
「社会人3年目に突入したけど、なんとなく将来に不安が出てきた…」
「自分の人生って、このままでいいのかな?」
社会人3年目になって、急に今のキャリアや生活に不安を覚え始めている人はいませんか?漠然とした「迷い」を抱えてこの記事にたどり着いた人は、実はあなただけではありません。
社会人3年目で「迷い」を感じるのには以下のような原因があります。
社会人3年目で感じる「迷い」の原因
- 仕事に慣れてきて先が見えてしまう
- 同期や友人との差に焦りを感じる
- 働きに対して報酬が安いと感じる
- プライベートも充実していない
- この先の人生について考えてしまう
この中のどれかに当てはまった方は多いのではないでしょうか?社会人3年目で「迷い」を持っている方は、なるべく早めに対処法を見つける事をおすすめします。
なぜなら、社会人3年目で迷いを持ったままなんとなく過ごしてしまう事は、その後のキャリアにとって不利になることも多いからです。転職のタイミングを失ってしまったり、よりよいキャリアを作るためのチャンスを奪われる事もあるかもしれません。
一方で、これらの迷いはきちんと原因を分析することで解決策を取ることができる事が多いのも特徴です。迷いを持っていたとしても、それほど心配する必要はありません。
この記事では社会人3年目で悩んでいる人に向けて、以下のポイントをまとめました。
この記事でわかること
- 社会人3年目で感じる「迷い」の原因
- 社会人3年目の平均年収と平均貯蓄額
- 社会人3年目の転職市場
- 社会人3年目の「迷い」への対処法
ぜひこの記事をこれからのキャリアに役立てて頂ければと思います。それではまず「迷いの原因」からひも解いて行きましょう!
目次
1.社会人3年目で感じ始める「迷い」の原因とは?

冒頭でも解説した通り、社会人3年目で今のキャリアや将来に不安を覚える人は少なくありません。ではなぜ、社会人3年目になるとそういった「迷い」を覚える人が増えるのでしょうか?
その主な原因として、以下の5点があげられます。
- 仕事に慣れてきて先が見えてしまう
- 動機や友人との差に焦りを感じる
- 働きに対して報酬が安いと感じる
- プライベートが充実していない
- この先の人生について考えてしまう
まずは一つずつ解説していきます。
1-1. 仕事に慣れてきて先が見えてしまう
社会人3年目で仕事に慣れ、先が見えてしまう事で不安を覚える人は少なくありません。
社会人3年目はそれまでの時期と違い、仕事にも慣れてきて余裕が出始める時期です。できる仕事も増え、難しい仕事も無理なくこなせるようになってきます。
自分に余裕ができてくると、先輩や上司の姿を見て、自分のキャリアについて考える時間が増えます。
仕事に慣れてきていると、新入社員の時のような新しい刺激も感じなくなり、「この先ずっと働いていてもあまり面白くないかもしれない」と感じてしまう事が少なくないのです。
1-2. 同期や友人との差に焦りを感じる
社会人3年目は、同期や友人との差に焦りを感じ始める時期でもあります。
社会人3年目ともなると、早い人ではプロジェクトのリーダーを任されたり、責任のある仕事を与えられることも少なくありません。
同じ時期に入社した同期が既にそういった立場にいる場合、焦りを感じるのは不思議ではありません。
また久々に再会した大学時代の友人の中にも、自分より生き生きと仕事をしていたり、収入や立場が高い人がいると、焦りを感じやすくなるのです。
1-3. 働きに対して報酬が安いと感じる
入社3年目にして、自分の働きに対しての報酬が安いと感じる事も増えて来るかもしれません。
新入社員のころは日々の仕事をこなすことに無我夢中で給料の事まで考える余裕がなかった人も、仕事に慣れてくると様々な事に目が向くようになるからです。
仕事に慣れていくにつれて、プライベートや将来の事を考える時間が増えるため、収入や支出など、自分の生活に目が向きやすいという一面もあります。
このように、社会人3年目は、お金に対しては不満が出やすくなる時期でもあるのです。
この点に関しても、友人と比較して焦りが出る事も少なくありません。
1-4. プライベートが充実していない
プライベートが充実していない事で、不安や不満を抱える人も増えてくる時期です。
社会人2年目までは毎日の仕事に追われ余裕がなかった人が、社会人3年目でようやく仕事に慣れてくるということはよくある事。余裕が出てくると、どうしてもプライベートや将来の事を考える時間が増えます。
そうした際に、友人関係や恋人関係など、プライベートが充実していない事実に気づき、愕然とすることは少なくありません。
25歳ともなると、友人の中には結婚する人が出てきてもおかしくありません。恋人や結婚などを意識する余裕が出てくるため、それらが充実していない事実に焦りを感じる事も多くなります。
1-5. この先の人生について考えてしまう
このように、社会人2年目に比べて仕事やキャリアなど、人生を俯瞰する時間が増えるのが社会人3年目。そうした機会があればあるほど、今の自分やこれからの人生についても考える事が増えるでしょう。
ポジティブに考えられるのであれば問題ないのですが、多くの場合は漠然とした不安を抱えてしまうのです。
例えば、10年後20年後、または老後の自分を想像し、今のままの仕事や生活でもいいのか考え始める人は少なくありません。
2. 社会人3年目でぶつかる「お金の問題」

