転職は当たり前?データを元に企業の見解や転職しやすい業種を解説

「『転職は当たり前』という言葉をよく耳にするけれど、それって本当なのかな?」

2021年、現在の日本社会で「転職は当たり前」になってきているのは事実です。

なぜそう言い切れるのか?   

この記事では、4つのデータを元に転職が当たり前になっていることを検証します

  • 2016年以降は毎年300万人以上の人が転職している
  • 30代の半数が転職を経験している
  • (採用担当者の見解)転職回数2回までは気にならない
  • 20代〜60代の半数以上が転職をポジティブに捉えている

 また、転職が当たり前になった背景と、そんな転職が当たり前の時代に知っておくべきことを解説します。

読んで頂ければ、転職に悩んでいる人もそうでない人も、現在の転職市場の状況が把握でき、自分のキャリアについて見直していくことができるでしょう。 

記事の最後には、おすすめの転職エージェントをご紹介しますので併せて参考にしてください。

あなたが今後どのようなキャリアを積んでいくかを考えるときに、ぜひこの記事を役立てて頂ければと思います。

1.【データで検証】転職は当たり前って本当?

現在の日本で、「転職は当たり前」という雰囲気になってきているのは事実です。

1章では、転職するのが一般的になってきているのがわかるデータを示して解説します。

 1-1.検証①|年間転職者数

転職は当たり前といえるデータ①

2016年以降は毎年300万人以上の人が転職している

総務省が令和3年2月に発表した労働力調査(令和2年平均)によると、2016年以降、毎年300万人以上の人が転職しているのがわかります。


転職者数の推移

出典:総務省統計局|労働力調査

2020年の労働者人口(15歳以上で働く意志と能力がある人)は6868万人なので、転職率は全体の4.64%(※)、いうなれば、100人の職場で年に4人〜5人が転職している割合になります。(※)2020年の転職者数319万人÷労働者人口6868万人

コロナウイルス感染拡大の影響もあって前年より転職者数の減っている2020年でも、それだけの人が転職を決めているのです。

1-2.検証②|年代別転職回数

「転職は当たり前」といえるデータ②

30代の半数が転職を経験している

 2017年にリクナビNEXTが会員データを元に行った集計では、30代になると半数以上の人が転職を経験しているという結果がでました。

転職経験なし1回2回3回4~5回6回以上
20代76%16%6%2%
30代47%24%16%8%5%
40代38%20%18%11%12%1%
50代34%21%17%11%16%2%

※(リクナビNEXTの集計を元に作成)

40代、50代と転職者は増加していき、40代では62%、50代では66%が転職経験者となっています。

さらにこの年代では1社のみの転職経験者は少数派で、転職者の多くが2社以上を経験していることがわかります。

1-3.検証③|転職者への企業側の見解

「転職は当たり前」といえるデータ③

(採用担当者の見解)

転職回数2回までは気にならない

 リクナビNEXTが企業の採用担当者に行ったアンケート調査で、「転職回数は何回目から気になりますか」と聞いたところ、2回目までを気にするのは全体の10%と少数であることがわかりました。

【転職回数が気になる回数は?】

1回2回3回4回5回6回7回~9回10回以上気にならない
2%8%40%16%12%4%2%1%15%

※(リクナビNEXTのアンケート結果を元に作成)このように、転職回数が3回になると急激にそれが気になる担当者が増えるという結果になりました。

ただ、気になるといっても一概に不利になるというわけではなく、次のようなケースでは3回以上の転職が好意的に受け取られる場合もあります。

  • 転職理由が明確である
  • 転職回数は多くても、それぞれの在籍年数は3年以上である
  • 専門的なスキルや能力を持っている

これを裏付ける数字として、同調査の中で、4回以上の転職経験者を採用したことがある企業が63%もあるという結果がでています。

【過去に採用した人で1番多かった転職回数は?】

1回2回3回4回5回6回7~9回10回以上
3%6%28%22%22%7%6%6%

※(リクナビNEXTのアンケート結果を元に作成)

 1-4.検証④|みんなの転職に対するイメージ

「転職は当たり前」といえるデータ④

20代〜60代の半数以上がポジティブに捉えている

 転職サービスのdodaが2018年に報告した、20代〜60代の会社員1,200人の「転職に対するイメージ」の調査で、転職に対して全世代で半数以上の人が転職をポジティブに捉えているということがわかりました。

【転職に対するイメージ調査の主な結果】

  • 全世代(20代〜60代)の会社員の56.4%が転職をポジティブに捉えている
  • 各世代でも、ポジティブがネガティブを上回る結果となった
  • 20代、30代の会社員の70.8%は、自分の転職について親が「賛成してくれると思う」と回答
  • 自分の子供の転職について「賛成」と回答した50代、60代は64.3%に上った

※(転職サービスdodaの調査結果を元に作成)

また、昨今では、SNSでも「転職は当たり前」という言葉をよく目にするようになりました。

いくつかご紹介しましょう。

以上のツイートからも、今は転職が当たり前の時代になっていることがお分かり頂けるかと思います。

2.転職が当たり前の時代になった背景

 「転職は当たり前」になったことをデータで検証しましたが、ではどうして、そのような考えが浸透してきたのか?   

