
「上司と合わなくて辛い」
「合わない上司とうまくやる方法を知りたい」
「上司と合わなくてすでに心が限界」
など、あなたは今、上司と合わないことに大きなストレスを感じていませんか?
「上司と合わない」ことに悩んでいる人の中には、上司から受けるストレスをなんとか解消したいと、すでに色々な対策を行なってきた人も多いかもしれません。
しかし、それでも「上司と合わない」という悩みが解消されないのであれば、上司のタイプにマッチしない解決方法を試してしまった可能性があります。
上司と合わない悩みといっても上司のタイプは様々であるため、上司のタイプにあわせた解決策を実施することが大切なのです。
そこで、本記事では、
- 合わないと感じる上司のタイプと特徴
- 【タイプ別】上司と合わない現状を解決する方法
について具体的に紹介していきます。
ただ、すでに「上司と合わない」という悩みが深刻化して心や体に影響が出てしまっているのであれば、仕事を休むことや異動、転職について真剣に検討すべきです。
自分では気がつきにくいところでもあるので、心と体にどのような症状が出たら危険なのか、本記事で詳しく解説していきます。
さらに、最終的に転職を検討したいという人に向けては、
- 上司と合わずに辞めて転職する場合の3つの注意点
について紹介しています。転職に失敗しないよう必ず押さえておくようにしましょう。
本気記事を読むことで、上司と合わないという悩みの解決の糸口を見つけ、自分はどのような行動を取ればいいのか判断できるようになります。
目次
1.合わないと感じる上司のタイプと特徴
部下が「合わない」と感じる上司のタイプと特徴をまとめました。
「上司と合わない」といった悩みを持つ人は多いですが、合わない上司のタイプは様々であり、また、上司のタイプごとに感じるストレスや対策も違ってきます。
あなたの上司は下記の中のどのタイプに当たりますか?
- パワハラ・セクハラをする上司
- 理不尽な振るまいをする上司
- すぐに感情的になる上司
- 仕事ができない上司
- 自分のやり方を押しつけてくる上司
- 厳しい上司
上司のタイプから解決策へのリンクへ飛べるようになっているので、あなたの上司のタイプにあわせた解決策をぜひ確認してみてくださいね。
1-1.【合わない上司のタイプ①】パワハラ・セクハラ
あなたの上司は、パワハラやセクハラにあたる行動を繰り返し行なっていませんか?
例えば、下記のような行動を繰り返していれば、パワハラやセクハラに当たる可能性が高いです。
・物に当たって部下を威嚇するなど身体的に追い詰める行為
・部下の人格を否定
・飲み会への参加強要
・いじめや嫌がらせに当たる行為
・業務の範囲を超えた指示(個人的な買い物を命令するなど)
・部下へ性的な発言や行為を行う
これらパワハラ・セクハラに当たる可能性がある場合には「上司と合わない」では済まされず、後々にも影響を及ぼすような大きな精神的ダメージにつながる場合もあります。
そのため、早急にしかるべき場所へ相談することが大切です。
パワハラ・セクハラ上司に対する具体的解決策は「2-1.パワハラやセクハラに当たる場合にはしかるべき場所に相談」をご参照ください。
1-2.【合わない上司のタイプ②】理不尽な振るまいをする
自分の間違いを認めずに部下のせいにしたり、部下の手柄を横取りしたり、残業を強要したりなど「理不尽」と感じる言動を繰り返す上司のことです。
このタイプの上司は共感能力が低く、横暴な振るまいをすることも多いため、部下は振り回されてストレスがたまってしまいます。
理不尽な振るまいをする上司に対する具体的解決策は、「2-2.理不尽な上司に対しては上司よりさらに上の人に相談して解決」をご参照ください。
1-3.【合わない上司のタイプ③】すぐに感情的になる
