
「人生失敗したかもしれない」
「もう、こんな人生は嫌だ。やり直したい」
あなたは今、こんな風に考えているのではないでしょうか。
取り返しのつかない失敗をしてしまったとき、失敗ばかり繰り返してしまうとき、自分が思ったような人生を生きられていないと感じるとき、とても苦しくて辛いですよね。
でも、あなたの人生は本当に失敗しているのでしょうか?
人生に失敗したと多くの人が感じているケースと比較してみたら、あなたが「人生終った」と考えているその状況は、実は、思っているほど深刻なものではないかもしれません。
この記事では、人生失敗したと感じる10のケース、失敗ケースからわかる失敗した人の11の特徴についてご紹介します。もし今人生失敗したと考えているなら、ぜひ、今の自分の状況と比較してみてください。
もし、自分の今の状況がご紹介したケースと近いものであったとしても、人生に失敗しがちな人の特徴が自分の特徴に一致してしまったとしても、大丈夫です!
それで人生がだめになってしまうわけではありません。
この記事ではさらに、「失敗したかもしれない!」と思ったときに、人生を立て直す方法を詳しく解説していきます。
この記事を読むことで、そもそも人生に失敗しているのかどうかを確認することができ、失敗したかもしれないと感じているあなたの人生を立て直す方法を学ぶことができます。
ぜひ、最後までお読みください。
目次
1.人生失敗したと感じる10のケース

「人生に失敗した」と感じるのは、どのようなときなのでしょうか?
仕事や日常生活のさまざまな場面で、ちょっとしたミスや失敗、トラブルはいつでも起きるものです。でも、「人生に失敗した」と感じるほどの出来事は、そう頻繁に起きるものではありません。
人生をやり直したくなるほどダメージを受けた、人生失敗したと感じる10のケースをご紹介します。
1-1.仕事内容が自分に向いていない
仕事選びに失敗したことで、人生失敗したと感じるケースがあります。
就職した会社でどうしても上手くいかないとき、いつまでたっても仕事に慣れることができないとき、一生懸命頑張っているのに成果が上がらないとき、仕事だけでなく人生そのものがだめになったと考えてしまいがちです。
1-2.職場がブラックすぎる
職場の環境や待遇が極端に悪い場合、人生失敗したと考えがちです。
残業が多い、休みがとれない、仕事内容がハードすぎるといった、肉体的・精神的ストレスを抱えながら働き続けていると、物事を正しく把握し、十分に考えることができなくなってしまいます。
ブラックな職場を辞めることができずに働き続けている人の多くが、人生失敗したと考えています。
1-3.職場の人間関係が上手くいかない
常に顔を合わせて一緒に仕事をする人とトラぶってしまったり、関係が上手くいかないとき、上司との関係が良くないとき、人生失敗したと考えるケースはよくあります。
仕事上どうしても関わらなければならない人からきつく当たられたり、苦手な人間関係の中に居続けなければならない状態は、想像以上に苦しいものです。そのような状態が長く続くと、人生の全てがだめになったように感じてしまいます。
1-4.仕事で十分な収入が得られない
仕事で十分な収入が得られず生活が苦しいようなとき、この生活がいつまでも続くのではないかと思い、人生失敗したと思いがちです。
生活がギリギリで転職を考える余裕がない、他に仕事が見つかると思えないといった理由から、将来に希望を持つことができず、人生失敗したと考えてしまうケースは多いようです。
1-5.学校生活を楽しめなかった
学校生活を思い出し、友達と良い関係を築けなかった、思い出を残せなかった、勉強やスポーツを頑張ることができなかったと後悔し、人生失敗したと考えるケースは少なくありません。
今の生活よりも、過ぎ去った学生時代をかけがえのないものととらえている人は、学生時代の過ごし方が現在に影響を与えていてると思い込んでしまい、人生すべてが失敗だと考えています。
1-6.友達と疎遠になっている
親しくしていた友達といつの間にか疎遠になってしまった、友達とトラブルがあり疎遠になってしまった。こういった状況から付き合う友達がいない状況になってしまい、人生失敗したと考えるケースがあります。
日常生活の中のほかの部分よりも友達の存在を重くとらえがちな人は、友達とのトラブルや疎遠になった状況を人生失敗と考えがちです。
1-7.家族との関係が悪い
親との関係が悪い、親から十分な愛情を受けていない、兄弟と仲が悪い、家族から迷惑をかけられているといった状況にある場合、自分の人生は失敗だと考える人が少なくありません。
