【仕事の種類一覧】15分類170種|伸びる業界・人気業種

【仕事の種類一覧】15分類170種|伸びる業界・人気業種

将来のことを考えたとき、これから仕事を探すとき、転職を考えたとき、知っている仕事の種類の中から探そうとすると、どうしても行き詰ってしまうことがあるでしょう。

世の中には、あなたが思っている以上にたくさんの種類の仕事があります。幅広い業界のいろいろな仕事の種類を知っておくことで、選択肢が多くなり、将来の可能性も大きく広がっていきます。

この記事では、さまざまな業界、ジャンルの仕事を15に分類し、それぞれの分類の中から主な仕事の種類について解説します。

IT・Web

医療

介護・福祉

教育・保育・研究

販売・接客・サービス

運輸・物流

土地・建物

美容・ファッション

出版・広告・マスコミ

金融・保険

オフィス系

警察・消防・セキュリティ

法律

ものづくり

その他

また、仕事探しに役立つ情報として、次の3種類の情報をご紹介します。

・これから伸びる可能性が高い仕事の種類4選

・人気の業種ランキング

・どの仕事を選ぶか決める3つの方法

この記事を読むことで、幅広い業界、ジャンルの仕事の種類を知り、将来自分がどような働き方をしているのかを具体的にイメージすることができるようになるでしょう。

ぜひ、最後までご覧ください!

目次

1.【仕事の種類一覧】15分類170種の仕事・職種一覧

この章では、仕事の種類を業界やジャンルごとに15分類し、それぞれの分類について、主な職種一覧、仕事の特徴、代表的な職種の平均年収情報をご紹介します。

平均給与データについて

この記事の中でご紹介している主な平均給与データは、e-Stat(政府統計ポータルサイト)の2019年「賃金構造基本統計調査」によるものです。実際の金額は、職種や年齢、勤務年数、勤務先の規模などによって異なります。参考値としてご覧ください。

参考:e-Stat 賃金構造基本統計調査

1-1.IT・Webに関する仕事

IT・Webに関する仕事

現在の私たちの生活は、さまざまな分野で稼働するコンピューターシステムやネットワーク通信システムなしでは成り立たちません。これらのシステム開発やネット環境の構築を担うIT・Webに関連する業界の市場規模は年々拡大し、常に多くの人材が求められています。

1-1-1.主な職種一覧

職種

内容

必要な資格

システムエンジニア

設計、開発、テストなどすべての工程に携わり、システム開発を行う

プログラマー

システム開発で、プログラミングを行う

システムアナリスト

情報システムの分析、企画などを行う

ネットワークエンジニア

LANやサーバ、Webサーバーの構築・管理などを行う

システム運用・保守

システムの正常な稼働をサポートし、トラブル時の対応を行う

Webデザイナー

Webサイトをデザイン、構築する

Webエンジニア

Webサイトで使用するシステムを開発する

ゲームクリエイター

コンピューターゲームを設計・開発する

 1-1-2.職種別の平均給与

職種

平均年収

システムエンジニア

555万2,300円

プログラマー

377万2,500円

※「e-Stat 賃金構造基本統計調査」に記載のデータのみ紹介

1-1-3.向いている人

高度な技術が求められるITの分野では、理系の知識が高く評価されますが、文系の人も多く活躍しています。未経験でも、働きながら技術や知識を学ぶことが可能です。

また、IT分野では次々と新しい技術が開発されていくので、学ぶのが好きな人に向いています。

1-2.医療に関する仕事

医療に関する仕事

私たちの健康な生活を支えてくれる医療に関する仕事は、これから先も変わることのない、なくてはならない存在です。医師、看護師、薬剤師ほか、さまざまな専門的な職種があり、医療に関する分野には常に多くの人材が必要とされています。

国家資格を必要とする職種だけでなく、医療事務や歯科助手のように未経験からチャレンジできる職種もあります。 

1-2-1.主な職種一覧

職種

内容

必要な資格

医師

病気の治療やリハビリテーション、予防などを行う

国家資格

看護師

医師の治療をサポートし、患者のケアを行う

国家資格

准看護師

医師、看護師の指示により、治療のサポートや患者のケアを行う

都道府県知事認定の資格

看護助手(看護補助)

