
「転職サイトに登録しただけで勤務先にバレるって本当?」
実は、転職活動のために転職サイトに登録すると今の勤務先にバレてしまう可能性があります。

もちろん、名前や勤務している会社の名前などの個人情報は企業側からも確認できません。しかし、職務経歴や資格などから企業側が個人を特定するケースは珍しくないのです。
転職をしようと考えている方の多くは、転職活動が企業側にバレたくないはず。それなのに、転職サイトに登録するだけでバレてしまうのは困りますよね。転職活動がバレると以下のような弊害が生まれてしまうかもしれません。
転職活動が勤務先にバレると……
- 待遇が悪くなる可能性がある
- 転職活動を妨害される可能性がある
- 引き止められる可能性がある
転職サイトに登録してもバレない方法が分かっていれば、思い切り転職活動に打ち込めます。
そこでこの記事では、転職サイトに登録してもバレない方法や登録しただけでバレてしまう理由など、以下の内容を解説していきます。
この記事を読めばわかること
- 転職サイトに登録しただけでバレてしまう理由
- 転職活動が勤務先にバレた場合のデメリット
- 転職サイトに登録してもバレない方法
- 転職サイトの登録以外にバレるのを防ぐ方法
- 勤務先にバレずに転職活動できるおすすめのエージェント
この記事を読むことで、勤務先にバレる心配をせずに思いきり転職活動に打ち込めます。是非、参考にしてみてください!
目次
1.転職サイトに登録すると勤務先にバレる可能性がある

転職サイトに登録しただけでなぜ勤務先にバレてしまうのでしょうか。
バレてしまう理由は大きく分けて以下の2つです。
- スカウト機能でバレる!
- 取引先や関連会社経由でバレる!
1-1.スカウト機能の利用でバレる
スカウト機能を利用していた場合に、勤務先企業に発見されてバレるのが最も多いケースです。
1-1-1.転職サイトのスカウト機能とは?
「スカウト機能」とは、求職者があらかじめ転職サイトに職務経歴やスキルなどを登録しておき、その情報をもとに企業側がスカウトをする、というサービスです。スカウト企業には求職者側と企業側双方に様々なメリットがあります。
| 求職者側のメリット | 企業側のメリット |
|
|
求職者側としては、自分の職務経歴を登録さえしておけばスカウトが来るため、自分で求人を探す手間が省けます。また、自分では探さないような職種や業種からもスカウトが来ることもあり、視野を広げられるというメリットがあります。
企業側としても、先に職務経歴やスキルなどを確認してからアプローチできるというメリットがあるのです。
1-1-2.スカウト機能で企業側が見れる情報は?
企業側が求職者の情報を確認して利用できる「スカウト機能」ですが、もちろん名前や住所など、本人を特定できる情報を隠されています。「スカウト機能って、個人情報漏洩になるんじゃ…?」と思われる方は、安心してください。
スカウト機能で企業側が見られる情報は、以下の通りです。
| スカウト機能で企業側が見られる情報 | |
| 個人プロフィール | 性別 、年齢 、住んでいる都道府県 |
| 学歴 | 最終学歴(学校名・専攻・卒業年月など) |
| 経験/スキル/資格 | 職種経験、業種スキル、保有資格、語学力 |
| 職務経歴 | 現在の勤務状況、転職回数 |
| 直近の職務経歴 | 勤務先会社名※非公開に設定可能)、社員数など勤務先の情報、年収、勤務期間 業種 、職種、職務内容 |
| 希望条件 | 希望業種 、希望職種 、希望年収、転職希望時期 |
| 自己PR | 自己PR |
一方、スカウト機能で企業側が見れない情報は以下の通りです。
【スカウト機能で企業側が見られない情報】
- 氏名
- 生年月日
- 電話番号
- 郵便番号
- メールアドレス
- 自宅最寄駅
- 家族構成
非常に多くの情報が企業側に伝わります。
企業側は求職者の情報をみながら、欲しい人材を探します。その過程で「これはわが社の社員では?」とバレてしまう可能性があるのです。
これらの情報全てを詳細に入力した場合、かなりの精度で勤務先が求職者を特定されることが予想できます。当然ながら勤務先企業名を公開していた場合にはすぐにバレてしまうでしょう。
1-1-3.職務経歴書の内容が最もバレやすい
スカウト機能を利用することで勤務先が見られる情報の中でも最も注意すべき点は、職務経歴書の書き方です。直近で勤務している企業名を非公開にしていたとしても、職務経歴書の書き方によってはバレてしまう可能性があるのです。
例えば製菓会社の商品開発部に在籍していた場合、携わった商品の名前をみれば勤務している企業は一目瞭然です。
その他にも関わったプロジェクト名や、会社の組織名などからバレてしまう可能性も少なくありません。社内でしか通用しない専門用語を使っている場合にも、すぐにばれてしまうでしょう。
このように、勤務先の会社名を非公開にしても、どのような情報から個人を特定できるかはわからないのです。
1-2.取引先や関連会社経由でバレる
取引先や関連会社経由でバレる可能性も少なくありません。
例え自分の勤務先企業を非公開にしていたり、勤務先企業をブロックしていたとしても安心してはいけません。以前会社でやり取りのあった企業や、関連企業が発見してしまうこともあるからです。
現職と同じ業界への転職活動をしている場合は、そういったことも起こりやすいと言えます。
「以前一緒にプロジェクトを進めた●●会社の△△さんだ…」
取引先が気付き、そこから勤務先にバレてしまうことも全くないとは言えないのです。
2.転職活動が勤務先にバレた場合のデメリット

