
「転職がうまくいかない」とお悩みではないでしょうか。
自分自身の転職について悩んでいる人もいれば、身近な人の転職活動がうまくいかなくて、一緒に悩んでいる人もいるかもしれません。
実は、転職がうまくいかない人には共通点があります。
▼ 転職がうまくいかない人の5つの共通点
転職がうまくいかない人の5つの共通点
- 何をやってもうまくいかない“負のループ”に入っている
- 応募する企業を厳選し過ぎている
- 自己アピールが苦手
- 企業が求めるスキルを持っていない
- 転職活動の量が足りていない
これらの特徴を持ったまま転職活動を続けても、良い結果は出ません。一方で、多くの人が転職がうまくいかない人の共通点を引きずったまま転職活動を続けて、結局は挫折してしまいます。
そこでこの記事では、転職がうまくいかない状況を打破するべく「転職がうまくいかない人に共通する特徴」を捉えたうえで、効果的な改善策まで解説します。
この解説を最後まで読めば、あなたは「転職がうまくいかない人の原因」を理解したうえで、転職を成功させるために取るべき行動がわかるようになります。
1. 転職がうまくいかない人の5つの共通点

「転職がうまくいかない」と悩んでいる人には、共通する特徴があります。
- 何をやってもうまくいかない“負のループ”に入っている
- 応募する企業を厳選し過ぎている
- 自己アピールが苦手
- 企業が求めるスキルを持っていない
- 転職活動の量が足りていない
それぞれ詳しく説明しましょう。
なお、それぞれの解決方法は共通点を一通りご紹介した後に解説しています。このまま続けて読み進めてください。
1-1. 何をやってもうまくいかない“負のループ”に入っている
1つめは「何をやってもうまくいかない“負のループ”に入っている」ことです。
▼ こんなことが当てはまりませんか?
- 転職する前の職場であった嫌なことを引きずっている
- 仕事だけでなくプライベートでもうまくいかないことが続いている
- 落ち込んだりイライラしたりすることが多い
- 人から「顔色が悪い」「表情が暗い」などと言われる
転職の面接では、「その人が持つ雰囲気」によって、採用/不採用が大きく影響する事実があります。
転職活動に入る前に、前の職場の激務で体を壊していたり、パワハラなどに遭ってメンタルが弱っていたりすると、その「負の雰囲気」を引きずってしまい、転職がうまくいかないことがあります。
転職がうまくいかないことで落ち込んだりイライラしたりすれば、負のスパイラルが起きて、ますますうまくいかなくなります。
「転職がうまくいかない」と悩んでいる人の大部分が、この負のループ問題に陥っています。きっとあなた自身にも当てはまるはずです。
1-2. 応募する企業を厳選し過ぎている
2つめは「応募する企業を厳選し過ぎている」ことです。
▼ こんなことが当てはまりませんか?
- 心から気に入った企業だけに応募している
- 少しでも希望の条件から外れる企業の求人は見ていない
- どこにも応募していない状態が続く期間がある
転職をうまくいかせるためには、求人企業の求める条件と求職者であるあなた自身の求める条件がマッチする必要があります。
ときには求職者側が条件をゆるめることも必要になってくるのですが、転職がうまくいかない人は応募する企業を厳選し過ぎる傾向があるのです。
「希望するような求人がない」「条件が合わない」と見送っている間に、1〜2ヶ月はあっという間に過ぎてしまいます。
しかしながら、実際には条件に合わない求人も含めて応募することで自分に合う企業と出会える可能性が高まります。
さらに面接の場数を踏めるので、転職活動をしながら面接のスキルを磨くことができて本当に気に入った企業から内定を得やすくなります。
応募する企業を選り好みし過ぎる人は、自ら内定を遠ざけているといっても過言ではありません。
1-3. 自己アピールが苦手
3つめは「自己アピールが苦手」なことです。
▼ こんなことが当てはまりませんか?
- 普段から自分を卑下したり謙遜したりする癖がついている
- 自分は口下手だと思う
- 自分で自分を売り込むなんてできない
面接の場は、いわば自分を企業に売り込む場といえます。
一方で面接がうまくいかない人の多くは、自己アピールが苦手です。
たとえば褒められると反射的に「そんなことない」と否定してしまう人は、面接でも自己アピールがうまくできていない可能性が高いでしょう。
普段は謙虚な姿勢で周囲から好かれているかもしれませんが、面接の場ではまったく別です。
「私なんて、全然すごくありません」という態度では不採用という結果になってしまいます。
自分の魅力をうまく相手に伝える自己アピールは、転職をうまくいかせるためには必須です。
1-4. 企業が求めるスキルを持っていない
4つめは「企業が求めるスキルを持っていない」ことです。
▼ こんなことが当てはまりませんか?
- 自分のスキルや経験では不足している求人ばかり応募している
- 自分が持っているスキルを整理できていない
- 熱意以外にアピールできるポイントがない
企業が求めるスキルを持っていないと、書類選考の時点で落選しやすくなります。
自分のスキルや経験では明らかに不足している求人ばかり、高望みして応募してはいないでしょうか。
加えて、求人票に明記されていなくても、前提として企業が求めている基本スキルが備わっているかどうかも、確認する必要があります。
具体的には、以下が挙げられます。
- コミュニケーション能力
- ビジネスマナー
- パソコンスキル
コミュニケーション能力やビジネスマナーは、面接の場でチェックされることが多いスキルです。
自分の面接での振る舞いに問題がなかったか、振り返りを行いましょう。
1-5. 転職活動の量が足りていない
5つめは「転職活動の量が足りていない」ことです。
▼ こんなことが当てはまりませんか?
- 転職活動しなくちゃと思いながら時間だけが過ぎていく
- 本当はもっとがんばるべきだと思う
- 企業研究や面接対策はやっていない
「転職がうまくいかない」と嘆きながら、実は結果を出すために必要な努力をしていないケースは多いです。
求人に応募する会社数だけでなく、応募企業の研究や面接対策などを怠っていては転職活動はうまくいきません。
転職活動は基本的に他の求職者との椅子の取り合いだからです。より努力しているライバルがいれば、競争に負ける可能性が高くなります。
では、具体的にどうすれば転職を成功させることができるのでしょうか。
2. 転職がうまくいく5つの改善策