部下のミスを感情的に叱ったり、不機嫌さを表に出したりなど感情コントロールのできない上司のことです。
たとえ仕事でミスをしたとしても、何かを指摘する際に感情的になる必要はないはずです。
しかし、このタイプの上司にあたると日常的に怒られ続けるために、部下の自己肯定感が下がり大きなストレスにつながってしまいます。
すぐに感情的になる上司に対する具体的解決策は「2-3.すぐに感情的になる上司にはさっさと謝って解決」をご参照ください。
1-4.【合わない上司のタイプ④】仕事ができない
上司としての経験が少ない、もしくは能力が低い上司のことです。
上司には部下に的確な指示をしながら、部下の成長をうながすといった能力が求められます。
しかし、仕事ができない上司にあたってしまうと、部下が上司のフォローをする必要があったり、指示がコロコロ変わったり、責任を取らなかったりと、多大なストレスになってしまうのです。
仕事ができない上司に対する具体的解決策は「2-4.仕事ができない上司には優秀な部下になって解決」をご参照ください。
1-5.【合わない上司のタイプ⑤】自分のやり方を押し付けてくる
一般的に、過去の成功体験などを基準として、部下に自分と同じやり方を押し付けてくる上司のことです。
このタイプの上司は自信があるように振るまうことが多く、常に「自分が正しい」と思い込んでいる節があります。
そのため、部下は、新しい視点からの提案を受け付けてもらえず、上司と合わずにストレスになってしまうのです。
自分のやり方を押し付けてくる上司に対する具体的解決策は「2-5.自分のやり方を押し付けてくる上司には理論的で簡潔な提案で解決」をご参照ください。
1-6.【合わない上司のタイプ⑥】厳しい
一般的には、部下の成長に期待して基準を高く設定し、厳しい態度で部下に接している上司です。
感情的に怒鳴ったりすることがなければ、優秀な上司とも言えます。しかし、部下の意向を無視した高すぎる目標を設定されると、部下側のストレスが大きくなってしまいます。
厳しい上司に対する具体的解決策は「2-6.厳しい上司には自分の成長のために従う勇気を持って解決」をご参照ください。
次章では、それぞれの上司のタイプ別に解決策を紹介していきます。
2.【タイプ別】上司と合わない現状を解決する方法
「合わない上司」のタイプ別解決策について紹介します。
基本的に上司の合わない部分を変えるのは不可能に近く、変えようとするにしても非常に時間がかかったり自分自身が疲弊してしまったりするでしょう。
そのため、上司と合わない現状を解決するためには、自分が解決に向けて行動する必要があるということを覚えておいてください。
それでは、下記「上司のタイプ別解決方法」を詳しく紹介していきます。
- パワハラやセクハラに当たる場合にはしかるべき場所に相談
- 理不尽な上司に対しては上司よりさらに上の人に相談して解決
- すぐに感情的になる上司にはさっさと謝って解決
- 仕事ができない上司には優秀な部下になって解決
- 自分のやり方を押し付けてくる上司には理論的で簡潔な提案で解決
- 厳しい上司には自分の成長のために従う勇気を持って解決
2-1.パワハラやセクハラに当たる場合にはしかるべき場所に相談
「上司と合わない」悩みが、パワハラやセクハラによるものだとしたら、準備をした上でしかるべき場所に相談することが大切です。
下記のようなことがあれば、まずは、上司のセクハラやパワハラについて記録を取るようにしましょう。
【一般的にセクハラ・パワハラに当たると言われていること】
物に当たって部下を威嚇するなど身体的に追い詰める行為
部下の人格を否定
飲み会への参加強要
いじめや嫌がらせに当たる行為
業務の範囲を超えた指示(個人的な買い物を命令するなど)