家族との関係を断ち切るにはかなりの覚悟が要るので、一度そういう状況に陥ってしまうと、そこから抜け出すことは容易ではありません。そのため、家族との関係に苦しみ、人生失敗したと考えているケースがあります。
1-8.恋愛のチャンスがない
思い切って告白しなかった、恋愛のチャンスを逃してしまったために、自分は人生を十分に楽しめていないと感じているケースがあります。
恋愛に対して臆病な人は、このまま一生恋愛をするチャンスがなく、結婚することもできないと考え、人生失敗したと考えています。
1-9.結婚に失敗した
結婚生活がうまくいかず離婚したいと思っている人の多くは、人生に失敗したと考えていいます。
結婚には、夫婦だけでなく、子どもとの関係、義理の家族や親せきとの関係など、複雑な人間関係が絡んでくるため、破綻してしまうことがあります。さらに、簡単に別れることも難しいような場合、人生失敗したと考えてながら結婚生活を続けている人は少なくありません。
1-10.ミスばかりしている
失敗ばかりしている、ミスばかりして周りに迷惑をかけている。取り返しのつかない大きな失敗をしてしまった。このような状況で、人生失敗だと考えているケースがあります。
失敗を繰り返す人は、「次は失敗しないようにしよう」という意識が欠けているため、いつまでたっても状況が改善されることがありません。失敗して怒られるループから抜け出すことができないので、人生失敗したと考えてしまいます。
2.失敗ケースからわかる失敗した人の11の特徴

人生のさまざまな局面で失敗をしがちな人には、どのような特徴があるのでしょうか。
この章では、失敗したケースから見えてくる、人生に失敗する人に共通する11の特徴をご紹介します。
失敗しがちな人の特徴を知っておくことで、自分も同じ用な考え方や行動をしてしまいそうなときに、事前に察知して方向転換することができます。
2-1.視野が狭い
人生に失敗したと思いがちな人の多くは、視野が狭く、自分のすぐ近くにあるものしか見えていません。
全体を見通すことができないので、目先のことしか考えられないのです。そのため、計画的に物事を行うことが困難です。
また、狭い世界で生きているため、考え方が一方的で、柔軟なものの見方をすることが苦手です。
2-2.人がどう思うかばかり気にする
人生に失敗する人は、人が自分のことをどう思うかばかり気にしています。
自分の考えや自分の意志がないので、他人の評価が全てだと思ってしまうからです。他人の評価を気にしすぎるため、いつも自信がなく、おどおどした態度を取ってしまいます。
また、自分の意志よりも人がどう思うかを優先してしまうため、不満が多く、ストレスがたまりがちです。
2-3.臆病である
人生に失敗しがちな人は、臆病です。
臆病なので思い切って物事に取り組むことができず、失敗することを恐れてびくびくしてしまいます。臆病で失敗することを恐れているため、そのせいでさらに失敗することが多くなってしまうという悪循環に陥りがちです。
2-4.周りのせいにする
トラブルやミスがあったときに、自分が悪いのではなく周りのせいにしてしまいがちな点も、人生に失敗する人の特徴です。
環境がわるい、親が悪い、他の人が悪いという意識で常にいるので、ちょっとしたミスがあった場合も自分に責任があることを受け入れることができないのです。
そのため、ミスを反省したり、次はミスをしないように改善したりすることがないので、大きな失敗につながってしまいます。
2-5.感謝の気持ちがない
人生に失敗する人は、感謝の気持ちを持ちません。
誰かに親切にしてもらったり、助けてもらったりすることを当たり前と思っているからです。また、プライドが高いため、「ありがとう」とお礼を言うことができません。
そのため、本当に困った事態になっても助けてくれる人が誰もいないので、取り返しのつかない事態に陥ってしまうのです。
2-6.面倒なことから逃げようとする
人生に失敗しがちな人は、面倒なことからいつも逃げようとします。
面倒なことは誰だってやりたくありませんが、やらなければならないのなら覚悟を決めて取り組むものです。でも、人生に失敗しがちな人は楽な方へと逃げる道を選び、努力しようとしません。
そのため、仕事や勉強、習い事もいつまでたってもスキルアップできず、何もかもつまらなくなってしまいます。
2-7.いい思いばかりしようとする
努力せずに結果ばかり求めようとするのが、人生に失敗する人の特徴です。
頑張ったことで良い結果が得られたり、出会いを大切にしてきたことで素晴らしい人間関係が得られたりするものですが、人生に失敗する人は、努力をせずにその結果だけを得ようとします。