転職が当たり前の時代になった背景には、3つの理由が考えられます。

 

  • 終身雇用の衰退
  • 若者たちの意識の変化
  • 海外のワークスタイルの影響

 それぞれ解説していきましょう。

 2-1.終身雇用の衰退

転職が当たり前の時代になった背景として、第一に挙げられるのが終身雇用の衰退です。

大手メーカーやメガバンクでさえリストラが実行され、1つの企業で働き続けることに対して危機感を感じる人が増え、転職への意識が高まったのです

2019年、経団連の中西会長が「企業からみると(従業員を)一生雇い続ける保証書を持っているわけではない」と話し、雇用慣行の見直しを唱えて話題になりました。

さらに同年、トヨタ自動車の豊田社長も雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきたと発言し、終身雇用に限界がきていることが広く知れ渡ったのです。

それまでの日本では新卒一括採用を行い、定年まで1社で働くという終身雇用の考え方が一般的でした。

しかしながら元来、終身雇用は高度経済成長期のようなピラミッド型の人口構成で成り立つもので、現在のような少子高齢化社会では、企業の人件費コストだけが増加していってしまいます。

実際、人口の多いジュニア団塊世代がシニア・ミドル層になった今、人件費コストは企業の大きな負担になり、リストラや、希望退職者を募る企業が後を絶ちません。

このような終身雇用の衰退が、「ひとつの企業に忠誠を尽くしても、この先どうなるかわからない」という考え方を広め、よりよい仕事や待遇を求めて転職することを当たり前にしていきました

2-2.若者たちの意識の変化

転職が当たり前になったのには、企業でプレイヤーとされる若者たちの意識の変化が影響しています。

現在20代〜30代の若者たちは、リーマンショックや親世代のリストラを目の当たりにしていて終身雇用を信用していません。

転職サービスdodaが会員登録者について調べた調査で、2011年から現在までの10年間に会員登録した人のうち、4月に登録した新社会人の数が10年間で26倍も増加していることがわかりました。

この結果から、新社会人は入社直後から中長期的な視点でキャリアを考え、自身の市場価値を把握しながら、将来の転職を選択肢に入れた情報収集を行う傾向が強くなってきていると考えられます。

新卒入社直後から今後のキャリアを見据えて行動する…1つの会社で生涯勤め上げるというよりも、ある程度スキルを身に着けたら次のステップに進む(転職する)、という考え方が当たり前になっているのです

2-3.海外のワークスタイルの影響

昨今、日本で転職が一般に浸透した背景には、海外のワークスタイルの影響があります。

海外…特に欧米では、会社がプロジェクトベースで必要な人材を採用するため、優秀な人材は「会社を渡り歩く」=「転職を繰り返す」のは至極当たり前になっていて、10回くらいの転職では誰も驚きません。

近年、海外で働く人や外資系企業の増加によって、日本にもそのような海外の働き方を知る人材が増えてきました。

それに伴って働き方やキャリアについての考え方に変化が生じ、個人のスキルを高め、成長していく上で「転職は当たり前」であるといった考え方が多くの日本人や日本企業に浸透しつつあるのです。

会社の中だけでなく業界や社会で通用するスペシャリストを目指す人が増え、企業もそういった人材を求める傾向が出てきています。

ただ見方を変えれば、業界・業種で普遍的な価値を持つスキルを持っていなければ望み通りの転職は叶いにくい、ということも覚えておかねばなりません。

転職は当たり前の時代になりましたが、だからこそ、今勤めている企業でなくとも通用する確かなスキルを磨いておく必要があるのです。

3.「転職が当たり前」の業種と職種

ここまで解説してきたように、昨今の日本では転職に対するイメージが以前よりポジティブになりました。

ただ、どんな企業においても転職が当たり前かというと、そうとも言い切れません。

この章では、転職求人倍率を元に、転職しやすい業種や職種を探っていきます。

3-1.転職が当たり前の業種トップは「IT/通信」

転職サービスdodaの業種別の転職求人倍率レポートによると、2021年1月〜4月の転職求人倍率(※)は以下の表のようになっています。

【転職求人倍率】

2021年IT/通信メディア金融メディカルメーカー商社
流通
小売り
外食
サービスその他
1月5.401.001.521.831.250.860.592.080.65
2月5.751.111.521.491.571.040.662.450.80
3月5.581.161.391.451.590.800.741.880.86
4月5.721.161.431.421.600.810.701.940.88