部下へ性的な発言や行為を行う
上司のタイプや会社の性質から考えて、事実を隠蔽する恐れがありそうであれば、録音したり証言してくれる人を確保したりしておくことをおすすめします。
上記の記録や証拠を確保した上で、会社の人事部に相談をし、しかるべき対応をしてもらうよう要求してみましょう。
会社内で解決しないようであれば、各都道府県の労働局に設置されている労働相談コーナーや法テラスなどに相談する必要が出てくるかもしれません。
ただ、セクハラ・パワハラと戦うには非常に労力を必要とするために、自分が得られるものと失うものをよく吟味した上で、戦うのを諦めて転職を検討するのもひとつの解決策になります。
上司と合わずに転職を検討する際の注意点については、6章で詳しく説明していきます。
<参考:ハラスメント関連の相談窓口一覧>
あかるい職場応援団|厚生労働省
【パワハラ・セクハラ上司への対応まとめ】
上司のパワハラやセクハラの記録を取る、できれば証拠を掴んでおく
まずは会社の人事部に相談をし、しかるべき対応をしてもらう
会社内で解決しなければ労働局や法テラスへの相談を検討する
自分を守るために最終的には転職もひとつの解決策と考えておく
2-2.理不尽な上司に対しては上司よりさらに上の人に相談して解決
理不尽な上司に対しては、周りの同僚と結託し、上司のさらに上の人に事情を説明するようにしましょう。
理不尽と言っても色々なパターンがありますが、一般的には下記のような行動をする上司のことを指します。
- 自分の間違いを認めずに部下のせいにする
- 部下の手柄を横取りする
- 残業を強要する
- 人によって態度を変える
このタイプの上司は、子供っぽい性格である上に自分の間違いを認めないことも多いため、直接的なコミュニケーションによって解決するのは難しいでしょう。
そのため、上司のさらに上の人に事情を説明して、何かしらの対応を取ってもらうことが大切になります。
ミスを自分のせいにされたり手柄を横取りされたりしては、自分自身の評価にも関わってくるために、第三者の人に早めに状況を把握しておいてもらいましょう。
また、理不尽な上司に関しては、周囲の同僚も同じ悩みを抱えていることが多いです。
そのため、上司のさらに上の人に事情を説明する前に、他の同僚と結託して、理不尽な上司の日々の振るまいを共有しておくようにしましょう。
会社の多くの人が理不尽な上司に悩まされていると知れば、会社側も対策を取らざるを得なくなるでしょう。
【理不尽な上司への対応まとめ】
上司のさらに上の人に相談する
できれば周囲の同僚と結託して相談し、会社側に大きな問題であると認識してもらう
2-3.すぐに感情的になる上司にはさっさと謝って解決
すぐに感情的になる上司に対しては、日頃からコミュニケーションを取って懐に飛び込んでしまうか、こちらが大人になり、さっさと謝ってしまいしょう。
感情のコントロールができずにすぐに怒鳴ったり不機嫌になったりする上司がいると、部下は萎縮してしまいストレスがたまってしまいます。
ただ、意外と指摘事項に関しては的を得ていることが多いために、理不尽な上司よりも周囲からの評価が高いというのがこのタイプの上司の難しいところです。
もちろん、部下がミスをしたとしても怒鳴る必要はなく、穏やかに指摘すればいいだけなので、上司側に問題があることは明らかです。
そのため、たとえ自分がミスをしたとしても、怒鳴る上司にも非があると捉え、自分ばかりを責めないようにしましょう。
感情的なタイプの上司とうまくやるためには、日頃からコミュニケーションを多くとって懐に飛び込んでみるというのがひとつの解決策になります。
例えば、下記のようなポイントを押さえて、積極的にコミュニケーションを取ってみてはいかがでしょうか?