結果、何も得られないという経験ばかり積み上っていきます。
2-8.向上心がない
向上心がない人は、人生に失敗したと考えがちです。
与えられた仕事だけをだらだらと続け、スキルアップを目指さないし、より良くしようという意識もありません。
現状に満足しているといえば聞こえはいいですが、いつまでたっても成長することがないので、年を取ってもつまらない仕事ばかり担当することになってしまいます。そのため、仕事で結果を出し出世している同僚と自分を比べて、人生に失敗したと思ってしまうのです。
2-9.八方美人である
人生に失敗する人は、誰にでも気に入られようとします。
臆病なので人に嫌われたくないという意識が強く、八方美人になりがちです。みんなから好かれようといつも気を使っているので、人間関係で常にストレスを抱えています。
もちろん、そんな努力をしても誰からも気に入られることはありませんし、八方美人な態度を取っているので信頼できる友達もできないため、孤独になりがちです。
2-10.嘘をつく
人生に失敗する人は、身を守るために嘘をつきます。
ミスをしたときも、正直に言って怒られるのが嫌なので、嘘で取り繕おうとします。また、自分を良く見せるために嘘を言います。
そんなことをしていれば、当然人から信用されません。また一方で、嘘をついていることで自分を責めてしまい、精神的に不安定になりがちです。
2-11.被害者意識が強い
人生に失敗しがちな人の最も大きな特徴は、被害者意識が強いという点です。
自分はかわいそうな存在であるという意識が根底にあるため、ミスをしても、頑張れなくても仕方ない、嘘をつくのも仕方ないというように、それが、あらゆることの言い訳になっているのです。自分は弱者なのだから、親切にしてもらえるのは当たり前と思っています。
身を守るために、ときに攻撃的になってしまうという特徴もあります。
人生に失敗してしまいがちな人に共通する特徴をご紹介しました。
自分もこのような考え方や態度をしてしまっていると感じたら、そこから少し離れることを意識しましょう。自分で気がついて、考え方を軌道修正することた大切です。
また、自分は人生に失敗してしまっていると感じる場合でも、あまり心配しすぎる必要はありません。
次の章では、「失敗したかもしれない人生を立て直すための具体的な方法」を詳しく解説していきます。
3.失敗したかもしれない状況を立て直す5つのステップ

「人生に失敗してしまった」そう思って落ち込んでしまったとしても、大丈夫。
失敗しても、人生が終わるわけではありません。
この章では、失敗したかもしれない人生を立て直すための具体的な方法を、5つのステップに分けてご紹介します。
1から5までのステップを、順番に進めてみてください。
再出発までにどれくらいの時間がかかるかは、状況次第です。思ったよりも早く次に進めることができるかもしれませんし、意外と時間がかかってしまうこともあるでしょう。無理せず、気長にやっていくことが大切です。
失敗したかもしれない状況を立て直すための5つのステップは、次の5項目です。
それでは、それぞれのステップを詳しく解説していきます。
3-1.立ち止まって休む
「人生失敗した!」「もう、だめだ」と思ったら、一度立ち止まって、休みましょう。
頭と身体が疲れ切った状態では、人生を立て直すための良いアイデアは浮かんできません。十分なエネルギーが湧いてくるまで、仕事や勉強、日々のやるべきことを休んで休息を取るべきです。
どうしても休めない事情がある場合でも、せめて1日、半日だけでも休息のための時間を確保して、何もしない時間を過ごしましょう。
自然の近くで過ごすと、高い癒し効果が期待できます。
頭と身体を休める具体的な方法
- 何もしない時間を過ごす
- 自然の近くで過ごす
- 最低でも1日、半日のまとまった時間を確保する
3-2.状況を確認する
「人生詰んだ。もうおしまいだ!」
そう思うときは、まず状況を確認して、自分が今どういう状態なのかを把握しましょう。
ダメだダメだと嘆いているだけでは、いつまでたっても何も変わりません。
何に失敗しているのか?仕事は、住む場所やお金は大丈夫か?家族や友人との人間関係はどうなっているのか?自分を取り巻く状況を一つひとつ確認してみましょう。全体の状況を把握することで、今何をすべきが見えてくるでしょう。
何もかもがダメなわけではなく、希望の持てる部分もあるはずです。もしかすると、実際の状況は思ったほど悪くないかもしれません。
人生終わったと思ったときに、確認すべきこと
- 失敗しているのはどの部分か?