転職活動が勤務先にバレた場合、以下のようなデメリットが想定できます。
- 待遇が悪くなる可能性がある
- 転職活動を妨害される可能性がある
- 引き止められる可能性がある
2-1.待遇が悪くなる可能性がある
転職活動が勤務先にバレた場合、最も懸念されるのが「待遇が悪くなる」ということです。
「●●さん、どうせやめるんだから重要なポストに置く必要ないな」
こう判断されて、プロジェクトから外されるなどの可能性があります。降給や降格も、残念ながらありえないことではありません。
企業側からしてみれば、自社で長く働いてくれる社員を大切にしたい、という気持ちが働いてしまうことは致し方ないかもしれません。
とはいえ、転職活動をしている社員側としても、必ずしも条件の良い企業が見つかるかどうかは分かりません。転職活動がうまく行かなった場合は、現在の勤務先に留まることも十分に考えられます。
その場合は、転職活動が勤務先にバレることは大きなデメリットとなるのです。
また、直接降給や降格などがなかったとしても、上司や同僚の態度が悪くなり働きづらくなるといった可能性は少なくありません。そういった理由からも、なるべく転職活動をしていることはバレない方がよいでしょう。
2-2.転職活動が妨害される可能性がある
転職活動が勤務先にバレることで、転職活動が妨害される可能性があります。
転職活動の妨害の事例
- 取引先や関連会社に採用しないよう根回しをする
- 転職活動をしている社員の悪評を流して妨害する
- 有給休暇を認めず、面接に行けないようにする
- こなせない量の仕事を押しつけ、転職活動をする暇を与えない
同じ業種や同じ職種で転職活動をする場合、取引先や関連会社とのやり取りが出てくることがあります。その際、現在勤務している企業が転職活動をしている企業が採用しないよう妨害されてしまう事例も、実際にあるのです。
転職活動をしている社員の悪評を流したり、そもそも転職活動ができないように有給休暇を認めない、仕事の量を増やすなどの例も考えられます。
これらは実際に起こった事例で、裁判にまで発展しているのです。
転職活動の妨害行為のほとんどは違法行為です。とはいえ、実際に裁判にまで持ち込んで会社と争うのは現実的ではありません。実際には裁量を持っている企業側がうまくやれば、泣き寝入りするしかない状況がほとんどです。
そういったことがないように、転職活動は極力会社にバレないように行うことをおすすめします。
2-3.引き止められる可能性がある
転職活動がバレた場合、引き止められるといった事例が最も多いでしょう。
妨害工作や待遇の悪化などに比べると平和的ではありますが、説得を振りきって転職活動をするのはストレスになる場合も。
せっかく円満に退社したいと思っていても、強い説得を振り切っての転職の場合はわだかまりが残ってしまうこともあるかもしれません。いくら引き止められてもなお転職する意思が硬い場合などは、引き止める側の気分を害する恐れもあります。
スムーズに転職を行いたい場合は、やはり会社にバレずに転職活動を行うのがベストです。
3.転職サイトに登録してもバレない方法