仕事上のコミュニケーションを増やす | 積極的に上司にアドバイスを求めたり、昔の仕事の話を聞いてあげたりすると上司の気分もよくなるでしょう。 |
プライベートの話を増やす | プライベートの話をさりげなく聞いてみましょう。共通点を見つければ一気に距離が縮まって、あなたのことを怒鳴りにくくなるかもしれません。 |
個人的な相談をしてみる | 頼りにされて嫌な気分になる人はあまりいないでしょう。個人的な相談を上司にしてみるのも、ひとつの距離を縮める方法となります。 |
感情的な上司は、よくも悪くも自分の感情が先行しているために、気に入った部下に対してはあまり怒鳴らなくなる傾向があるので、ぜひコミュニケーションを増やしてみましょう。
また、コミュニケーションを取るのが難しいと感じる場合には、怒鳴られた際にこちらが大人になるつもりで早めに謝ってしまうのもひとつの方法です。
感情的に怒鳴っているときに部下が言い訳をすると、ムキになって感情がヒートアップする可能性が高いからです。
ただ、自分がミスした訳ではないのに怒鳴りつけてくる場合には、毅然とした態度で対応する必要があります。
最後に、「怒鳴ることはあまりないけどいつも不機嫌」という上司に対しては、スルーを決め込むのが得策です。
上司のプライベートで嫌なことがあっただけかもしれないので、「自分に対してイライラしてるのでは?」と必要以上に心配せず、上司の問題と考えて感情に流されないようにしましょう。
【感情的な上司への対応まとめ】
感情が先行している上司は懐に飛び込んでしまうと怒鳴られる機会が減る可能性大
言い訳をすると上司の感情がヒートアップするので、自分のミスに関しては早めに謝る
不機嫌な上司に対しては、自分のせいと考えずに上司の問題と割り切る
2-4.仕事ができない上司には優秀な部下になって解決
仕事ができない上司には、自分が優秀な部下として振るまうことで解決しましょう。
仕事ができないと言っても色々なパターンがありますが、一般的には下記のような特徴のある上司のことを指します。
- 指示内容がコロコロと変わる
- 頭を使わずに仕事をしている
- そもそも仕事へのモチベーションが低い
- 視野が狭く自分のことしか考えてない
上司の無能さに引っ張られてしまっては、自分のキャリアや将来に悪い影響があるので、自分がスキルアップするためのいい機会だと割り切って、上司の分も仕事で成果をあげるくらいの気持ちを持ちましょう。
自分もまだまだ未熟だと感じるのであれば、下記のようなことを意識して優秀な部下になりましょう。仕事に邁進している間に周囲からの評価も上がり、無能な上司のことが気にならなくなるはずです。
優秀な部下の特徴 | どう行動すれば良いか? |
業務に関する知識が豊富 | 業務に関連した資格試験のための勉強に励んだり、関連書籍を読んだりして、自分自身のスキルアップをしていきましょう。 |
仕事の目的を理解している | 与えられた仕事をただこなすのではなく、仕事の目的を理解して進めていきましょう。自ずと効率的なやり方や提案ができるようになってくるはずです。 |
謙虚な態度で仕事を行う | 「自分は仕事ができる」と思い込んでいる人は、案外たいして仕事のできない人です。人からのアドバイスを無下にしたり、視野が狭くなったりしてしまうからです。常に謙虚な態度で、学ぶ姿勢を持っていることが大切です。 |
理論的に考えられる | 常に頭を使って仕事をしていきます。また、何かを説明する際には結論から話すなど、他人の時間を無駄にせずに理路整然と行えるようにしましょう。 |
ただし、指示内容がコロコロと変わる上司である場合には、報連相を何度も行ったり、形として残るメールでの連絡にしたりして、対策をしておくことを忘れないでくださいね。
無能な上司を部下がコントロールしていくつもりで積極的に動き、自分はどんどんと経験を積んで、評価をあげていってしまいましょう。
【仕事ができない上司への対応まとめ】
無能な上司に引きずられないよう、上司を超えるくらいの気持ちで優秀な部下になる
指示内容がコロコロ変わる上司には、報連相を徹底する
2-5.自分のやり方を押し付けてくる上司には理論的で簡潔な提案で解決