「社会人3年目だけで収入が低い気がする…」
「社会人3年目って、どのくらい貯金があるんだろう?」
他の社会人3年目がどのくらい収入をもらっているのか、気になる人も多いはず。自分は多いのか少ないのか、実際のデータを知りたいですよね。
ここからは、社会人3年目が抱きがちな「お金の問題」について詳しく解説していきます。
2-1. 社会人3年目の平均年収は?
まずは、社会人3年目の平均年収を見てみましょう。
転職サイトdodaの調査によると、社会人3年目の約1/3の人が年収200万円台だとの結果が出ています。

200~300万円台とする人は、全体の半数以上に及んでいます。
2-2. 社会人3年目の平均貯蓄額は?
auじぶん銀行の調査によると、社会人3年目の貯蓄額は以下のような結果となりました。

これによると、社会人3年目で貯蓄が50万円以下の人は、全体の36.4%に及びました。つまり、全体の3人に1人が貯金額50万円に達していないということになります。額囲を広げると、半数以上の人の貯蓄額が100万円以下との結果が出ています。
2-3. お金がなかなか貯められない理由
3人に1人の貯蓄額が50万円以下になっている背景には、貯金するほどの収入がないという理由が見て取れます。
仮に社会人3年目の年収が250万円だった場合、その月収は単純計算で20万円ほどとなります。そこから税金などが引かれるため、実際の手取りは17万円前後です。
総務省が2019年に調査した「家計調査 / 家計収支編 単身世帯 詳細結果表」によると、34歳までの単身世帯の消費支出の平均は、約207万円でした。これを1月に換算すると、17万円ほどとなります。
つまり、支出と収入がほとんど変わらない、という結果になっているのです。
もちろん、給料は会社によって違いますし、住んでいる地域や自治体により税金や家賃、物価が変動しますので一概には言えません。
ただし、平均を見る限りお金が貯まりづらいのは収入が低いため、というケースは非常に多いと言えるのです。
3. 社会人3年目で転職しても大丈夫?

「社会人3年目にして転職したくなったんだけど、いいのかな…」
ここからは社会人3年目で転職を考えている人に向けて、社会人3年目で転職してもいいか考えてみましょう。
3-1. 社会人3年目は転職市場では有利に働く傾向にある
結論から言うと、社会人3年目は転職市場で有利に働く傾向にあります。具体的な理由を見てみましょう。
社会人3年目が転職市場で有利に働く理由
- 既にビジネスマナーなどの土台が完成されているため、育成コストがかからない
- 3年間のスキルや経験があるため、即戦力となる
- 3年間働いた実績があるため「すぐに辞めそう」という不安がない
社会人3年目は既にビジネスマナーなど、社会人としての基礎が身についている状態。採用した企業が基礎から全て教える必要がないため、育成コストがかからないという事で求められています。
また、3年間を一つの会社に所属して積んだスキルや経験は大きな武器になります。採用側としては、「またすぐ辞めてしまいそう」という不安も少ないため、採用には有利に働く傾向にあります。
25歳の転職に不安がある方は「25歳は転職のベストタイミング!遅くない理由と成功のポイント」でも詳しく解説しています。参考にしてみてください。
3-2.社会人3年目転職する人の数が多いため、不利にならない
社会人3年目で転職する人の絶対数が多いため、年齢が理由で不利になることはないでしょう。
以下は、転職情報サイトdodaが集計した転職を考え始める年代のアンケート結果です。

これによると、初めて転職した人は入社3年目で転職している確率は25.7%と最も高いとの結果が出ています。社会人3年目は転職活動を始める年代として問題ないと言えます。
第二新卒ともいわれる社会人3年目の転職事情に関して、詳しくは「第二新卒とは?定義から転職市場の実態・転職活動まで網羅的に解説!」も参考にしてみてください。
3-3. 今の会社では本当に問題は解決しないか検討する
とはいえ転職活動に踏み出す場合には、本当に今の会社では解決しないのかをしっかりと考える必要があります。
深く考えずに転職してしまうと、転職先での環境が悪かったり収入が下がったりなどという事も考えられるからです。
その結果、せっかく転職したのに不満を抱き、転職を繰り返すきっかけとなってしまう事もあるのです。
転職を繰り返してしまう事のリスクついては「転職を繰り返すと採用で不利なる!年代別に何回までOKか実情を解説」でも詳しく解説しています。
転職活動をする際には、以下の2つの点についてしっかりと考えましょう。
- 今の会社では本当に解決しないのか?
- 転職すれば確実に解決する問題なのか?
これらの事をしっかり考える事で、しっかりとしたキャリア形成に役立ちます。
転職で後悔する人は少なくありません。詳しくは「転職 後悔」も参考にしてみてください。
4. 社会人3年目の「迷い」への対処法