転職サイトに登録するとバレる可能性がありますが、バレないための方法も存在します。
- スカウト機能を利用しない
- ブロック機能のある転職サイトを利用する
- 非公開設定のある転職サイトを利用する
- 個人が特定されにくい職務経歴書を作成する
- 転職エージェントを利用する
- 応募先企業の採用担当者に伝えておく
3-1.スカウト機能を利用しない
転職サイトに登録してバレる一番の原因は、スカウト機能によるもの。そのため、スカウト機能を利用しない設定をすれば会社にバレるリスクは激減します。
「スカウト機能を利用しないのは不利なのでは?」と思う方もいらっしゃるはず。確かに、企業からのスカウトを根絶してしまうのでは、転職活動が滞るのではと心配になっても不思議ではありません。
スカウト機能は非常に便利ではありますが、スカウト機能によって転職活動がスムーズに運ぶかと言えば、そうとも限らないのです。
スカウト機能によって受け取るメールは主に3種類に分けられます。
- 企業からの自動配信メール
- 転職サイトの担当者のスカウトメール
- 企業の採用担当者のスカウトメール
スカウト機能を利用する場合、様々な企業から膨大なメールを受信します。そのほとんどが、実は自動配信メールなのです。自動配信メールの中に優良企業がないとは言えないですが、その確率は高いとは言えません。
転職サイトの担当者や企業の採用担当者が経歴を確認してメールを送ってくることもあり、その場合は転職に有利に働くことが少なくありません。ただし、現実的にはその様な優良案件は多くはありません。
スカウト機能に頼った転職活動の場合は優良案件を待つ必要もあり、時間がかかってしまうという特徴もあります。
スカウト機能は転職に有利に働くことももちろんありますが、スカウト機能を利用すれば必ず転職がうまくいく、というものではありません。
もしも絶対に勤務先にバレたくなかったり、なるべく早く転職したいといった方は、スカウト機能を利用しないというのも一つの方法です。
3-2.ブロック機能のある転職サイトを利用する
スカウト機能を利用したい場合には、特定の閲覧をブロックできる「ブロック機能」のある転職サイトの利用をおすすめします。
自分が転職活動をしていることがバレたくない企業の名前を登録しておくことで、自分の情報の閲覧を制限できます。
注意点としては、勤務先以外でもバレたくない企業全てをブロックする必要がある、という点です。自分の勤務先だけ登録しておいても、取引先経由でバレてしまった、ということが起こる可能性があるからです。
3-3.非公開機能のある転職サイトを利用する
スカウト機能で企業側が閲覧できる内容の一部を、非公開設定にできる転職サイトもおすすめです。「1-1-2.スカウト機能で企業側が見れる情報は?」でも解説したように、企業側が見られる情報は少なくありません。
自分を知っている人が見た場合、全ての情報を照らし合わせれば自分を特定することは難しくないのです。
非公開設定ができる転職サイトであれば、自分を特定しやすい項目だけ非公開にすることで会社にバレてしまう可能性を低くできるでしょう。
ただし、非公開項目を増やしてしまった場合、優良なスカウト自体が受け取れなくなる可能性があるので注意が必要です。
3-4.個人が特定されにくい職務経歴書を作成する
職務経歴書に過去に携わったプロジェクトや会社特有の組織名を入れるだけで、バレてしまう可能性があります。それを防ぐためには、特定されにくい職務経歴書を作成しましょう。
3-4-1.特定されにくい職務経歴書の例
以下は、個人が特定されにくい職務経歴書の例です。このように、実績を明確化しながらプロジェクト名や企業名が特定できないよう職務経歴書を作成してみましょう。
2015年4月~現在
【主な業務】
加工食品の企画に伴うマーケティングの調査、データ収集やコンセプトの設計。商品の販売戦略の企画を担当。
【取り扱い商材】
加工食品(新規30%、既存商品のリニューアル70%)
【マーケティング業務】(約6年)
- 市場調査、競合調査(インターネットを利用したデータ収集&解析、インタビューなど)
- 運用の結果分析、過去データ分析
- 販売戦略の企画
【主な実績】
・2018年、新商品初月売り上げ達成目標の123%を達成。
新商品ローンチに向けインターネット調査やデータ解析などを実施。それらの結果をもとに販売戦略を打ち立て、初月の売り上げ目標の123%を達成ました。
その結果、●●部全体の売り上げの前年比108%にも貢献しました。
・2019年、既存商品の前年売り上げ106%を達成
新商品の好調が続く中、不調が続いていた既存商品のリニューアル企画に参加。データ収集や解析、グループインタビューなどを行い、商品設計を行いました。その結果、同商品の売り上げは前年比の115%を達成しています。
上記のように、個人が特定できそうな固有名詞やキーワードを極力排除して、勤務先にバレにくい職務経歴書が作成できるのです。
3-4-2.特定されやすい職務経歴書の例
以下は、特定されやすい職務経歴書の例です。先ほどの職務経歴書と同じ内容ですが、固有名詞を入れることで情報量が上がり、個人が特定されやすい内容となっています。
2015年4月~現在 (マーケティング戦略部)
【主な業務】
加工食品の企画に伴うマーケティングの調査、データ収集やコンセプトの設計。商品の販売戦略の企画を担当。
【取り扱い商材】
加工食品(新規30%、既存商品のリニューアル70%)
【マーケティング業務】(約6年)
- 市場調査、競合調査(インターネットを利用したデータ収集&解析、インタビューなど)
- 運用の結果分析、過去データ分析
- 販売戦略企画チーム「加工精肉食品MMプロジェクト」での業務
【主な実績】
・2018年、新商品「山中豚のジューシーソーセージ」初月売り上げ達成目標の123%を達成。
新商品ローンチに向けインターネット調査やデータ解析などを実施。それらの結果をもとに販売戦略を打ち立て、初月の売り上げ目標の123%を達成ました。
その結果、精肉加工食品部門全体の売り上げの前年比108%にも貢献しました。
・2019年、既存商品の前年売り上げ106%を達成
新商品の好調が続く中、不調が続いていた既存商品「スモーク馬肉ジャーキー」のリニューアル企画に参加。データ収集や解析、グループインタビューなどを行い、商品設計を行いました。その結果、同商品の売り上げは前年比の115%を達成しています。
このように、個人名や勤務先企業が不明であっても、関わった商品や会社独自のプロジェクト名を記載してしまうとバレてしまう可能性があります。
細心の注意を払って職務経歴書を作成しましょう。
職務経歴に嘘を書くと経歴詐称になる!
職務経歴書にあまりにも経歴を細かく書いてしまうとバレるからと言って、転職サイトに嘘の職務経歴書を書くと、経歴詐称となります。
発覚した場合、内定取り消しや解雇される可能性があります。最悪の場合、裁判に発展することもあるので、絶対にやめましょう。
3-5.転職エージェントを利用する
転職サイトではなく、転職エージェントを利用すると勤務先にバレにくくなります。
3-5-1.転職サイトと転職エージェントの違い
転職サイトは様々な企業の求人を取り扱うサイトです。企業側は求人情報を転職サイトに掲載し、求職者側はそれを検索などして直接応募し、転職活動を行います。
一方、転職エージェントは求職者と企業の間に「エージェント」と呼ばれるアドバイザーが入ります。