看護師のサポート、患者の世話などを行う。医療行為は行わない

助産師

お産のサポートや、妊娠・出産・産後を通して女性や赤ちゃんのケアを行う

国家資格

保健士

自治体の保健所などで、地域住民の健康を支えるための支援活動を行う

国家資格

薬剤師

薬局または病院で、薬の調剤を行う。または、メーカーなどで薬の研究開発に携わる

国家資格

診療放射線技師

放射線による検査や治療を行う

国家資格

作業療法士

日常生活に必要な、身体の機能回復をサポートする

国家資格

理学療法士

日常生活やさまざまな活動を通して、身体と心のリハビリテーションを行う

国家資格

言語聴覚士

聴力、音声、言語、嚥下、摂食機能に問題のある方への検査、訓練などを行う

国家資格

臨床検査技師

病院または検査センターに勤務し、医師の指示で患者の身体の検査を行う

国家資格

管理栄養士

栄養指導、栄養管理、給食管理などを行う

国家資格

栄養士

栄養指導や給食の運営を行う

都道府県知事認定の資格

臨床心理士

心理的な問題を抱える人をサポートする

内閣府認可団体による資格

医療事務

医療機関の受付・会計、クラーク業務、レセプト業務など事務的な業務を行う

歯科医師

虫歯の治療、口腔内の病気の治療、歯列矯正などを行う

国家資格

歯科衛生士

歯科医師の治療をサポート、患者への指導などを行う

国家資格

歯科助手

歯科医師・歯科衛生士のサポート、事務的な業務を行う

歯科技工士

歯科医師の指示で、義歯(人工的な歯)を作ったり、メンテナンスを行う

国家資格

柔道整復師

外科敵な治療ではなく手技療法で、捻挫、骨折、脱臼などのケガを治療する

国家資格

あん摩マッサージ指圧師

あん摩、マッサージ、指圧の手技により、身体の痛みや不調を改善する施術を行う

国家資格

整体師

身体の不調、疲れを緩和する施術を行う

鍼灸(しんきゅう)師

鍼(はり)、灸(きゅう)を使って、病気の治療や予防、健康回復を行う

国家資格

獣医師

動物の治療などを行う

国家資格

1-2-2.職種別の平均給与

職種

平均年収

医師

1,143万3,400円

歯科医師

724万2,500円

獣医師

563万1,600円

薬剤師

517万9,700円

看護師

460万5,700円

准看護師

400万4,200円

看護補助者

281万4,100円

診療放射線・診療エックス線技師

493万7,600円

臨床検査技師

461万4,400円

理学療法士、作業療法士

393万4,200円

歯科衛生士

327万7,200円

歯科技工士

417万3,000円

栄養士

341万7,500円

※「e-Stat 賃金構造基本統計調査」に記載のデータのみ紹介

1-2-3.向いている人

医師や看護師、薬剤師など専門的な知識や技術を必要とする職種が多く、国家資格や認可が求められます。また、人と接する機会が多く、コミュニケーション能力も必要とされるので、人と関わることが好きな人に向いています。

1-3.介護・福祉に関する仕事

介護・福祉に関する仕事

介護・福祉に関する分野の仕事は、高齢化が加速する中で特にニーズが高まっています。

ホームヘルパーとして身の回りの世話をするだけでなく、介護福祉士や社会福祉士といった国家資格を取得して、より幅広い仕事を担当することで収入アップを目指すことができます。

 1-3-1.主な職種一覧

職種

内容

必要な資格

介護福祉士

介護が必要な人、その家族に対しての生活援助や指導、助言を行う

国家資格

社会福祉士

ソーシャルワーカーとも呼ばれる。身体的・精神的・経済的なハンディキャップのある人をサポートする

国家資格

精神保健福祉士

精神科ソーシャルワーカー。精神的な障害のある人をサポートする

国家資格

ケアマネジャー

正式名称は、介護支援専門員。介護を必要とする人が必要なサポートを受けられるよう調整を行う

都道府県が管理する公的資格

ホームヘルパー

正式名称は、訪問介護員。介護サービスを利用する人の生活をサポートする

民間資格

生活支援員

障がいを持った人の生活をサポートする

1-3-2.職種別の平均給与

職種

平均年収

ケアマネージャー

374万8,700円

ホームヘルパー

270万2,100円

※「e-Stat 賃金構造基本統計調査」に記載のデータのみ紹介

1-3-3.向いている人

サポートを必要としている人と直接関わることで、やりがいを感じることのできる仕事です。人の役に立ちたいと考える人に向いています。

1-4.教育・保育・研究に関する仕事

教育・保育・研究に関する仕事

保育園、幼稚園から、小・中・高、特別支援学校、各種学校、大学の指導者、養護教諭や児童指導員などがこの分野に含まれます。塾の教師や図書館の司書も、教育に携わる仕事といえるでしょう。

教育の仕事はコンスタントに需要があり、今後少人数教育が実現されるようになれば、さらに需要が高まることが予測されます。

研究者として専門分野の研究を続けていく場合は、大学や研究機関のほか、企業での需要が高く多くのチャンスがあります。

 1-4-1.主な職種一覧

職種

内容

必要な資格

保育士

乳児から小学校入学前までの幼児を預かり、保育を行う

国家資格

幼稚園教諭

3歳から小学校入学前の幼児を預かり、教育を行う

教員免許

小学校教諭

小学校で、児童に教育と生活の指導をする

教員免許

中学校教諭

中学校で、生徒に専門教科の教育、進路指導、生活指導を行う

教員免許

高等学校教諭

高等学校で、生徒に専門教科の教育、進路指導、生活指導を行う

教員免許

養護教諭

児童、生徒、学生の健康管理を行う

教員免許

特別支援学校教諭

養護学校、盲学校、聾学校で、それぞれの生徒に合わせた教育、進路指導、生活指導を行う

教員免許

児童指導員

知的・身体的障がいを持った児童の生活へのサポートを行う

任用資格、他

大学教員

大学で学生への指導、専門分野の研究などを行う

塾講師

おもに小学生から高校生までを対象とした進学塾、補習塾で、個別指導・集団指導を行う

学芸員

博物館で、資料の収集、管理、研究などを行う

国家資格

司書

図書館で本や資料を管理、貸出などの業務を行う

国家資格

研究者

大学や研究機関、企業などで研究を行う

1-4-2.職種別の平均給与

職種

平均年収

保育士

328万4,400円

幼稚園教諭

341万8,400円

高等学校教諭

711万8,500円

大学教授

1,146万7,900円

塾・予備校講師

395万8,600円

自然科学系研究者

621万8,200円

※「e-Stat 賃金構造基本統計調査」に記載のデータのみ紹介

1-4-3.向いている人

教育に関する仕事は、人に教えたい、伝えたいという熱意を持った人に向いています。生徒やその保護者と直接関わる機会が多いので、専門分野での知識に加えコミュニケーション能力も必要とされます。 