ここまでは、社会人3年目が迷いを持つ理由や転職について解説してきました。ここからは、社会人3年目で迷いを持ったら考えるべきことを紹介していきます。
社会人3年目で迷いを持った時に考えるべきポイントは、以下の6点です。
- 今の仕事を一生続けるべきか考える
- キャリアアップするために何が必要か整理する
- 「憧れの人」から自分の目標を立てる
- 物足りなさを感じている理由を探す
- キャリアとプライベートの優先順位を定める
- 収入を上げるために必要なスキルを考える
それぞれについて詳しく解説していきましょう。
4-1. 今の仕事を一生続けるべきかを考える
今の仕事を続けるべきか迷ったら「この仕事を一生続けるつもりがあるか?」を考えてみましょう。
仕事をしている時は目の前の事ばかりを考えがちになってしまいます。今の仕事について疑問を持った時にも、目先の事だけを考えてしまう傾向にあります。
そんな時は、10年、20年先の未来や、50代になって今の仕事をしている自分をイメージしてみるのです。そうすることで、自分がこれから先どのような姿勢で仕事に取り組むかが見えてくることがあります。
もし、自分の将来を想像することが難しかったら、先輩や上司の姿を見て思い描いてみるのもおすすめです。
「50歳になって、この仕事をしている自分を想像できないな」
もし、その様に感じてしまったのであれば、いずれは転職などを考える時期が来るかもしれません。
4-2. キャリアアップするために何が必要か整理する
キャリアアップしたいと考えている人は、具体的にキャリアを作るために何が必要かを考えてみましょう。やりたい仕事や得たいスキルが具体的であればあるほど、将来設計を描きやすくなります。
「もっとやりがいのある仕事がしたいけど、何がしたいのか分からない」
漠然と「もっと頑張れそう」と思っている人でも、具体的に自分のキャリアに何が必要なのかが分かっていない人は少なくありません。
具体的に自分が何をしたいのか考える事で、足りないものが見えてくるのです。
その為の特におすすめの方法は、転職情報サイトを見てみる事です。自分のキャリアやスキルではどのくらいの市場価値があるか可視化できるというメリットがあります。
また、今まで考えた事のなかった分野に興味を持ち、必要な資格やスキルを見つけることもできるかもしれません。
キャリアアップする方法に関しては「キャリアアップとは?メリット・デメリットから成功ポイントまで解説」でも詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
4-3. 「憧れの人」から自分の目標を立てる
「なんとなく今の仕事に不満があるけど、やりたい事がよくわからない」
そんな漠然とした不安や迷いを持っている場合は、同期や友人、先輩の中で憧れる人や、うらやましいと思う人をピックアップしてみましょう。
憧れたり、うらやましいと思える人は、あなたが「そうなりたい」と思える人間像です。つまり、その人に対して自分が持っている気持ちを深堀りすることで、自分がの目標が見えてきます。
「あの先輩ってめちゃくちゃかっこいいなあ」
「大学時代の友達、ずいぶん稼いでいてうらやましい」
「あの人の仕事の仕方、すごく憧れる」
このように、些細なことでも誰かに対し憧憬や嫉妬の念を持ったら、どうしてそのような感情を持つのかを考えてみましょう。
そして、どうしたらその人に近づけるのか、具体的に考えてみるのです。自分が普段から何を求めているかが可視化され、キャリアプランを作るのに役立つでしょう。
4-4. 物足りなさを感じている理由を探す
「なんだか今の仕事って、物足りない」
社会人3年目ともなると、仕事に物足りなさを感じる人も出てくるでしょう。その物足りなさの原因が何なのか分からないまま仕事をしていると、ストレスを感じてしまう事もあるかもしれません。
しかし、今の仕事に物足りなさを持っていてもそれほど強く気に病む必要はありません。ちゃんと仕事がが出来ているから物足りないと感じるとも言えるからです。
仕事がこなせずミスを多発したり、上司に怒られてばかりの人は仕事に対して「物足りなさ」を感じることはありません。
自分がしっかり仕事をできているという事を自覚し、その上で何が問題なのかを考えてみましょう。具体的に自分はどうなりたいのか、どうして物足りなさを感じているのかをしっかり深堀りしていく必要があるのです。
そのためには、前の章でも解説したように「憧れている人」などを探してみるのもいいかもしれません。
他に求めるものが具体的になれば、それだけキャリアプランも具体化するのです。
4-5. キャリアとプライベートの優先順位を定める
自分にとって大切なのは、キャリアとプライベートのどちらなのかの優先順位を定めましょう。
「仕事もプライベートも充実させたい!」その様に感じる人は少なくないと思います。また、現代ではそれらを両立させることは不可能ではありません。
ただし、キャリアプランに悩んでいる場合には、キャリアをプライベートの優先順位を付けておくことで考えが整理しやすくなるというメリットがあります。
まずはどちらを優先させたいかを考え、それを充実させるためには何が必要なのかを考えてみましょう。
自分の気持ちや考えに整理がつかない時には、順序を決めて考えてみる事。そうする事で今まで考えてこなかったようなアイディアややりたい事が見つかる可能性があります。
自分にとって比重の重い事から充実を目指すことで、最終的に魅力的な人生設計を組めるでしょう。
4-6. 収入を上げるために必要なスキルを考える
収入が低いためにプライベートや生活が犠牲になっていると感じたら、収入を上げるために必要なスキルを身に着けるのもおすすめです。
収入はプライベートや生活に直結するため、仕事のモチベーションにも繋がりますよね。収入が満足いかないものだと、仕事へのモチベーションも下がってしまいます。
しかし、今の仕事をしながら自分の力で収入を増やしていることは容易ではありません。だからといって収入を増やすことをあきらめたくない、という人も多いはず。
そのためには、資格やスキルを身に着けることで将来的に収入を上げる努力をしてみましょう。
すぐに収入に直結することは難しいですが、スキルや資格を得ることで今の仕事でも昇進や昇給が見込めるかもしれません。
また、転職を考える際にもスキルや資格は有利に働き、今よりも高い給料の企業へ転職できるかもしれません。
5. 現状に満足できないなら転職を考えよう