掲載されている情報を見て個人が応募するだけの転職サイトと違い、転職エージェントはキャリアアドバイザーが求職者の相談に無料で乗ってくれるのが特徴です。より合格しやすい求人を紹介してくれたり、キャリアに関してプロの視点でアドバイスしてくれるのです。
面接対策や、職務経歴書の書き方などもアドバイスしてくれる為、転職初心者でも安心して利用できるのも特徴です。
3-5-2.転職エージェントと転職サイトで転職活動をした場合の比較
転職エージェントと転職サイトでは内容が異なるため、転職活動の工程にも違いが出ます。以下は、転職サイトを使った場合の転職活動の流れと、転職サイトで転職活動をした場合の流れを比較したものです。
| 転職エージェントの流れ | 転職サイトの流れ |
|
|
転職エージェントを利用した場合には、キャリアアドバイザーと面談をしたり、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策なども行えます。もちろん、自分に合ったキャリア設計のためのアドバイスもしてくれるのも特徴です。
3-5-3.なぜ転職エージェントだとバレにくいのか?
転職サイトは自分でプロフィールを作成し、企業側に公開してスカウトされたり応募して転職活動を行います。
一方、転職エージェントを利用した場合は担当者が求職者に適切な求人を提案してくれる点が大きな違いです。企業側が求職者の情報を検索出来ないため、バレてしまう可能性は著しく下がります。
まずは求職者が企業の情報を確認し、関連会社や取引先である場合は応募しない、といった対策をとれるため転職エージェントは安心なのです。
3-6.応募先企業の採用担当者に伝えておく
応募先の企業から勤務先に連絡が行くことで、バレてしまうこともないとは言えません。何かしらの確認事項がある場合に、応募先の担当者が勤務先に連絡してしまうことは稀にあります。
そういった懸念がある場合は、あらかじめ応募先の企業に事情を説明しておきましょう。現職の起業に内密で転職活動をすることは一般的です。
「勤務先にはまだ伝えていないため、内密にして頂きますようお願いいたします」と伝えるので、何ら不自然はありません。
4.転職サイトの登録以外にも注意すべき7つのこと