自分のやり方を押し付けてくる上司に対しては、理論的で簡潔な提案をすることで対応していきましょう。
このタイプの上司は、自分を正しいと思い込んで疑わず、昔の自分の成功体験などを元に自分の仕事のやり方を部下に押し付けてきます。
そのため、部下は効率の良い仕事のやり方や新しい仕事を意欲的に提案したとしても、なかなか話を聞いてもらえずにストレスがたまることでしょう。
ただ、ここで一旦立ち止まって考えてもらいたいのが、「自分の上司への提案は本当に適切であるのか?」ということです。
耳が痛い話かもしれませんが、上司が自分のやり方を押し付けてくるのは、部下の提案に納得できないからや部下の提案が的を得ていないからということも大いに考えられるのです。
そこで、自分のやり方を押し付けてくる上司に対しては、下記ポイントを踏まえた上で、理論的で簡潔な提案をすることを心がけてみましょう。
- シンプルに説明することを心がける
- 最初に結論をストレートに伝えるようにする
- 具体的なメリットや根拠を簡潔に伝える
上司への提案や説明がうまくできずに、途中で話が分からなくなってしまったり、長くなってしまったりする傾向があるのであれば、ロジカルシンキングについて勉強するのがおすすめです。
もし、直接的な提案が難しいようであれば、上記ポイントを押さえた上で、メールを利用して提案を行うのもよいでしょう。
その場合、上司のさらに上の人をCCなどに入れておき、上司が自分の提案を無視できないような状況を作っておくことをおすすめします。
【自分のやり方を押しつけてくる上司への対応まとめ】
上司を納得させる理論的で簡潔な提案を心がける
ロジカルシンキングを勉強する機会と捉える
それでも上司がやり方を押しつけてくるようであれば、上司の上の人をCCに入れたメールにて提案してみる
2-6.厳しい上司には自分の成長のために従う勇気を持って解決
厳しい上司には、自分の成長のためにとことん従う、ついていくという気持ちを持つことをおすすめします。
厳しい上司というのは、部下に期待している、もしくは、部下の成長のことを考えているからこそ、高めの目標を設定して厳しい指導をしていることがほとんどです。
ここまで見てきた上司とは異なり、仕事のできるいい上司であることは間違いないため、自分の成長のためにスキルアップをするチャンスと捉えるようにしましょう。
ただ、上司の期待値があまりに高いことが自分を苦しめている場合には、「期待されているのは嬉しいのですが、目標は〜でよろしいでしょうか?」と自分から目標値を下げる提案をするのもひとつの方法です。
その場合には、最終的には上司の期待に答えていきたいという意欲をしっかり示しておけば、上司も納得してくれるはずです。
また、日々のコミュニケーションを積極的に取ることで、上司のことが理解でき、付き合いやすくなるでしょう。上司の仕事への哲学や情熱など参考になることも多いはずなので、積極的にコミュニケーションを取ってみてくださいね。
さらに、自分が成長したら感謝の気持ちを上司に伝えておくと、関係性がどんどんよくなっていきます。
【厳しい上司への対応まとめ】
自分のキャリアアップや成長のために、とことんついていく気持ちを持つ
期待値が高すぎる場合には、その旨を上司にしっかりと伝える
日々のコミュニケーションをしっかり取ることで苦手意識をなくす
ただし、上司が厳しい理由が「部下の成長のため」でない場合には「理不尽な上司」にあたり、厳しくても怒鳴る場合には「感情的な上司」にあたるので、そちらの解決方法を参考にしてくださいね。
3.上司が合わない場合にやってはいけない3つのNG行動
上司と合わずに悩んでいると、ストレスがたまって感情的になってしまうこともあるかもしれません。
しかし、自分の気持ちのままに下記のような行動をすると、関係が悪化して職場に居づらくなってしまうことがあるので注意しましょう。
- 歩み寄る努力を放棄して投げやりになる
- 感情的になって無視したり反抗的な態度をとったりする
- 悪口を言いふらす
ひとつひとつ説明していきますね。
3-1.歩み寄る努力を放棄して投げやりになる
上司が合わないとしても、歩み寄る努力を放棄して投げやりになることは避けましょう。
