、しっかり押さえておくようにしましょう。

6-1.熱意や責任感の強さをアピールする

第二新卒の転職活動を成功させるには、仕事への熱意や責任感の強さをアピールして信頼を勝ち取るのが重要です。
前職を短期間で離職していて「途中で仕事を投げ出すタイプなのでは?」と思われがちなイメージを真っ先に払拭しなくてはなりません。

転職に際して自分自身と向き合い、やりたい仕事やキャリアについて考えた結果、その企業を選んだことを伝えていきましょう。

面接の際には、「将来どのような働き方をしたいのか」「そのために会社で実現したいことは何なのか」といった話を盛り込んでいくことで、応募先への熱意が伝わります。
自分がどんな風に成長し職場に貢献していきたいかを語ることで責任感の強さも伝わります。

第二新卒が転職活動では、入社後の活躍をイメージさせる熱意を見せ、途中で仕事を投げ出したりしない責任感の強い人材であることを印象づけるようにしましょう。

6-2.退職理由はポジティブに伝える

退職理由はできるだけポジティブに伝えるようにしましょう。
前章で述べたように、会社への不満ともとれるマイナスな理由を述べてしまうと印象が悪くなります。

たとえば、「残業が多すぎた」という理由だったとして、そのまま伝えると文句のように聞こえてしまいますが、以下のように答えると印象が違います。

「ただ長い時間仕事をするよりオンとオフを区切る方が、自分は仕事に集中できるのではないかと思いました。メリハリのある仕事で実力を発揮したいと思い転職を考えたのです」

第二新卒は現状に違和感を抱いて転職するため、本音で退職理由を挙げるとどうしてもマイナスな理由になってしまいますが、視点を変えてプラスな表現になるようにするのです。

1番意識して欲しいのは退職理由が「会社のせい」に聞こえないようにすること。
会社のせい=会社の悪口、と受け取られると、印象が悪くなりますし、「自社に入社してもすぐ同じように不満を言い出すだろう」と敬遠されてしまいます。

第二新卒の退職理由は、不平不満と受け取られないようにポジティブに伝えてください。

6-3.ビジネスマナーが備わっている点をアピールする

第二新卒の転職活動ではビジネスマナーが問われます。
企業が第二新卒を求める大きな理由が、新卒と違ってビジネスマナーが備わっていて教育コストが省ける点だからです。

企業側は、新卒時に社会人研修を終えている第二新卒に、ビジネスマナーや、電話応対、基本的なPC操作などのスキルを期待しています。
もちろん、言葉遣いや立ち居振る舞いも審査基準になりますので注意してください。

新卒と違って社会人としてのマナーを1から教える手間がかからず、入社後すぐに本業務に入れる即戦力になることをしっかりアピールすることが、第二新卒の転職を成功させる大きなポイントです。

7.【おすすめ3選】第二新卒は転職エージェントを活用しよう

第二新卒の就活では、転職エージェントサービスへ登録してサポートしてもらう方法がおすすめです。

転職エージェントでは、転職サイトや企業の採用サイトでは公開していない「非公開求人」を数多く保有しており、個人では探すことが難しい求人に出会える可能性が高まります。

また、転職支援のプロであるキャリアアドバイザーが、企業と求職者の間に立ち、希望や条件、将来的な目標などをもとに、転職活動をサポートしてくれます。
アドバイザーは、求職者の経験やスキルと、企業の採用事情の双方を把握して、マッチした求人を紹介するため、第二新卒が個人で求人を探すより、効率的に転職活動を進めることができます。

記事の最後に、おすすめの転職エージェントを3選ご紹介しておきましょう。

  • リクルートエージェント
  • マイナビエージェント
  • doda

3社とも転職者に人気のある評価の高いエージェントになります。
あなたの転職活動にぜひお役立てください。

7-1.リクルートエージェント

リクルートエージェント

出典:リクルートエージェント

業界最大手のリクルートエージェントは、圧倒的なデータを元に転職をサポートします。

業界最大級の求人数と各業界に精通したキャリアアドバイザー数を誇っているほか、リクルートならではの、職務経歴書を簡単に作る「レジュメNavi」や、企業の社風までわかる「AGENT REPORT」などコンテンツも充実しています。

【リクルートエージェント】

特徴

・業界トップクラスの求人件数!

・転職支援実績は累計45万人以上

・現在「電話・オンライン」での転職相談を実施中

・20代〜50代まで幅広い年齢の方に対応

公式サイト

リクルートエージェント

7-2.マイナビエージェント

マイナビエージェント

出典:マイナビエージェント

マイナビエージェントは国内最大級の転職実績を持っていて、特に20代や初めて転職する方に適した転職エージェントです。

営業職やIT技術職といった様々な業界に精通したアドバイザーが在籍、マイナビだけの独占求人が非常に多いことも魅力のひとつです。
大手や人気企業の穴場求人を求めている方、若くしてキャリアアップしたい!とお考えの方に特におすすめです。

【マイナビエージェント】

特徴

・20代に信頼されている転職エージェントNo1!

・マイナビだけの独占求人が多い

・大手上場企業からベンチャー企業の人事と太いパイプがある

・現在「電話・オンライン」での転職相談を実施中

公式サイト

マイナビエージェント

7-3.doda(デューダ)

doda

出典:doda

doda(デューダ)は、日本最大級の転職支援実績と取扱い求人数を誇る転職サービスです。

「転職サイト」と「転職エージェント」の両方の機能を持っているのが特徴で、自分のペースで就活をしたい人は求人検索を利用し、個人での転職活動が不安な人、時間がない人はエージェントを利用するなど自分の状況に合わせた活用ができます。

大手企業からベンチャー企業まで多くの求人を扱っていて、キャリアアップや新たなチャレンジなど様々な要望が叶います。

【doda】

特徴

・自分のペースで転職活動ができる!

・年収査定や合格診断などのコンテンツが充実

・大手優良企業への転職実績多数

・現在「電話・オンライン」での転職相談を実施中

公式サイト

doda

8.まとめ

第二新卒とは、新卒入社の会社を1年〜3年以内に離職して転職する人材のことです。
年齢は25歳〜26歳くらいまでですが、ケースによっては30歳未満までと判断する企業もあります。

昨今、人材不足にあえぐ転職市場では、第二新卒の需要は高まる傾向にあります。
一方で、第二新卒であるがゆえに忍耐力がないと判断されたり、給与面やキャリアアップの遅れなどのリスクもあります。

第二新卒の転職活動を成功させるためには3つのポイントを押さえておきましょう。

  • 熱意や責任感の強さをアピールする
  • 退職理由はポジティブに伝える
  • ビジネスマナーが備わっている点をアピールする。

この記事があなたの転職に少しでも役立てば嬉しいです。

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あなたが目指すべき
キャリアアップとは?

よりよいキャリアアップを目指して先々の計画を立てることをキャリアデザインと言います。
どのようなキャリアを積み、自分の人生に役立てていくかを、常日頃からイメージしておくとよいでしょう。
もちろん、無理してキャリアアップなどせずに平坦に暮らしていたいというのも、ひとつの考え方です。

スキルを磨いて

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