転職サイトの登録以外にもバレてしまう理由は、数多くあります。あらかじめ確認し、対策を打っておきましょう。
- エージェントや応募先企業との電話は社外で行う
- 同僚に相談しない
- 服装などでバレないように気をつける
- 有給休暇の取り方に気をつける
- 会社のパソコンで転職活動しない
- SNSに転職活動について書かない
- しっかり仕事する
4-1.エージェントや応募先企業との電話は社外で
転職活動が勤務先にバレてしまう大きな理由の一つとして、「エージェントや応募先企業との会話を聞かれてしまう」ということが挙げられます。
エージェントや応募先企業からの突然の電話、ついつい急いで出てしまいたくなることもあるかと思います。
転職エージェントの場合であれば、周りに人がいないことを十分に確認してから電話に出られるかもしれません。しかし、応募先企業からの電話の場合、「早く電話に出たい!」と思うがあまり周りの確認を怠って出てしまうことも止むをえないかもしれません。
しかし、勤務中や勤務先での転職活動の電話は非常に危険です。勤務先にバレたくないのであれば、会社の外に出るなど安全を確認してから電話するようにしましょう。
4-2.同僚に相談しない
気心の知れた同僚に、転職活動について話したくなることはあると思います。飲みの席や面談の際に「転職を考えている」と口に出してしまったことが原因で上司や人事にまで伝わってトラブルになってしまう、ということは少なくありません。
これは、信頼している上司でも同じことが言えます。
いくら信頼していたり親しい同僚であってもどこから話が漏れるかは分からないため、勤務先に絶対に知られたくないのであればなるべく口外しないことが無難でしょう。
4-3.服装などでバレないように気を付ける
転職活動を平日の勤務終了後や出勤前に行う場合は注意が必要です。
勤務の後の面談のためにスーツの着用などする場合。普段はカジュアルな服装をしている社員がスーツで来ると、目ざとい人であれば「就職活動しているのかな?」と気付かれてしまう可能性があります。
勤務終了後に面談を行う場合、駅のロッカーなどにスーツを置いておくなど、勤務先に行動がバレないように気を付けましょう。
また、休日に勤務先付近で面接を行う場合も要注意です。有給休暇を取っているのに、外でスーツ姿が見られてしまうと一発でバレてしまう可能性があります。
就職活動を行う場合は、服装でバレないように細心の注意を払いましょう。
4-4.有給休暇の取り方などを注意する
有給休暇の取り方でバレてしまうという可能性もあります。
平日に面接や面談を行う場合は、予定に合わせて有給休暇などを入れることが多くなります。その有給休暇の取り方が急だったり、頻繁だったりすると気付かれてしまう可能性が出てきます。
とはいえ、転職活動を行うためには、どうしても会社を休む必要が出てくるかと思います。面接が入りそうな週は事前に休みを取って置いたり、週半ばではなく月曜や金曜に休みを入れるなどしてなるべく不自然にならないよう工夫しましょう。
可能であれば勤務時間外や休日に活動することがベストです。
4-5.会社のパソコンで転職活動をしない
会社のパソコンで転職エージェントや転職サイトを閲覧することで、バレてしまうということもあります。
会社のパソコンはいつでも管理責任者がコントロールできるよう、監視された状態です。そのため、会社のパソコンで転職サイトなどを閲覧するとバレてしまう可能性が高まります。
もちろん、「会社のパソコンで転職サイトを見るわけない!」という方も多いかと思います。
ちょっとメールの確認をしようとログインし、ついつい応募先からのメールを確認してしまうといったことが絶対にないとは言い切れません。
会社のパソコンは常に監視の目があるということを理解し、転職活動は絶対に行わないようにしましょう。
4-6.SNSに転職活動について書かない
SNSで転職活動についてついつい漏らしてしまうことで、バレる可能性もあります。
もちろん、勤務先にバレないように転職活動している人が企業名を上げたり「転職活動してます」といった投稿をすることは少ないかもしれません。
しかし、有給休暇の時にスーツ姿でいる画像を投稿したり、その他にも転職活動を匂わせるような投稿をしてしまうと、目ざとい人には気付かれてしまいます。
転職活動を内密に行いたい場合は、転職活動中のSNSの投稿も慎重に行いましょう。
4-7.しっかり仕事をする
転職活動をしている時には、つい仕事に対するモチベーションが下がってしまうかもしれません。しかし、転職活動中こそ仕事の取り組み方に気を付けましょう。
「●●さん、最近前々やる気ないなあ…もしかして転職するのかな」と勘付かれてしまうことにもなり兼ねません。
また、直接転職活動がバレることがなくても、転職するとなった時に後から「最近●●さん、やる気ないと思ってたら転職するからなんだ」と気付かれてしまうこともあります。そうなると心証が悪くなり、円満退社が出来なくなる可能性もあるのです。
いつも以上に頑張る必要はないですが、普段通りにしっかり仕事するようにしましょう。
5.勤務先にバレずに転職活動できるおすすめの転職エージェント会社3選