実は、上司との関係性は、コミュニケーションの機会を増やしたり、1度飲みに付き合ったりするだけで劇的によくなる可能性があります。
単にお互いの理解が足りないことから、色々なすれ違いが生まれているだけのパターンが多くあるということです。
合わない上司に歩み寄る努力をし、経験を積み上げていくことで、どこの職場でもいい人間関係を構築できるスキルが身につきます。
そのため、最初から上司と歩み寄る努力を放棄してしまっては、コミュニケーションスキルが身につかず、どこの職場でも同じ目に合うという事態に陥ってしまうでしょう。
3-2.感情的になって無視したり反抗的な態度をとったりする
上司が合わないとストレスがたまりますが、感情的になって「無視をする」「反抗的な態度とる」ということはしないように注意しましょう。
上司となるべく距離を取るということは、合わない上司対策のひとつの方法ではあるのですが、あからさまに無視をするなど、態度に出し過ぎるのはやめた方がいいです。
また、理不尽な指摘などに対して自分の意見を毅然と述べることは大切ですが、部下側が感情的になって反抗的な態度を取るというのも社会人としては考えものです。
多くの原因が上司にあったとしても、事情を知らない人からしたら、職場で感情的に振る舞っている部下側に非があると判断されてしまうでしょう。
上司からの心証がどんどん悪くなることで、自分の評価にも響いてくるのでデメリットが大きいです。くれぐれも感情的な態度は取らないよう注意してくださいね。
3-3.悪口を言いふらす
上司と合わずにストレスがたまれば、どこかで発散したくなる気持ちも分かりますが、悪口を言いふらすのは辞めた方がいいでしょう。
上司のパワハラや理不尽な態度に対して、然るべき相談場所で冷静に相談し対応を求めることは必要です。
しかし、感情的になって同僚に上司の悪口を言いふらしたり、SNSで発散したりするのはおすすめできません。
悪口が巡り巡って上司の耳に入れば、関係悪化は避けられないですし、「人の悪口を言う人」と見られて職場でのあなたの評判が悪くなってしまうでしょう。
どうしても愚痴を言ってストレスを解消したい場合には、せめて職場とは関係のない家族や友人に言うように注意してくださいね。
4.心と体にこういう症状が出たら危険!早急に対策するべき
「上司と合わない」という悩みは上司のタイプにあわせた具体的な行動をとれば解消することも多いですが、すでに心と体に深刻な症状が出ているようであれば早急な対策が必要になります。
心と体への悪い症状が進行すると、仕事に支障をきたしたり回復するまでに長い時間がかかったり、自分へのデメリットが大きくなってしまうからです。
そのため、これから紹介するような症状が出ている場合には、仕事を休むことを考えるか、異動や転職など現状から逃げることを早めに視野に入れるようにしてください。
危険な心と体の症状を紹介します。
4-1.心の症状でこのようなサインが出たら危険
心の症状で下記のようなサインが出たら危険であるため、上司との関係を具体的に解決する努力をするより、異動や転職、仕事を休むことを検討した方が良いでしょう。
今は、ストレスの原因から離れることが大切だからです。
【危険な心の症状】
気分が常に落ち込んでいる
ネガティブな気持ち、不安感が続く
仕事の悩みをプライベートでも引きずってしまう
何もやる気が起きない
危険な心の症状の特徴としては、常にネガティブな気持ちや憂鬱感を抱えていたり、何もやる気がおきなくなったりといったものがあります。
心が健康だった頃の自分の状況と比べて、大きな変化があるようであれば注意が必要です。
4-2.体の症状でこのようなサインが出たら危険
「上司と合わない」悩みから来る心のストレスは体にも影響を及ぼします。下記のような体のサインが出てしまっているようであれば危険なので、早急にストレスの原因から離れることを考えましょう。
【危険な体の症状】
眠れない、夜中に目が覚めてしまう
食欲がない、体重が減った
常に体がだるい
体の症状としては睡眠や食欲に出てくることが多いですが、頭痛やだるさといった症状で現れる人もいます。
自分では気がつきにくいかもしれないので、体の変化についてメモなどしておくとよいでしょう。