(転職サービスdodaの調査結果を元に作成)

(※)転職求人倍率は、(dodaにおける)登録者1名に対して中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です(小数第三位を四捨五入)。

ご覧の通り、群を抜いて転職求人率が高いのが「IT/通信」です。

この結果は、インターネットの急速な拡大により、IT業界が人手不足に陥っていることを反映しています。

ここ数年、IT業界の経験者は引く手あまたとなっています。

転職求人も多く、ある程度のスキルがあれば年収や待遇面の改善が期待できるため、どの業界よりも転職者が多い=転職が当たり前の業界になっているのです。

また、ニーズが拡大しているIT業界では、伸びしろや将来性に期待できる業界未経験者の採用も積極的に行っています。

これから学んでいきたい! 努力してスキルを身につけていきたい!という意欲があれば、他に比べて内定が決まりやすい業界だといえるでしょう。

3-2.転職求人率からわかる転職しやすい職種

転職求人率が群を抜いて高いのが「IT/通信」、後は「サービス」「金融」「メディカル」という業界が続きましたが、これらは具体的にどんな職種を指すのかがピンとこない人もいるでしょう。

それぞれの主な職種を下記に列挙しましたので、参考にしてください。

IT/通信の主な職種
IT業
  • システムエンジニア
  • プログラマー
  • Webデザイナー
  • セールスエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • ITコンサルタント   など
通信業
  • 固定電話、携帯やインターネット等の通信サービスの営業や販売
  • 固定電話、携帯やインターネット等の通信サービスのカスタマーサポート
  • ネットワークデザイン
  • 設備建設やメンテナンス
  • 先端研究開発   など
サービス業の主な職種
情報サービス業
  • ソフトウェア業
  • 情報処理・提供サービス業
  • ポータルサイト・サーバ運営業
  • WEBコンテンツ提供業   など

宿泊、飲食サービス業

  • 旅館、ホテル業
  • 食堂、レストランなどの飲食業
  • 配達飲食サービス業   など
教育、学習支援、医療、福祉、複合サービス業
  • 幼稚園
  • 学校
  • 学習塾
  • 病院
  • 保健所
  • 介護老人保健施設
  • 障害者支援施設   など
その他サービス業
  • 経営コンサルタント
  • 広告代理業
  • インターネット広告業
  • 法律事務所
  • 建築設計業
  • 写真家
  • 警備業
  • 文化団体   など
金融業の主な職種
  • 証券・銀行・保険会社をはじめとする金融関連企業の各種事務業務
  • 銀行内での事務業務
  • 株式や債権、デリバティブなど証券売買に関わるアシスタント業務
  • 損害保険会社内で行う保険商品に関わる様々な事務業務
  • 生命保険会社内で行う保険商品に関わる様々な事務業務
  • カード会社、クレジット会社内で行うローンに関わる様々な事務業務   など
メディカル業の主な職種
  • 研究開発業務
  • 臨床検査業務
  • 管理栄養士
  • 薬剤師
  • 臨床開発業務
  • 看護師・保健師

これらは、「転職は当たり前」という言葉に違わず、求人転職率が高めで転職しやすい職種といえそうです。

 4.転職が当たり前の時代でも「転職しない方がいい人」もいる

 現在のように転職が当たり前の時代でも「転職しない方がいい人」もいます。 

もしあなたが、以下のような人であるなら、今は転職をおすすめしません。

  • 会社を辞めたい理由が漠然としている人
  • まわりに流されて転職を考えている人
  • 転職後のキャリアプランを描けていない人

 よく読んで、自問自答してみましょう。

4-1.会社を辞めたい理由が漠然としている人

今の会社を辞めたい理由がハッキリしていない人には転職をおすすめできません。

「なんとなく合わない」といった漠然とした理由では、転職が失敗する可能性が高いでしょう。

何ひとつ不満のない、あなたにとって完璧な会社などどこにもありません。

「なんとなく合わない」程度の軽い気持ちで転職してしまうと、そこでもやっぱり「何か合わない」という同じ悩みを繰り返すことになってしまいます。

もし今、会社に対してなにかしっくりこないという悩みを抱えているなら、まずは、その悩みの原因を明確にするところから始めてください。

4-2.まわりに流されて転職を考えている人

あなたが転職を考えているのは、まわりの雰囲気に流されているだけではないでしょうか?