1-5.販売・接客・サービスに関する仕事

販売・接客・サービスに関する仕事

サービス業と呼ばれる分野には、販売、飲食、旅行、ホテル、美容などさまざまなジャンルがあり、働く場所も多岐にわたります。中には国家資格や特定の資格を必要とする職種もありますが、職種によっては働きながら経験を積むこともできます。

1-5-1.主な職種一覧

職種

内容

必要な資格

客室乗務員(CA)

旅客機内で、接客や保安管理を行う

グランドスタッフ

空港で、搭乗手続きや接客業務を行う

ホテルスタッフ

ホテルで、宿泊客にさまざまなサービスを提供する。フロント、コンシェルジュ、ハウスキーピング、ドアマンなど、旅館の場合は、仲居と呼ばれる

調理師

レストランやカフェなどの飲食店、ホテル、旅館、結婚式場、給食室、企業や病院の調理場などで調理を行う

国家資格

パティシエ

ホテルや工場、専門店などで洋菓子を作る

関連する国家資格あり

パン職人

工場、専門店などでパンを製造する

ホールスタッフ

飲食店、ホテルなどで、接客をする

バリスタ

コーヒーを淹れる高いスキルと、豆や焙煎に関する知識を持ち、客にコーヒーを提供する

民間資格あり

ツアーコンダクター

ツアーのスケジュール管理、宿泊や食事の手配、トラブル対応などツアーをトータルにサポートする

必要な国家資格あり

バスガイド

観光バスや貸切バスに乗車し、ツアーをサポートする

販売スタッフ

店舗で商品の販売を行う

バイヤー

流通業で、店舗で売るための商品を探し、買いつける

ウエディングプランナー

結婚式場などで、結婚式をプロデュースする

葬祭ディレクター

お通夜、お葬式をトータルにサポートする

厚生労働省認定資格

1-5-2.職種別の平均給与

職種

平均年収

客室乗務員

502万2,300円

販売員

325万7,600円

※「e-Stat 賃金構造基本統計調査」に記載のデータのみ紹介

1-5-3.向いている人

お客さまに直接サービスを提供し、喜んでもらえることが大きなやりがいにつながる仕事です。人と関わるのが好きな人、人を喜ばせるのが好きな人に向いています。

自分の好きな分野、得意とする分野で働けるという点も大きな魅力です。

1-6.運輸・物流に関する仕事

運輸・物流に関する仕事

鉄道、航空、自動車で物資や人を運ぶ、運輸・物流は、多くの人や物の移動に欠かすことのできない重要なライフラインです。ネット通販の増加により物流のニーズは年々高まっており、特に、トラック運転手やセールスドライバーといった職種では多くの人材が必要とされています。

1-6-1.主な職種一覧

職種

内容

必要な資格

パイロット

航空機を操縦して客や物資を運ぶ。航空機操縦士

国家資格

電車運転士

電車を運転して客や物資を運ぶ

国家資格

航海士

船を操縦して客や物資を運ぶ

国家資格

タクシー運転手

車を運転して客を目的地まで運ぶ

指定の免許が必要

トラック運転手

トラック、タンクローリー、トレーラーなどを運転して物資を運ぶ

指定の免許が必要

バス運転手

バスを運転して客を目的地まで運ぶ

指定の免許が必要

セールスドライバー

トラックを運転して、物資を指定の場所まで運ぶ。集荷や集金なども行う

自動車整備士

自動車の整備・点検・修理を行う

国家資格

航空整備士

航空機の整備・点検・修理を行う

国家資格

航空管制官

航空機が安全に飛べるよう、離着陸できるよう、パイロットに指示を伝える

車掌

電車の車内や駅のホームで、電車の運行をサポートする

1-6-2.職種別の平均給与

職種

平均年収

航空機操縦士

1,034万9,500円

電車運転士

639万9,300円

タクシー運転者

279万7,300円

営業用大型貨物自動車運転者

413万5,700円

営業用バス運転者

418万8,700円

営業用普通・小型貨物自動車運転者

366万9,500円

電車車掌

596万7,700円

※「e-Stat 賃金構造基本統計調査」に記載のデータのみ紹介

1-6-3.向いている人

運転士・運転手の職種には、体力があり、運転することが好きな人に向いています。パイロットや電車運転士などの場合は、落ちついて冷静な判断ができ、丁寧な作業ができる人に向いています。

1-7.土地・建物に関する仕事

土地・建物に関する仕事

建物をつくる建築・建設・土木業界には、小規模の住宅から大型の建造物、高層ビルの建設、ダムなどのインフラに関する土木工事など幅広い分野があります。全体の市場規模としては縮小傾向ですが、コンスタントな需要があります。

土地や建物を売買したり管理する不動産業界は、空き家の活用やリノベーションといった新しいサービスが広がっていくことで、引き続き市場が拡大していくことが予想されています。