転職がうまくいかない人の共通点を踏まえたうえで、ここからは転職をうまくいかせるためにすべきことを5つ、紹介します。
- ストレスを解消して自分のメンタルをリセットする
- 応募する求人の条件を限定し過ぎない
- 自己アピールを練習する
- 自分のスキルを見直す/足りないスキルは身に付ける
- 企業への応募数を増やす
2-1. ストレスを解消して心身をリセットする
1つめは「ストレスを解消して心身をリセットする」ことです。
とにかく、他人から見てわかるような負のオーラは、一掃しなければなりません。
前職でのストレスを引きずっている人も、転職がうまくいかなくてストレスがたまっている人も、一度ストレスをすっきりと解消させましょう。
具体的には思い切って旅行や食事、スポーツなど自分の好きなことをして、ストレスを発散してください。
「転職活動中なのに、そんなことしていいのかな?」と感じる人もいるかもしれませんが、負のループに陥ったまま転職活動を続けるよりずっと効率的なので、今すぐストレス解消に行きましょう。
そのうえで「1日3食栄養バランスの良い食事を取ること」「毎日7時間以上の睡眠時間を確保すること」も実践してみてください。
この2つは、心身の疲れを取ると同時に、健康的でポジティブに見える見た目を作るために必要です。
負のオーラを引きずったまま転職活動をしていたときよりも、ずっと面接での手応えが良くなるので、今日からやってみてください。
アクションプラン
- 思い切って旅行や食事、スポーツなど好きなことをしてストレスを発散する
- 1日3食栄養バランスの良い食事を取る
- 毎日7時間以上の睡眠時間を確保する
2-2. 応募する求人の条件を限定し過ぎない
2つめは「応募する求人の条件を限定し過ぎない」ことです。
理想を高くしているつもりがない人も、自分では気づかないうちに企業を選り好みしている可能性があります。
求める条件に合わない企業であっても、興味が持てる求人にはどんどん応募してみましょう。行動を変化させることが、新たな突破口となります。
本当にその企業に入社するかどうかは、内定が出た後に熟慮すれば良いことです。今は、自分で条件を狭めすぎることなく、常に2〜3社以上の選考が続いている状態をキープしていきましょう。
面接の場数を踏むことで面接スキルが上がっていきますし、内定が出れば自信となって転職活動のモチベーションが上がります。
もちろん、条件をゆるめることで結果として理想の企業に出会える可能性も高まります。
アクションプラン
- 今までなら応募しなかった求人にも応募する
- 常に2〜3社以上の選考が続いている状態をキープする
2-3. 自己アピールを練習する
3つめは「自己アピールを練習する」ことです。
あなたは、声を出して面接の練習をしたことがありますか?もしなければ、今すぐしましょう。
ただでさえ自己アピールが苦手なのに、ぶっつけ本番は無謀です。逆にいえば練習をすることで、面接における自己アピール力は大きく高められるので安心しましょう。
具体的には伝えたい内容をただ紙を見て暗記するのではなく、しっかりと大きな声を出して繰り返し発声してください。
声を出すことがポイントです。考えて話さなくても、勝手にペラペラと口がしゃべり出すくらい、自分の体に叩き込んで自己アピールに慣れましょう。
家族や友人などに面接官役を頼める人がいれば、チェックしてもらいましょう。アドバイスをもらうことで、改善もしやすくなります。
ひとりで練習する場合には、動画撮影して自分の姿をチェックするのがおすすめです。
アクションプラン
- 声を出して面接の練習をする
▼ 発声や話し方から解説されている面接練習のおすすめ本