もし、そうだとしたら転職はおすすめしません。

転職が当たり前になった現在、同世代の友人や、同期のメンバーの中にも転職する人は多くいるでしょう。

それまでの不満を解消して、「年収が上がった」「好きな仕事に出会った」と、生き生きしている様子に刺激を受け、これまで意識していなかった「転職」に突然興味を抱くこともあるかと思います。

しかしながら、まわりが転職したからといって「自分も転職した方が良いんじゃ…」と考えるのは短絡的過ぎます。

転職は今の会社では叶えられない目標があったり、解決できない問題がある、といった理由で行うものです。

それがないのに転職をする必要はありません。

まわりに流され、特に手にしたいものがないのに転職をしたら、あとになって後悔する可能性が高くなります。

4-3. 転職後のキャリアプランを描けていない人

転職後のキャリアプランを描けていない人は転職に失敗しやすいです。

ただ、以下のような曖昧な目標では、仕事に対するモチベーションが上がらず、スキルアップはもちろん、キャリアアップも見込めなくなります。

  • スキルアップしたい
  • キャリアアップしたい
  • 成長したい

企業にも「やる気がない」とマイナスな評価をされてしまいます。

入社後、以下のような明確なキャリアプランを描けていない人は、今は転職をしない方がいいでしょう。

  • どのくらいでスキルアップをして、どのような業務に就いているのか
  • 何年後にどんなポジションに就いて会社に貢献していきたいか

5.転職が当たり前の時代には「自分の市場価値」を知っておこう

 ここまで解説してきたように、日本では「転職が当たり前」といわれる時代になりました。

記事をご覧のあなたが、今すぐ転職を考えているわけではないとしても、いつなんどき「転職しよう!」という決心をすることになるかわかりません。

来たるべき転職に備えて、今からしておいて欲しいのが『自分の市場価値を把握する』ことです。

市場価値を知るとはどういうことなのか?自分の市場価値はどんな風に判断すれば良いのか?を解説します。

5-1.ニーズのあるスキルや経験を備えているか?を把握する

転職市場における市場価値とは、「企業が求めるスキルや経験をどのくらい備えているか」を示すものです。

希望する職種で、あなたが持っているスキルや経験を求めている企業が多ければ、市場価値は高いといえます。

あなたのスキルや経験を求める企業が少なければ、市場価値は低くなります。

自分の市場価値を把握しておけば、あなたのスキルや経験を必要としてくれて、その能力に見合った待遇を提供してくれる企業を見つけやすくなります

また、今の自分の市場価値は低いとなれば、転職に備えて求められるスキルや経験を身につけていくことが必要になります。

同じ会社の同じ仕事だけをしていたのではスキルも経験も身につけようがないので、異動願いを出す、あるいは、新たな経験が積めるようなプロジェクトに率先して手を挙げるなどのアクションを起こしていくことになるでしょう。

5-2.自分の市場価値を知る方法

自分の市場価値を知るには、これまでのキャリアを棚卸して、できることと実績を洗い出すのがおすすめです。

この洗い出しの結果と企業が求めるスキルと経験がフィットするかを求人情報などで確認してみることで、自分の市場価値が把握できます。

また、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談し、転職のプロによる客観的な視点で経験・スキルを診断してもらい、どのように活かす道があるかアドバイスを受けてみるのも良いでしょう。

ほとんどの転職エージェントでは、転職の意思が固まっていない人も情報収集や相談のために登録して利用することができます。

プロのアドバイザーが、あなたのキャリアをヒアリングした上で客観的にあなたを評価し、市場価値を明確に判断してくれます

6.転職は当たり前の時代!まずは転職エージェントに登録しよう

転職は当たり前の時代… とはいうものの、1人で転職活動をするのが不安になったり、どのように転職活動を進めていけば良いのか分からなかったりすることもあるでしょう。

そんな時は、転職エージェントを活用するのがおすすめです。

転職エージェントでは、転職サイトや企業の採用サイトでは公開していない「非公開求人」を数多く保有しており、個人では探すことが難しい求人に出会える可能性が高まります。