1-7-1.主な職種一覧

職種

内容

必要な資格

建築士

建築物を設計し、工事の管理を行う

国家資格

建築設備士

建築士に、建築設備の設計・工事監理についてアドバイスをする

国家資格

インテリアコーディネーター

家具、照明など建物の内装(インテリア)を選び、快適な空間を提案する

インテリアデザイナー

家具、照明などのインテリアを設計する

不動産鑑定士

不動産を鑑定し、評価する

国家資格

土地家屋調査士

土地を調査、測量し、登記の申請手続きを行う

国家資格

宅建士(宅地建物取引士)

不動産を取引する際に、契約締結などの業務を行う

国家資格

ビルメンテナンス

商業施設、オフィスビルなどの管理、メンテナンスを行う

必要な国家資格あり

大工

ノコギリ、ノミ、カンナなどの道具で、木造建築物の下地を造る

電気工事士

建物の電気設備を設計、施工する

国家資格

重機オペレーター

工事現場や工場で、フォークリフト、ショベルカー、クレーン車などの重機を操作する

必要な国家資格あり

塗装工

建築物や金属、家具、車などにペンキで塗装を行う

溶接工

複数の材料を加熱・加圧して接合する作業を行う

必要な国家資格あり

配管工

給排水設備、ガス、空調などの配管工事、取り付け工事を行う

建築板金工

屋根や外壁などに使われる金属板を加工する

関連する国家資格あり

測量士

建設工事において、土地の面積などの測量を行う

国家資格

環境計量士

騒音、振動、空気中の有害物質の濃度を測定、計測する

国家資格

1-7-2.職種別の平均給与

職種

平均年収

一級建築士

561万600円

不動産鑑定士

663万6,100円

測量技術者

419万2,300円

大工

381万9,800円

金属・建築塗装工

412万9,500円

配管工

385万7,900円

溶接工

404万5,900円

板金工

404万1,900円

※「e-Stat 賃金構造基本統計調査」に記載のデータのみ紹介

1-7-3.向いている人

建築の仕事は、ものづくりが好きな人に向いています。また、責任をもって最後まで続けることができるということも大切なポイントです。安全で確かな技術が求められるため、国家資格を必要とする職種が多いという特徴があります。

不動産に関する仕事は、フットワークがよく、コミュニケーション能力のある人に向いています。

1-8.美容・ファッションに関する仕事

美容・ファッションに関する仕事

髪、肌、容姿を美しくする美容へのニーズは高まっており、かなり大きな市場規模があります。ファッション・アパレル業界の現状としては、低コスト化、ファッションの多様化などによって業界全体の様子が変わりつつあるといえます。新しいサービスの開発や海外進出などにチャレンジできるチャンスがあります。

 1-8-1.主な職種一覧

職種

内容

必要な資格

美容師

カットやカラー、パーマなどで客の髪を美しく整える

国家資格

理容師

カットや顔そりなどで客の容姿を整える

国家資格

エステティシャン

マッサージや全身を美しくする施術を行う

民間資格あり

美容部員

化粧品売り場で接客、化粧品を販売する

スタイリスト

タレントやモデル、出演者のファッションをコーディネートする

デザイナー

洋服、靴、バッグなどをデザインする

パタンナー

デザイン画からパターン(型紙)を作る

1-8-2.職種別の平均給与

職種

平均年収

美容師

280万7,200円

理容師

280万7,200円

デザイナー

422万0,800円

※「e-Stat 賃金構造基本統計調査」に記載のデータのみ紹介

1-8-3.向いている人

ファッションや美容に特に興味を持っている人におすすめの仕事です。自分が興味のある分野に特化して仕事ができるという点が大きな魅力です。コンスタントに続けていくことで技術を高める、独立して活躍することもできます。 

1-9.出版・広告・マスコミに関する仕事

出版・広告・マスコミに関する仕事

出版・広告・マスコミ業界では、テレビ、新聞、雑誌、Webなどさまざまメディアを通して情報を発信します。最も大きな影響力を持つ主要メディアといえば、テレビ、新聞でしたが、近年は多くのサービスがWebに移行しつつあります。