渡部幸『1週間で面接に自信がつく本』
2-4. 自分のスキルを見直す/足りないスキルは身に付ける
4つめは「自分のスキルを見直す/足りないスキルは身に付ける」ことです。
まずは、自分がすでに持っているスキルを十分に転職活動に活かせているかどうか、見直しをしましょう。
そのためにおすすめの手法が「キャリアの棚卸し」です。キャリアの棚卸しとは、社会人になってから現在までにやってきたことを洗い出す作業を指します。
これまで携わってきた仕事をすべて書き出して、実績や評価も記載していきます。
キャリアの棚卸しを行うと、自分では忘れていた職務経験を転職活動に生かすことができたり、スキルとしてPRできるポイントが見つかったりします。
なお、足りないスキルのうち、すぐに身に付けられるものは身に付けましょう。
特にビジネスマナーに自信がない人は、面接のマナーだけでも急いで身に付けてください。それだけでも、面接がうまくいきやすくなります。
アクションプラン
- キャリアの棚卸しを行う
- ビジネスマナー(特に面接のマナー)を身に付ける
▼ 基本的なビジネスマナーのおすすめ本

金森 たかこ『入社1年目ビジネスマナーの教科書』
2-5. 本気で転職活動に取り組めるメンタルを整える
5つめは「本気で転職活動に取り組めるメンタルを整える」ことです。
転職がうまくいかない人の共通点として「転職活動の量が足りていない」ことがあるとお伝えしました。
しかし実際には「気持ちは焦っているけれど、モチベーションが上がらない」という状況に陥っている方が多いのではないでしょうか。
そこで、本気で転職活動に取り組めるメンタルに整えましょう。
まずはストレスを解消する
まずは先にもお伝えしたとおり、ストレスがたまっていれば解消してください。強いストレスにさらされていると、ストレスサインとしてやる気が出ないケースがあるためです。
実際、以下のとおりストレスサインの症状のひとつとして「やる気が出ない」が挙げられています。
▼ ストレスサインの症状
《こころの面》
悲しみ、憂うつ感
不安感、イライラ感、緊張感
無力感、やる気が出ない
《体の面》
食欲がなくなる、やせてきた
寝つきが悪い、朝早く目が覚める
動悸がする、血圧が上がる、手や足の裏に汗をかく《行動の面》
消極的になる、周囲との交流をさけるようになる
飲酒、喫煙量がふえる
身だしなみがだらしなくなる、落ち着きがない出典:厚生労働省
作業興奮でやる気ホルモンを分泌する
ストレスが解消できたら、次は「作業興奮」というテクニックを使って、やる気に深く関わる脳内ホルモンの『ドーパミン』を分泌させましょう。
やる気ホルモンのドーパミンを分泌させるためには「体を動かす作業」が効果的であることがわかっています。
朝のラジオ体操、ストレッチ、軽いジョギング、階段をのぼる、その場でスクワット、デスク周りの掃除など、何でも構わないので、体を動かしてみてください。
最初に作業によってドーパミンを分泌させ、やる気を出してから転職活動に取り組むと、スムーズにやるべきことを進められるようになります。
アクションプラン
- ストレスがあれば解消しておく
- 作業興奮のテクニックを使ってやる気を出す
3. 転職がうまくいかないと悩んだときにすべき3つのこと