- 大丈夫なところはどこか?
- 仕事、家、お金、人間関係を確認する
3-3.部分を立て直すか決める
自分が今どういう状態なのか把握できたら、どの部分を立て直すのか決めましょう。
人生失敗したと思う理由をすべて並べて、この中から、立て直しを図るべきポイントを選んでいきます。できればすべて立て直して人生をやり直したいところですが、一度に対応できる数は限られています。
より深刻度の高いもの、自分がやり直したいと思うところから順に選んでいきましょう。意外と簡単に対応できそうなものがあれば、同時に立て直しを進めていきましょう。
次に何をするかをはっきりさせることで、今後の目標が明確になります。次に進むべき道が定まると、迷いがなくなります。
立て直しを図るべきポイントを選ぶ基準
- より問題が深刻なもの
- 自分がやり直したいと思うこと
- 比較的簡単にやり直せそうなこと
3-4.立て直すための準備をする
立て直すべきポイントが定まったら、立て直しをするための準備をしましょう。
人間関係を新しくしたいのであれば、習い事やボランティア、オンラインのコミュニティなどを探してみましょう。自分に合ったコミュニティを選ぶことで、より良い人間関係を築くことができます。友達と疎遠になっていることが辛いなら、友達を誘う方法を検討します。
転職を目指すのであれば、転職エージェントに相談する方法がおすすめです。思いつきで転職を決めるのではなく、自分がやりたい仕事、自分の経験を生かせる仕事を、転職エージェントと相談しながら、より良い転職先を探しましょう。
十分な準備をしてから始めれば自信を持って、新たなチャレンジを迎えることができます。
失敗したと思う箇所を立て直すための準備
- 新しいコミュニティを探す
- 転職エージェントに相談する
- 友達を誘うプランを検討する
退職を決めたら、会社との手続きや上司と話し合っておくべきことなどについても、確認しておきましょう。
3-5.新しい一歩を踏み出す
エネルギーをしっかり蓄え、十分な準備が整ったら、新しい一歩を踏み出しましょう。
1~4番までのステップをすべて終らせたら、準備はバッチリです!
新しい一歩を踏み出すための準備
- 十分な休息を取って、エネルギーをチャージした
- 現状をしっかりと把握した
- 何を立て直すべきか決めた
- 立て直しのための準備をした
人生に失敗したと嘆いていた日々は、もう過去のもの。早速、人生を立て直すための新しいスタートを切りましょう。
自信を持って、進んでいけるはずです。
4.人生の失敗をしないためにできること|失敗を避ける3つの心構え

人生に失敗したと思うときも、心配はいりません。具体的な5つのステップを辿ることでいつでもやり直すことができると知っていれば、安心していろいろなチャレンジができます。
そしてさらに、失敗を避ける3つの心構えを身につけておくことで、「人生に失敗した!」と思うような事態を、限りなく減らしていくことができます。
4-1.人生はいつでも何度でもやり直せる
人生は、いつでも何度でもやり直せます。
失敗したと思っても、もうだめだと思っても、あきらめなければ人生は続いていくからです。
難しく考える必要はありません。
仕事がだめなら転職しましょう。人間関係でしくじったら、新しい出会いを探しましょう。勉強をしてこなかったと後悔するなら、これから勉強しましょう。
人生に失敗したと絶望するときも、この記事でご紹介した人生を立て直すための5つのステップをたどって、新しいスタートを切ることができます。
4-2.人生をやり直すのに遅すぎることはない
「人生に失敗した」と思うような瞬間があっても、大丈夫。いつでも立て直すことができます。あなたが何歳だったとしても、遅すぎるということはありません。
20代なら20代なりの、40代なら40代なりの生き方があるからです。
30歳になって今まで十分に勉強してこなかったことを悔んでも、学生時代には戻れませんが、今から勉強を始めることはできます。40歳から新たな人間関係を築くことも、50歳になってから夢にチャレンジすることもできるのです。