4-3.心療内科など専門家の判断を仰ぐことも考える
心と体の危険な症状について紹介しましたが、なかなか自分では気がつかないことも多いです。また、周囲に相談しても「みんなストレスはたまっているよ」などと共感してもらえないこともあるかもしれません。
しかし、自分の心や体のことは自分で守るしかないため、少しでも異変があれば、早めに心療内科など専門家の判断を仰ぐことを検討した方がよいでしょう。
心療内科で心と体への大きな影響が認められれば、医師から休むことを提案されるかもしれません。
その場合には、ストレスの原因となる仕事から離れるために、「診断書をもらった上で休む」という判断をすることも検討しましょう。
4-4.行政相談窓口も積極的に活用する
「心療内科にいきなり行くのは勇気がいる」「自分ではどれくらい深刻なのか判断できない」という人は、まずは下記の行政相談窓口に相談してみることをおすすめします。
【行政の相談窓口】
名称 | 運営元 | 特徴 |
厚生労働省 | 働く人の心身の不調や不安・悩み等メンタルヘルスに関してSNSで相談できる | |
厚生労働省 | 働く人の心身の不調や不安・悩み等メンタルヘルスに関してメールで相談できる | |
厚生労働省 | 働く人の心身の不調や不安・悩み等メンタルヘルスに関して電話で相談できる | |
厚生労働省 | 職場のトラブルに関する相談や、解決のための情報提供が受けられる |
5.対策をしても上司との関係性が改善しない場合の対応策2つ
「上司と合わない」という悩みが深刻さを増し、現状ではどのような対策をとっても上司との関係性が改善しない場合には、下記のように異動か転職について考えるしかありません。
- 部署を異動して上司と距離を取る
- 転職をしてストレスの原因から離れる
それぞれについて詳しく解説していきます。
5-1.部署を異動して上司と距離を取る
上司と合わず、具体的な解決方法をとってもうまく行かない場合や、すでに心や体に症状が出てしまっているという場合には、部署を異動するという手段を検討しましょう。
通常の会社の場合には、2年や3年で部署の異動がありますが、人事相談の際などに早めに異動したいことを申告してみてください。
その際には上司の様子を記録して説明できるようにしておき、自分の心や体が限界であることを強く訴える必要があります。
5-2.転職をしてストレスの原因から離れる
異動を申告しても認められないこともあるため、その場合には、現在のストレス原因から距離を置くために、転職を検討することをおすすめします。
例えば、パワハラ上司に悩まされていることを訴えても何の対応もしてくれない会社である場合には、見切りをつけて転職を積極的に考えても良いでしょう。
次章からは、上司と合わずに現在の会社を辞めて転職する場合の注意点について紹介していきます。
6.上司と合わずに辞めて転職する場合の3つの注意点
どのような対策を行っても上司との関係がよくならない、心と体が限界で辛いという人は、転職について検討するのもひとつの方法でしょう。
実際に、厚生労働省の「平成30年度雇用動向調査データ」によると、男性の7.7%、女性の13.1%が転職理由について「職場の人間関係が好ましくなかったから」と答えています。
しかし、「上司と合わずに転職」をする場合には、下記の注意点を押さえておかないと、転職してから後悔することになりかねないので気をつけましょう。
- 転職が正しい選択かどうか慎重に検討する
- 「上司と合わずに転職」を直接の理由としない
- 転職エージェントに相談する
ひとつひとつ詳しく解説していきます。
6-1.転職が正しい選択かどうか慎重に検討する
上司と合わないという悩みを解決するために、転職を考えるというのもひとつの選択肢ですが、慎重に検討する必要はあります。
実際には、転職したとしても合わない上司がいる可能性は否定できないですし、状況が全て好転するということはほとんど考えられないからです。
また、上司から逃げるように辞めてしまうと自分のキャリアに影響が出てしまうことも考えられます。特に、「上司と合わないから辞めてやる!」と感情的になっている時には、後先考えずに判断をしてしまいがちなので注意が必要です。