Webメディアによる出版・広告・マスコミ市場は年々拡大。特に、Webによるネット広告市場が存在感を増しています。

1-9-1.主な職種一覧

職種

内容

必要な資格

編集

書籍、雑誌などの企画から出版までの工程をトータルに管理する

校正

記者やライターが書いた文章の誤字脱字、体裁などの不具合をチェックする

記者

ニュースや事件、最新の出来事を取材し、新聞、雑誌、報道、Webメディアなどで記事を書く

ライター

雑誌、書籍、Webメディアなどさまざまな媒体に掲載する文章を書く

DTPオペレーター

印刷用にレイアウトしたデータを作成する

イラストレーター

雑誌、ポスター、書籍やWebサイトなどさまざまな媒体に載せるイラストを描く

ディレクター

テレビなどの番組制作現場を監督する

プロデューサー

テレビなどの番組を企画し、番組全体を指揮、進行する

AD

アシスタントとして番組制作をサポートする

放送作家

テレビやラジオ番組を企画し、台本を書く

脚本家

映画やドラマのストーリーをつくり、台本を書く

演出家

舞台やドラマ、映画制作で演出を行う

映画監督

映画制作の責任者として全工程に携わる

照明スタッフ

イベント、舞台など撮影現場で照明を操作する

美術スタッフ

舞台、テレビ、映画などで使用する舞台装置や小道具を作る

映像クリエイター

CG技術を使って映像作品を作る

テレビカメラマン

テレビなどの番組を撮影する

1-9-2.職種別の平均給与

職種

平均年収

記者

862万4,200円

※「e-Stat 賃金構造基本統計調査」に記載のデータのみ紹介

1-9-3.向いている人

さまざまな情報に触れる機会が多く、常に好奇心を持っている人に向いています。自分が発信する情報を多くの人に伝えたいという情熱のある人におすすめの仕事です。

1-10.金融・保険に関する仕事

金融・保険に関する仕事

金融に関する分野には、銀行、信託、ローン、証券などさまざまなジャンルがあり、公認会計士や税理士、FPとして独立して活躍したり、経理として企業に勤務する、税金を扱う公務員として勤務するなどさまざまな働き方が可能です。

1-10-1.主な職種一覧

職種

内容

必要な資格

銀行員

銀行に勤務し、預金や貸付などさまざまな業務を行う

生命保険会社社員

病気やけが、死亡時などの事態に備えるための保険商品を企画し、販売する

保険外交員

個人や企業に保険商品を提案する

損害保険会社社員

トラブルやリスクに備えるための保険商品を企画し、販売する

公認会計士

企業の決算などの会計書類の監査や、コンサルティング業務などを行う

国家資格

税理士

個人や企業の税務処理をサポートする

国家資格

経理

企業に勤務し、決算などの会計業務を行う

ファイナンシャル・プランナー(FP)

個人や企業に対して、資産設計のアドバイス、提案を行う

国家資格、民間資格

ファンドマネージャー

投資家から預かった資金を運用する

中小企業診断士

中小企業の経営について助言を行い、サポートする

国家資格

国税専門官

税務署や国税局に勤務し、税務調査などを行う

財務専門官

財務局に勤務し、金融や財政に関する業務を行う

1-10-2.職種別の平均給与

職種

平均年収

公認会計士

1,036万6,100円

税理士

1,036万6,100円

保険外交員

368万4,400円

※「e-Stat 賃金構造基本統計調査」に記載のデータのみ紹介

1-10-3.向いている人

数字を一つひとつ確認していく細かな作業が必要な、根気のいる仕事です。また、資格を取るためだけでなく常に新しい知識を学んでいかなければならないので、興味をもって勉強を続けていける人に向いています。

1-11.オフィス系の仕事

オフィス系の仕事

組織に所属しオフィスで働く人のことを、オフィスワーカーといいます。オフィスワーカーには、事務職や営業職、広報、総務、経理、人事などさまざまなジャンルがあります。勤務する企業や組織の種類によっても、仕事の内容がかわります。

1-11-1.主な職種一覧

職種

内容

必要な資格

営業

商品やサービスを紹介、提案する

事務

書類作成や申請手続きなどさまざまな事務作業、来客の対応などを行う

品質管理

生産する商品の品質管理を行う

カスタマーサポート

顧客の問い合わせに対応する

企画

新たな商品やサービスを企画、提案する

広報

企業や組織の情報を、組織の内外に広く伝える

人事

人材の採用、教育、労務管理などを行う

OAオペレーター

パソコンなどを使って書類作成やデータ作成を行う

秘書

上司のスケジュール管理や外部との連絡などをサポートする

1-11-2.職種別の平均給与

職種

平均年収

営業系

442万円

事務/アシスタント系

332万円

企画/管理系

516万円

参考:doda(デューダ)平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)

1-11-3.向いている人

オフィス系の仕事は、コミュニケーション能力があり、協力して仕事を進めることができる人に向いています。

さらに、営業職であればフットワークが軽く、行動的な人、事務職であれば細かい作業を根気よく続けられる人に向いているといった特徴があります。

1-12.警察・消防・セキュリティに関する仕事

警察・消防・セキュリティに関する仕事

災害、事故、犯罪などの危険から国民を守り、私たちの安全な生活を支えてくれるのが、警察、消防、セキュリティに関する仕事です。公務員として警察や消防、自衛隊で働くほか、民間の企業や組織で警備員として働くことができます。

1-12-1.主な職種一覧

職種

内容

必要な資格

警察官

事件を解決し、社会の治安と国民の安全を守る

消防士

火災の消火活動、救助や救急活動を行う

刑務官

刑務所、拘置所などで入所者の更生をサポートする

法務教官

少年院、少年鑑別所などで入所者の更生をサポートする

自衛官

国の安全を守るための活動を行う

海上保安官

日本の海域で、海の治安と安全を守る

入国審査官

外国人の日本への入出国を管理する

警備員

施設、工事現場、人が集まるところで警備をする

1-12-2.職種別の平均給与

職種

平均年収

警察官

約550万円~700万円

消防士

約550万円~700万円

警備員

298万1,000円

※「e-Stat 賃金構造基本統計調査」に記載のデータのみ紹介

参考:令和2年地方公務員給与実態調査結果等の概要

1-12-3.向いている人

人の役に立ち、やりがいを感じられる仕事です。精神力、忍耐力が必要とされ、体力のある人、規律を守り行動できる人に向いています。

1-13.法律に関する仕事

法律に関する仕事

法律に関する業界では、近年、ITと関連した「リーガルテック」のニーズが高まっています。法律業界のIT化、さまざまな分野のIT化にともなう法手続きの需要など、今後さらに市場規模が大きくなっていくいことが予測されています。