「3-5.転職エージェントを利用する」でも解説した通り、勤務先にバレずに転職活動するためには転職エージェントに登録することがおすすめです。
転職エージェントは求職者にそれぞれ担当のキャリアアドバイザーが付き、その人に最も適した求人を提案してくれます。自分で情報を公開してスカウトしてもらうのとは違い、勤務先にバレてしまう可能性も低くなります。※転職エージェントにもスカウトサービスを行っているものもあります。利用の際はやはり注意が必要です。
一人で転職活動を行うよりも、プロのキャリアアドバイザーに相談しながら転職をすすめられるのは心強いでしょう。
また、キャリアアドバイザーは転職情報だけでなく、転職市場にも深く精通しています。そのため、実んのスキルや経験がどのようなキャリアに適しているのか、その市場価値なども考えながら転職を進められるのが大きな魅力です。
ここではおすすめの転職エージェントとして大手3社を紹介します。
| 公開求人数 | 非公開求人数 | 対象の年代 | |
| リクルートエージェント | 108,760件 | 141,295件 | 20〜50代 |
| マイナビエージェント | 22,630件 | 113,150件 | 20〜30代 |
| doda ※ | 73,286件 | 113,150件 | 20〜50代 |
※dodaは転職サイトにエージェントサービスが含まれています。勤務先にバレないように転職活動をする場合は、エージェントサービスの利用をおすすめします。
5-1. リクルートエージェント

出典:リクルートエージェント
「リクルートエージェント」はリクルート社がが展開する、日本で最大級の転職エージェントです。保有している求人数は他社を圧倒。幅広い職種から仕事を選べるのが魅力です。
圧倒的なブランド力があることで、キャリアアドバイザーの経験が豊富なのも魅力の一つ。営業力や提案力の高さも信頼性を高める野に役立っています。
どの転職サイトに登録すべきか迷ったら、まずはリクルートエージェントに登録すれば間違いありません。
5-2. マイナビエージェント

出典:マイナビエージェント
「マイナビエージェント」も全国展開する転職エージェントサイトです。主に20~30代の若い世代の転職に強い為、初めての転職でも安心して利用できます。
全国展開のサービスではありますが、特に首都圏や関西エリアに強い為、該当する地域で転職したい方には特におすすめです。
マイナビエージェントは、キャリアアドバイザーの質が高いことでも知られています。キャリアアドバイザーはそれぞれに専門分野を持っています。自分の転職したい分野に強い担当がつけば、有利になるでしょう。
5-3. doda

出典:doda
「doda」も国内トップクラスの転職エージェントです。
dodaはエージェントを付けない転職サイトとしても利用可能ですが、エージェントサービスも行っており、どちらも選択が可能です。dodaには特定の業種に専門知識を持つ線もアドバイザーがおり、手厚いサポートを受けられます。
また、doda限定求人があることも魅力の一つ。特にIT、営業、企画系の求人に強いのが特徴です。
6.まとめ
転職活動が勤務先にバレることの弊害は少なくありません。転職活動は極力内密に行うことが重要です。そのためには転職サイトの登録情報のほかにも、普段の振舞いにも注意が必要となります。
しっかり対策をすることで、勤務先にバレることなく転職活動を進めましょう!




コメント