転職の他に、異動の打診や休みを取るといった方法もあるため、本当に自分のキャリアに取っていい選択肢なのかどうかを慎重に検討してみてくださいね。
【転職チェックリスト】
| 心と体がすでに限界を超えて今すぐ辞めたいと思っている | □ |
| 今の会社でやりたい仕事が見つからない | □ |
| こうなりたいと思う先輩や上司がいない | □ |
| 今の職場にいても自分が成長できない | □ |
| 今の職場にいても理想の自分になれそうもない | □ |
あなたはいくつ該当しましたか?該当事項が少なければ、転職以外の方法をもう1度検討してみましょう。
6-2.「上司と合わずに転職」を直接の理由としない
「上司と合わずに転職」する場合でも、正直に転職理由として述べるのは辞めた方が無難でしょう。
いくら上司側に非があろうとも、何も知らない第三者からは「職場の人間関係がうまく構築できない人」と判断されて、マイナスに捉えられてしまうことがあるからです。
「合わない上司がいたらすぐに辞める人」と思われてしまっては、会社としても採用をためらうというのは、容易に想像できることでしょう。
そこで、転職理由としては、下記のようなポジティブなものを使うことをおすすめします。
- キャリアアップのため
- 新しい仕事に挑戦したいから
- 御社の風通しのよい社風に惹かれた
- 部下を育てる制度が充実しているから など
6-3.転職エージェントに相談する
転職を検討する場合には、必ず転職エージェントに相談するようにしましょう。
転職先を自分ひとりで見つけるのには時間がかかり、また、内部事情についても自分で調査をするのには限界があるからです。
転職先の内部事情を知らないまま転職してしまうと、勤務条件が悪くなったり、また同じ「上司と合わない」ということに悩まされてしまうかもしれません。
そこで、転職エージェントに相談し、事前に転職先候補の内部事情について情報を集めた上で、転職先を決めることが大切です。
また、自分のキャリアプランなど客観的な意見をもらうことで、自分に最適な転職先を見つけることができます。
ただ、転職エージェントと言ってもたくさんあり、転職先の候補が少なかったり、会社の情報が少なかったりするところもあります。
そこで、ここからは、信頼がおける下記4つの転職エージェントについて紹介します。
- マイナビエージェント
- リクルートエージェント
- doda
- リクナビNEXT
ひとつひとつ簡単に特徴を解説していくので、自分に合った転職エージェントに積極的に登録してみてはいかがでしょうか。
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7.まとめ
本記事では、
- 合わないと感じる上司のタイプと特徴
- 【タイプ別】上司と合わない現状を解決する方法
- 上司が合わない場合にやってはいけないNG行動
- 心と体にこういう症状が出たら危険!早急に対策するべき
- 現状では対処できない場合の対応策2つ
- 上司と合わずに辞めて転職する場合の3つの注意点
について解説しました。
それぞれの上司のタイプごとの解決策は下記の通りです。
- パワハラやセクハラに当たる場合にはしかるべき場所に相談
- 理不尽な上司に対しては上司よりさらに上の人に相談して解決
- すぐに感情的になる上司にはさっさと謝って解決
- 仕事ができない上司には優秀な部下になって解決
- 自分のやり方を押し付けてくる上司には理論的で簡潔な提案で解決
- 厳しい上司には自分の成長のために従う勇気を持って解決
また、4章「心と体にこういう症状が出たら危険!早急に対策するべき」において、自分にそのような症状が現れていないか確認しましょう。
すでに心と体に影響があるようであれば、休職や異動、転職を考えることをおすすめします。
本気記事を読むことで、上司が合わないという悩みの解決の糸口を見つけ、自分はどのような行動を取ればいいのか判断してもらえたら幸いです。




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