1-13-1.主な職種一覧

職種

内容

必要な資格

弁護士

刑事事件や民事事件で、代理人として法的な手続きを行う

国家資格

弁理士

特許や商標など知的財産に関するさまざまな手続きを行う

国家資格

司法書士

不動産登記などで、法律に則った手続きを代行する

国家資格

行政書士

法律に則った書類の作成、申請手続きなどを代行する

国家資格

社会保険労務士

労働や社会保険の問題についてのコンサルティング、書類作成、申請などを代行する

国家資格

海事代理士

海事において、法律に則った手続きを代行する

国家資格

パラリーガル

弁護士のアシスタントとして、事務手続きやさまざまな作業をサポートする

裁判官

裁判所で刑事訴訟や民事訴訟などの裁判を行う

必要な国家資格あり

検事

被疑者の取り調べを行い、事件を立証するための活動を行う

必要な国家資格あり

労働基準監督官

法律に基づき、労働者と事業者の間のトラブルを調査、解決する

法務

企業や公的機関で、コンプライアンスなど法律に関する業務を担当する

1-13-2.職種別の平均給与

職種

平均年収

弁護士

680万3,700円

社会保険労務士

348万3,100円

※「e-Stat 賃金構造基本統計調査」に記載のデータのみ紹介

1-13-3.向いている人

弁護士、司法書士など「士業」と呼ばれる仕事の種類は、責任感があり、まじめで根気強く仕事に取り組めるタイプの人に向いています。

1-14.ものづくりに関する仕事

ものづくりに関する仕事

ものづくりに関する仕事には、自然のものをとったり育てたりする農業や畜産、水産業など第一次産業、それらを加工してものをつくる工業などの第二次産業があります。食品を加工して製造販売するメーカーなども、第二次産業にあてはまります。

1-14-1.主な職種一覧

職種

内容

必要な資格

農家

農作物を育てて販売する

酪農家

主に乳牛を育てて、生乳や加工品を販売する

漁師

海や川で魚介類をとって販売する

機械組立工

工場などで機械を組み立てる

機械設計エンジニア

機械の設計をする

家具職人

工場などで家具をつくる

1-14-2.職種別の平均給与

職種

平均年収

機械組立工

424万9,200円

家具工

285万9,400円

※「e-Stat 賃金構造基本統計調査」に記載のデータのみ紹介

1-14-3.向いている人

農業や畜産業は、動物や植物が好きな人、地道な作業を根気強く続けられる人に向いています。機械やさまざまなものをつくる仕事は、自分で何かをつくるのが好きな人、細かい丁寧な作業ができる人に向いている仕事です。

1-15.その他のジャンルの仕事

その他のジャンルの仕事

この章では、これまでの14の分類に入っていない仕事の種類をご紹介します。

1-15-1.主な職種一覧

職種

内容

必要な資格

清掃業

ビルや店舗などの清掃を行う

洗濯工(クリーニング)

衣類や布製品を洗う

家政婦

一般家庭の家事を代行、サポートする

ベビーシッター

親にかわって乳幼児の世話をする

スポーツインストラクター

スポーツの技術を指導する

スポーツトレーナー

スポーツのための訓練や身体づくりをサポートする

1-15-2.職種別の平均給与

職種

平均年収

ビル清掃員

227万7,600円

洗たく工

233万2,900円

※「e-Stat 賃金構造基本統計調査」に記載のデータのみ紹介

1-15-3.向いている人

清掃業や家事代行を行う家政婦の仕事は、きれい好きな人、ひとつのことに集中して取り組める人に向いています。

スポーツトレーナーやスポーツインストラクターは、専門的な知識や技術に加え、コミュニケーション能力の高い人に向いている仕事です。

2.これから伸びる可能性が高い仕事の種類4選

これから伸びる可能性が高い仕事の種類4選

次々と新しい技術が発展し、社会全体の生活様式が変わっていく中で、さまざまな分野の市場規模も年々変化しています。

現在ニーズが高まりつつあり、これから伸びていく可能性が高いと考えられている4つの仕事の種類をご紹介します。

これから伸びる可能性が高い仕事の種類

ITに関する仕事

健康食品に関する仕事

介護・福祉に関する仕事

ネット広告に関する仕事

2-1.ITに関する仕事|新しいビジネスを担う人材の育成が不可欠

ITに関する仕事|新しいビジネスを担う人材の育成が不可欠

出典:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」

ITの技術はあらゆる分野で必要とされており、業界全体のさらなる成長が見込まれています。しかし、現在すでにITに関わる人材が不足し、経済産業省の調査によると、2030年には約79万人の人材が不足することが予測されています。

特に、サイバーセキュリティに対応できる人材やAIを使える人材、これから先の時代に欠かせないビッグデータを使いこなすことのできる人材が圧倒的に不足しており、人材の育成が不可欠です。

将来性の高いIT業界には、これから経験を積んで、技術や知識を学んでいきたいと考えている人に大きなチャンスがあります。

2-2.健康食品に関する仕事|国内外の需要増が加速

人が生きていくために欠かせない「食」を支える食品業界は、この先もなくなることはありませんが、人口減少にともない規模が縮小していくことが予測されています。しかしその一方で、市場規模を拡大しているジャンルもあります。