また、転職支援のプロであるキャリアアドバイザーが、企業と求職者の間に立ち、希望や条件、将来的な目標などをもとに、転職活動をサポートしてくれます。

会社によってサービスに特色があり、担当するキャリアアドバイザーとの相性よっても活動の進行が違ってくるので、まず最初は複数の転職エージェントに登録してみるのがおすすめです。

活用していく中で、以下のようなポイントで自分に合うエージェントを見極めましょう。

  • 紹介や連絡のペースが自分に合っているかどうか
  • アドバイザーは親身に相談に乗ってくれるかどうか
  • 自分の希望に合った求人を紹介してくれるかどうか

相性の良い転職エージェントと出会って上手に活用していけば、様々なサポートが受けられます。

面接日程調整や内定獲得後は給与交渉なども行ってくれるので、スムーズな転職が叶います。

ここでは、数あるエージェントの中から、特におすすめしたい転職エージェントをご紹介します。

3社とも転職者に人気のある評価の高いエージェントになります。あなたの転職活動にぜひお役立てください。

6-1.リクルートエージェント

リクルートエージェント

 

出典:リクルートエージェント

業界最大手の「リクルートエージェント」は、圧倒的なデータを元に転職をサポートします。

業界最大級の求人数と各業界に精通したキャリアアドバイザー数を誇っているほか、リクルートならではの、職務経歴書を簡単に作る「レジュメNavi」や、企業の社風までわかる「AGENT REPORT」などコンテンツも充実しています。

特徴
  • 業界トップクラスの求人件数!
  • 転職支援実績は累計45万人以上
  • 現在「電話・オンライン」での転職相談を実施中
  • 20代〜50代まで幅広い年齢の方に対応
公式サイトリクルートエージェント

6-2.マイナビエージェント

マイナビエージェント

出典:マイナビエージェント

マイナビエージェント」は国内最大級の転職実績を持っていて、特に20代や初めて転職する方に適した転職エージェントです。

営業職やIT技術職といった様々な業界に精通したアドバイザーが在籍、マイナビだけの独占求人が非常に多いことも魅力のひとつです。

大手や人気企業の穴場求人を求めている方、若くしてキャリアアップしたい!とお考えの方に特におすすめです。

特徴
  • 20代に信頼されている転職エージェントNo1!
  • マイナビだけの独占求人が多い
  • 大手上場企業からベンチャー企業の人事と太いパイプがある
  • 現在「電話・オンライン」での転職相談を実施中
公式サイトマイナビエージェント

6-3.doda

doda

出典:doda

doda」は、日本最大級の転職支援実績と取扱い求人数を誇る転職サービスです。

「転職サイト」と「転職エージェント」の両方の機能を持っているのが特徴で、自分のペースで就活をしたい人は求人検索を利用し、個人での転職活動が不安な人、時間がない人はエージェントを利用するなど自分の状況に合わせた活用ができます。

大手企業からベンチャー企業まで多くの求人を扱っていて、キャリアアップや新たなチャレンジなど様々な要望が叶います。

特徴
  • 自分のペースで転職活動ができる!
  • 年収査定や合格診断などのコンテンツが充実
  • 大手優良企業への転職実績多数
  • 現在「電話・オンライン」での転職相談を実施中
公式サイトdoda

7.まとめ

一昔前は「定年まで1社で働く」という終身雇用の考え方が一般的だった日本ですが、その終身雇用が衰退した現在、「転職は当たり前」になりました。

それは、本文中でご紹介した以下のデータから明らかです。

  • 2016年以降は毎年300万人以上の人が転職している
  • 30代の半数が転職を経験している
  • (採用担当者の見解)転職回数2回までは気にならない
  • 20代〜60代の半数以上が転職をポジティブに捉えている

この時代を生き抜くあなたは、今すぐ転職を考えていないとしても、「自分の市場価値」を把握しておくべきです。

市場価値を把握しておけば、転職を考えたときに、あなたのスキルや経験を必要としてくれて、その能力に見合った待遇を提供してくれる企業を見つけやすくなります

自分の市場価値の判断が難しい場合は、転職エージェントに登録して、キャリアアドバイザーの客観的な視点で経験・スキルを診断してもらうのも一案でしょう。

この記事が、仕事やキャリアに対するあなたのお悩み解消に少しでも役立つことを祈っています。

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あなたが目指すべき
キャリアアップとは?

よりよいキャリアアップを目指して先々の計画を立てることをキャリアデザインと言います。
どのようなキャリアを積み、自分の人生に役立てていくかを、常日頃からイメージしておくとよいでしょう。
もちろん、無理してキャリアアップなどせずに平坦に暮らしていたいというのも、ひとつの考え方です。

スキルを磨いて

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