人生をやり直すのに遅すぎることはないので、いつ失敗しても大丈夫です。
4-3.失敗したかどうかは自分のとらえ方次第
「人生失敗した、もうおしまいだ!」と思うときは、絶望して何もかも投げ出してしまう前に、もう一度状況を確認してみることが大事です。
人生を立て直すための2つめのステップを思い出してください。
失敗したと思いこんでいる状況は、もしかしたら、それほど悪くないかもしれません。失敗どころか、あと少しの頑張りで大きな成果を手にする瀬戸際かもしれません。あなたが失敗だと嘆くその状況は、他のひとからは、むしろ上手くいっているように見えているかもしれません。
「失敗はとらえ方次第でもある」ということを、ぜひ覚えておいてください。
5.失敗した人生をやり直したいときにおすすめの書籍3選
人生に失敗したと思ったとき、人生を立て直すための方法をご紹介しましたが、もっと詳しく知りたい、失敗した人生をやり直すためのいろいろな方法を知りたいという方もいらっしゃると思います。
そこで、人生の先輩たちが人生をやり直すための方法を教えてくれる、おすすめの本をご紹介します。
失敗した人生をやり直したい!と思うときに、きっと役に立つはずです。
5-1.『失敗を活かせば人生はうまくいく』

著者:外山 滋比古(とやま しげひこ)
出版社:大和書房
発売日:2016/4/9
「知の巨人」が教えてくれる、落ち込んでも立ち直るための考え方
著者は、日本が世界に誇る知の巨人、英文学者、言語学者、文学博士、お茶の水女子大名誉教授。
1983年の著書『思考の整理学』は250万部を超えるロングセラーになっており、東大・京大で1番読まれた本としても有名です。
長い人生の経験にもとづいて語られる、「失敗」から始まる幸福論は、人間は何度でもやり直せることを私たちに教えてくれます。
人生に失敗し、そこから立ち直りたいと思っている人にぜひおすすめしたい、落ち込んでも立ち直るための考え方を学べる一冊です。
◎逆境を活かす考え方
◎災難のあとに幸福あり
◎人間の体には「再起力」が備わっている
5-2.『失敗という人生はない』

著者:曽野 綾子(その あやこ)
出版社:新潮社
発売日:1991/6/28
代表作の中から選りすぐった、生きる勇気を与えてくれる528の言葉
著者はクリスチャンであり、芥川賞候補にもなった多数の著書を持つ作家。文化功労者。
この本は、著者の代表作の中から、生きる勇気と慰めを与えてくれる言葉を集めたアフォリズム(格言のようなもの)集です。
生きることの真実を追求した言葉の数々は、生きることに苦しんでいる人に勇気を与えてくれるでしょう。
◎人生に失敗ということはない
◎愛は生命そのものである
◎神は私たちひとりひとりの中にいる
◎無力からの出発
◎持てる能力を生かす
◎“私”は人々の中で生かされる
5-3.『人生の羅針盤―失敗の法則』

著者:林 徳彦(はやし なるひこ)
出版社:高木書房
発売日:2007/9/1
本来の生き方へと導く「失敗の法則」を教えてくれる本
著者は、内閣府認証NPO法人シュアリスト、心身健康センター理事長。国立三重大学で学生の指導にあたり、数多くの人生相談に答えてきたナビゲーター。
人はなぜ迷い、悩み、苦しむのかということについて解説し、本来の生き方へと導く「失敗の法則」を教えてくれます。
まとめ
人生失敗したと感じる10のケース、失敗ケースからわかる失敗した人の11の特徴。そして、人生に失敗したと思ったときにぜひ試してほしい、人生を立て直すための5つのステップと、3つの心構えをご紹介しました。
失敗した!と思って人生を振り返ることは、少しも無駄なことでもありません。
一つひとつの失敗を立て直し、新しい一歩を踏み出していくことこそが、人生そのものだからです。立ち止まって人生を振り返ることができたことを糧に、また新しい人生を歩んでいくことができます。
この記事があなたのかけがえのない人生を生きるために、少しでもお役に立てれば幸いです。




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