ここまで転職がうまくいかない人の特徴と、成功させるための改善策をご紹介してきました。
改善策を実践しても、なかなかすぐに効果が出ないこともあるかもしれません。
「転職がうまくいかない……」と落ち込んでしまったときにしてほしい3つのことをお伝えします。
3-1. 一人で抱え込まず相談する
1つめは「一人で抱え込まず相談する」ことです。
転職活動がうまくいかないと、まるで自分の人格が否定されたように感じて疲れたり、うつ状態に陥ったりすることがあるかもしれません。
そんなとき、一人で抱え込むのは禁物です。一人で悩むほどにドツボにはまってしまい、メンタルがボロボロになってしまう可能性があります。
つらい気持ちを、信頼できる友人や家族に相談しましょう。話すだけでも楽になります。
身近に相談できる相手がいないときには、キャリアアドバイザーに相談するのがおすすめです。
リクルートエージェントやマイナビエージェントなどの転職エージェントを利用すると、個別にキャリアアドバイザーがついて、転職活動の悩みを相談できます。
3-2. いつかはうまくいくと良い意味で開き直る
2つめは「いつかはうまくいくと良い意味で開き直る」ことです。
「止まない雨はない」という言葉がありますが、終わらない転職活動もありません。いつかは必ずうまくいきます。「そんなのは気休めだ」と思うかもしれませんが、良い意味で開き直ることが巡り巡って良い結果を導くことになるのです。
開き直って、自信を持って、堂々とした態度で転職活動に臨むことができれば、その余裕が内定につながっていきます。
不安なときこそ「いつかは絶対にうまくいく」と自分に言い聞かせましょう。大丈夫です。あなたの転職は必ずうまくいきます。
3-3. 転職活動のやり方を変えてみる
3つめは「転職活動のやり方を変えてみる」ことです。
やり方を変えると結果が変わるため、うまくいくやり方に巡り合うまでトライ&エラーを繰り返すことが大切です。
たとえば以下のなかで試したことがない方法があれば、ぜひチャレンジしてみましょう。
- リクナビNEXTやdodaなどの転職サイトに登録する
- リクルートエージェントやマイナビエージェントなどの転職エージェントを利用する
- ハローワークを利用する
- 企業のコーポレートサイトから直接応募する
- 人脈・縁故(コネ)による紹介を依頼する
- 転職フェアなどのイベントに参加する
4. 転職がうまくいかないときに役立つサイト
最後に、転職がうまくいかないときに役立つサイトを4つ、ご紹介します。
4-1. リクルートエージェント

出典:リクルートエージェント
リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェントです。最大手ということは、それだけ数多くの案件数を扱った実績のあるキャリアアドバイザーが在職しているということです。
「転職がうまくいかない」というケースへの対処の経験も豊富ですから、あなたの状況に合わせたアドバイスが得られます。
転職活動に行き詰まったときには、積極的に活用していきましょう。
4-2. マイナビエージェント

出典:マイナビエージェント
マイナビエージェントは、20代に信頼されている転職エージェントです。
特に第二新卒や初めての転職で、転職活動がうまくいかないときに頼りになる転職エージェントといえます。
転職初心者向けのサポートも充実しています。履歴書の書き方や面接の受け方などといった基本的なアドバイスを受けたい人は、マイナビエージェントと相性が良いはずです。
4-3. リクナビNEXT

出典:リクナビNEXT
リクナビNEXTは、国内No.1の求人情報数を誇る転職サイトです。
転職活動をうまくいかせるために、転職活動の行動量を増やしたいと思ったときには、この求人数の多さが役立ちます。
リクナビNEXTは水曜・金曜に新着求人が更新されるので、水曜と金曜の週に2回チェックを続けましょう。
4-4. doda

出典:doda
dodaは正社員の仕事を中心に、さまざまな求人情報が掲載されている転職サイトです。20代の若年層の転職にも強いので、前述のリクナビNEXTとあわせて小まめにチェックしておきましょう。
dodaは月曜・木曜に新着求人が更新されるので、月曜と木曜の週に2回dodaをチェックすると良いでしょう。
dodaでは求人情報の公開だけでなく、転職エージェントサービスも展開しているため、エージェントを利用したい場合にもおすすめです。
5. まとめ
転職がうまくいかない人の5つの共通点は以下のとおりです。
- 何をやってもうまくいかない“負のループ”に入っている
- 応募する企業を厳選し過ぎている
- 自己アピールが苦手
- 企業が求めるスキルを持っていない
- 転職活動の量が足りていない
転職がうまくいく5つの改善策として、以下を実践しましょう。
- ストレスを解消して心身をリセットする
- 応募する求人の条件を限定し過ぎない
- 自己アピールを練習する
- 自分のスキルを見直す/足りないスキルは身に付ける
- 本気で転職活動に取り組めるメンタルを整える
転職がうまくいかないと悩んだときには、次の3つのことを行ってください。
- 一人で抱え込まず相談する
- いつかはうまくいくと良い意味で開き直る
- 転職活動のやり方を変えてみる
転職がうまくいく人・うまくいかない人は、紙一重ともいえます。
ここまで読んでくださったあなたは、すでに「転職を成功させる人」のマインドと行動力を身に付けているはずです。
さっそく実践してみてください。転職活動がうまくいく手応えが、しっかりと感じられるでしょう。




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