もしも、現状に満足できないと思ったら転職を考えましょう。先にも書いた通り、一般的に社会人3年目はニーズがあるため、転職はそれほど難しいものではありません。
転職活動をしていく中で、今後のキャリアややりたい事について考えが固まる事もあるでしょう。
また、具体的に転職を考えていない人でも、自分だけの力では迷いを払拭できないと感じたら一度プロに相談してみるのもおすすめです。
転職エージェントは転職を考える人だけが利用するべきものではありません。自分の市場価値を知りたかったり、キャリアに漠然とした不安を持っている場合でもアドバイスをくれます。
おすすめの転職エージェントは以下の通りです。
| リクルートエージェント | マイナビエージェント | doda | |
| 公開求人数 | 108,760 | 22,630 | 73,286 |
| 非公開求人数 | 141,295 | 113,150 | 34,573 |
| 対象の年代 | 20〜50代 | 20〜30代 | 20~50代 |
5-1. リクルートエージェント

出典:リクルートエージェント
リクルートエージェントは、誰もがその名前を知る最大手転職エージェントサイト。圧倒的な知名度を誇っているおり、保有する求人数は国内最大級です。
実績も高く経験豊富なエージェントを擁しているもの特徴。転職で悩んでいる人に対し、適切なアドバイスをしてくれます。
転職エージェント選びに困ったら、まずはリクルートエージェントを登録すればまちがいがないです。
5-2. マイナビエージェント

出典:マイナビエージェント
主に20~30代の若い世代の転職に強い転職エージェントが、マイナビエージェント。社会人2年目で転職を考えるのであれば、20代に信頼されている転職エージェントNo1であるマイナビエージェントに登録しておくことはおすすめです。
特に首都圏エリアと関西エリアの良質な求人が多く揃っているため、これらの地域に住んでいる方には特におすすめできます。
5-3. doda

出典:doda
dodaの魅力は専門アドバイザーがいるところです。今の自分のキャリアに迷いを持っていたら、深い知見から適切なアドバイスをしてくれます。
また、dodaもやはり求人数や実績において、国内でもトップクラスの転職エージェントです。dodaだけでしか公開されていない限定の求人がいることも特徴です。
6. まとめ
以上、この記事では社会人3年目の迷いと解決策を紹介してきました。
将来に悩んでいたら、まずは以下の事を考えてみましょう。
- 今の仕事を一生続けるべきかを考える
- キャリアアップするために何が必要か整理する
- 「憧れの人」から自分の目標を立てる
- 物足りなさを感じている理由を探す
- キャリアとプライベートの優先順位を定める
- 収入を上げるために必要なスキルを考える
社会人3年目は、長いキャリアの中ではまだまだ始まったばかりの時期と言えます。あまり焦ることなく、慎重に将来について考えてみましょう。
今回の記事を、キャリアやライフスタイルに役立てて頂ければ幸いです。




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