中でも成長著しいのが、健康食品業界です。

健康志向の高まりや、高齢者向け健康食品の必要性といった要因に加え、国が定める機能性表示食品制度や特定保健用食品制度といった取り組みが、健康食品需要増加を後押ししています。

海外では、日本以上に大きな健康食品への需要があり、将来的に大きな成長が期待されます。

2-3.介護・福祉に関する仕事|AIに代替不可能なため今後も需要が大きい

介護・福祉に関する仕事|AIに代替不可能なため今後も需要が大きい

出典:経済産業省「将来の介護需給に対する高齢者ケアシステムに関する研究会」

高齢化が進み、介護・福祉業界の市場規模はさらに拡大しつつありますが、高齢化社会を支える介護・福祉業界は、現在すでに人手不足の状態にあります。経済産業省の調査によると、介護需要がさらに増加する2035年時点で、79万人の介護職員が不足することが予測されています。

ロボット介護などの導入も検討されていますが、AI技術で代替することの難しい作業も多く、介護を担う人材には、これから先も多くの需要が見込まれるでしょう。

2-4.ネット広告|テレビ広告費の総額を超える

出典:株式会社電通「2019年 日本の広告費」

株式会社電通の調査によると、2019年の国内で広告に使われた費用の総額は、およそ6.9兆円。この数値は増加傾向にあり、広告業界の市場規模はこの先もコンスタントに成長し続けていくことが予測されています。

広告を掲載する媒体の中で最もメジャーなものは、マスコミ四媒体と呼ばれる「新聞、雑誌、ラジオ、テレビ」ですが、近年最も成長著しいのが、インターネットを媒体とするネット広告です。

2019年のネット広告の総額は、2.1兆円。テレビ広告の1.8兆円を抜き、インターネットは国内最大規模の広告媒体となりました。ネット広告業界は、今後さらなる成長が見込まれています。

3.人気の仕事の種類ランキング

たくさんの仕事の種類の中で、どのような仕事に注目が集まっているのでしょうか?

「マイナビ 2021年卒大学生就職意識調査」の志望業種ランキング(学部・男女別)から、上位にランクした業種をご紹介します!

文系男子学生に人気の業種

1

食品

8.1%

2

銀行・証券

6.5%

3

鉄道・航空

5.9%

4

ソフトウエア・情報処理・ネット関連

5.1%

5

商社

4.9%

文系女子学生に人気の業種

1

食品

8.7%

2

ホテル・旅行

7.7%

3

鉄道・航空

7.4%

4

マスコミ(出版・広告)

5.5%

5

住宅インテリア

4.5%

理系男子学生に人気の業種

1

ソフトウエア・情報処理・ネット関連

13.9%

2

食品

9.5%

3

電気・電子・OA機器

8.6%

4

機械

7.0%

5

建設・設備関連

6.6%

理系女子学生に人気の業種

1

食品

28.7%

2

薬品・化粧品

12.7%

3

医療機関・調剤薬局

6.2%

4

ソフトウエア・情報処理・ネット関連

5.8%

5

化学・石油

4.9%

文系、理系、男女問わず人気を集めているのは、食品に関連する仕事です。食品業界の職種は幅広く、商品の生産、販売だけでなく、マーケティング・商品開発、研究開発、生産技術の研究など、文系、理系のどちらも活躍のチャンスがあります。

また、IT関連の仕事も人気が高く、理系だけでなく文系でも、働きながら知識や技術を学ぶことができます。

参考:マイナビ 2021年卒大学生就職意識調査

4.どの仕事を選ぶか決める3つの方法

どの仕事を選ぶか決める3つの方法

就職をひかえている、あるいは転職を予定している人の中には、希望の職種がとくになく、やりたい仕事が特に決まっていないという方は意外と多いのではないでしょうか。

たくさんの仕事の種類の中には、あなたに合う、やりがいを感じられる仕事がきっとあるはずです。そんな仕事を見つけ出すための、3つの方法をご紹介します!

また、自分だけだとどうしても見つからない場合は転職エージェントに相談してみることもおすすめです。

転職エージェントへの相談によって、自分では気づかなかった点・知らなかった仕事にである可能性が広がります。

就活市場エージェント」もその1つとなっておりますので、是非お気軽にご覧になってみてください。

4-1.自分が興味のあること、得意なことをリストアップする

自分が興味のあること、得意なことなどをいくつでも、どんどんリストアップしてみてください。どんな順番でも、どんなレベルでも構いません。

まったく思いつかないという場合は、例えば、次のようなことを思い浮かべてみましょう。

  • あなたの趣味は何ですか?
  • 得意なことは何ですか?
  • どんな遊びが好きですか?
  • どんなことに興味がありますか?
  • やってみたいことはありますか?
  • どんな科目が好きですか?
  • どんな習い事をしたことがありますか?

思いつくものを全部書き込んだら、リストと仕事の種類一覧を見比べてみましょう。そして、どこか似通ったところ、つながりがありそうなポイントを探してみてください。

今まで気づかなかった職種や業界に興味が広がっていくかもしれません。

4-2.勤務条件から選ぶ方法もあり

自分がどのような条件で働きたいかを明確にして、その条件に合う職種や企業を選んでみるという方法もおすすめです。

例えば、全国展開している企業では定期的に異動する場合がありますし、海外へ赴任が必須という職種もあるでしょう。決まった地域で働きたい場合は、転勤の可能性の少ない企業や職種を選ぶ必要があります。

勤務時間や休みも重要なポイントです。自分の希望に合う職種を探してみましょう。

  • 勤務地は?
  • 転勤の可能性は?
  • 海外赴任はある?
  • 勤務時間は?
  • 土日祝日は休み?
  • 早番、遅番、夜勤はある?
  • 福利厚生は?

4-3.苦手分野をリストから除いてみる

どの職種もいまひとつピンとこない、どれを選べばよいか全然わからない!と、途方に暮れてしまっているというケースもあると思います。何百種類もある仕事の種類一覧を眺めてみても、

そんなときは、対象となる職種をしぼっていく方法がおすすめです。

職業一覧の中から、苦手だなと感じる分野、これから資格取得をすることが難しそうな分野などを一つずつ除いていってみてください。迷うものは残しておいて大丈夫です。

長いリストがぐっと短くなったら、改めて、気になる仕事を探してみましょう。より具体的に、仕事の内容をイメージできるようになっているはずです。

5.仕事の種類・探しにおすすめの本3冊

この記事ではさまざまな仕事の種類についてご紹介していますが、もっと広い範囲で仕事を探したい、仕事についてもっと深く知りたいという方も多いのではないでしょうか。

仕事の種類についてより深く知りたい方には、職業や仕事の選び方について書かれたこちらの本がおすすめです!

5-1.『決定版 日本の給料&職業図鑑』

決定版 日本の給料&職業図鑑

決定版 日本の給料&職業図鑑

著者:給料BANK(きゅうりょうばんく)
出版社:宝島社
発行日:2020年3月

累計40万部を超える人気シリーズとなった『日本の給料&職業図鑑』を、最新のデータと人気漫画家らのイラストでリニューアルした最新版!

ネットで大きな注目を集めていた職業のまとめサイトが最初に書籍化されたのは、2016年。『日本の給料&職業図鑑』はシリーズ化され、累計40万部を超えるヒットとなりました。その第一作を、有名漫画化やイラストレーターを招いて大幅にリニューアルしたのが本作『決定版 日本の給料&職業図鑑』です。

さまざまな職業について、必要な資格や平均給与、仕事内容について解説。とてもわかりやすい内容なので、就職・転職を考えている方だけでなく、子どもにもおすすめです。

5-2.『世界一わかりやすい業界と職種がわかる&選ぶ本 ’21』

世界一わかりやすい業界と職種がわかる&選ぶ本 ’21

著者:イノウ
出版社:ソシム株式会社
発行日:2019年6月

就職活動に特化した業界地図に、採用方法についての新たな情報を追加した21年度版

就職活動を行ううえで必要とされる情報を満載した一冊です。

74業界、約500職種を紹介。さらに、業界や職種についての解説から、近年の就職活動では欠かせないインターンシップについての情報まで網羅しています。

1章 業界・企業・職種の考え方
2章 就職活動の考え方
3章 業界・企業の選び方
4章 製造業のしくみ
5章 流通業のしくみ
6章 金融業のしくみ
7章 情報通信業のしくみ
8章 サービス業のしくみ

5-3.『13歳のハローワーク』

13歳のハローワーク

著者:村上 龍(むらかみ りゅう)
出版社:幻冬舎
発行日:2010年3月

127万部突破の大ベストセラーの改訂版!子どもだけでなく、学生、これから就職活動を始める人にもおすすめの一冊

学校の教科で職業を分類し、一つひとつの職業について、どんな仕事で、どんな役にたっているかを解説しているので、自分の興味・得意分野に合った職業を探すことができます。

例えば、1章では国語が好き・興味がある人におすすめの職業として、読むのが好きな人には、書店員や出版社で働く、評論家、文章を書くのが好きなら作家やライター、作詞家などが紹介されています。

この本を読むことで、幅広い分野の職業についてより具体的にイメージすることができるでしょう。仕事の種類について知りたい方におすすめの一冊です。

まとめ

業界・ジャンルごとにまとめた主な仕事の種類一覧、これから伸びる可能性が高い仕事の種類、人気の業種ランキングをご紹介しました。

たくさんの仕事の種類の中から、もっと詳しく知りたい、ぜひチャレンジしてみたいという仕事が見つかったでしょうか?

自分に向いている仕事はこれ!というように決めてしまうのではなく、馴染みのない業界についても幅広く視野を広げることで、意外な仕事の思いがけない魅力に出会えるかもしれません。

この記事でご紹介した仕事の種類一覧があなたのお役に立てることを願っています。

コメント

あなたが目指すべき
キャリアアップとは?

よりよいキャリアアップを目指して先々の計画を立てることをキャリアデザインと言います。
どのようなキャリアを積み、自分の人生に役立てていくかを、常日頃からイメージしておくとよいでしょう。
もちろん、無理してキャリアアップなどせずに平坦に暮らしていたいというのも、ひとつの考え方です。

スキルを磨いて

キャリアアップしたい方

ご自身のスキルアップを通じてキャリアを磨きたい方はこちらをお読みください。出世や独立起業に繋がる有益な情報をまとめています。
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転職を通じて

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