
「生きがいがなくて毎日むなしい……。他の人は生きがいを持ってるの?」
「生きがいがないとダメなのかな。できれば持ちたいけれど、どうやって見つければいいのかわからない」
あなたはいま、こんな風に悩んでいませんか?
毎日の生活に生きがいを持てないと、人生そのものがつまらなく思えてしまい落ち込みますよね。
でも、そんな鬱々とした気持ちを抱えているのは、なにもあなただけではありません。
サラリーマンに向けたアンケートによると、5割弱の人が「自分には生きがいがない」と答えているのです。

出典:「サラリーマンの生活と生きがいに関する調査」よりグラフを作成
しかしこのように生きがいを持てないでいると実現したい目標がないまま時間を無駄に過ごしたり、人生の充実感が感じられず、生きるのが辛くなってしまいます。
どうせなら生き生きとした明るい気持ちで過ごしたいですよね。
そのためには、生きがいを持つことを強くおすすめします。
どんな小さなものでも生きがいを持てれば、あなたの人生は間違いなく輝き始めるからです。
そこで今回の記事では、あなた自身の生きがいを見つけるために、以下のような内容を取り上げてご紹介していきます。
①生きがいがない人の5つの特徴
②生きがいがない人とある人の違い
③生きがいを持てない4つの原因
④生きがいを見つける4つの方法
⑤年代別の見つけるコツ
⑥ケース別の見つけるコツ
⑦生きがいが見つかるおすすめの本3選
この記事を読めば、ご自分がどのような原因で生きがいを持てていないのかがわかり、年代別・ケース別の解決策を参考にしながら、あなたの生きがいを見つけることができます。
明日からの時間を充実したものに変えるためにも、ぜひご一読ください。
目次
1.5割(半数)の人が「生きがいがない」状態

冒頭でもご紹介したように、WEB Journal「年金研究」の調査によると、サラリーマン596人(企業年金のある会社に勤務)へのアンケートでは、5割弱の方が「生きがいがない」と答えています。
5割弱の内訳をみると、以下のようになっています。
- 持っていない……………………. 26%
- 前は持っていたが今はない…. 18%
もともと生きがいを見つけられていない方は3割弱、生きがいがあったにもかかわらず見失ってしまった方は、2割弱いることがわかります。
ここから判断できることは、生きがいが持てなくて困っている人は、思ったより多いということです。
あなたからしてみれば、周りの人々全員が生き生きしているように思えても、ふたを開けてみれば2人に1人が生きがいを見出せず、あなたと同じように悩んでいることになります。
2.生きがいがない人の5つの特徴

生きがいを持てない5割弱のサラリーマンをはじめ、生きがいを見出せず日々過ごしている方を見てみると、全体的に共通する5つの特徴があります。
ここでは、ご自分がどの特徴にあてはまるのかを知り、生きがいを持てない状況を客観的にを見つめ直してみましょう。
2-1.新しいことにチャレンジしない
生きがいがない人は、新しいことにチャレンジする冒険心や意欲を持てない点が特徴です。
人は新しいことに挑戦すると、「刺激」や「知識」を多く得ることができます。
これまで知らなかったことを知ることで、深く掘り下げていきたいテーマに出合えるかもしれませんし、経験したことのない刺激を受けることで、次はどのように頑張って取り組もうか、「その先のプラン」を自然と描いたりもします。
こうした過程の中で、自分の生きがいとなりそうなものを見つけることも可能でしょう。
しかし、その意欲を持ち合わせず、現状維持をよしとしたままでは、そのうち刺激のない毎日に飽きてしまい、生きがいを持つきっかけを失うことになります。
2-2.あきらめが早い
二つ目の特徴として、何事もあきらめが早いことが挙げられます。
あきらめが早い人は1つのことが長続きせず、自分にとって楽しいこと・やりがいのあること(=生きがい)を心の底から楽しむことができません。
下図をご覧ください。
こちらは、サラリーマンが「生きがい」と感じているものをランキング順に表示しているものです。
| 順位 | 生きがいの詳細 | 男女計 |
| 1 | 趣味 | 51.6% |
| 2 | 子供・孫・親などの親族や家族 | 35.8% |
| 3 | 配偶者・結婚生活 | 28.2% |
| 4 | 自分自身の健康づくり | 17.4% |
| 5 | 友人など家族以外の人との交流 | 15.1% |
| 6 | 自然とのふれあい | 14.2% |
| 7 | 仕事 | 12.3% |
| 8 | スポーツ | 11.3% |
| 9 | 学習活動 | 3.6% |
| 10 | 社会活動(ボランティア含む) | 9.4% |
参考:「サラリーマンの生活と生きがいに関する調査」よりグラフを作成
上記を見ると、「1位 趣味」は時間を見つけてじっくり取り組むことで、多くの仲間と関わる機会を持つことができ、習熟度も上がます。「4位 自分自身の健康づくり」も同様に、毎日コツコツと健康のための運動や食事調整を進めることで、体に良い成果をもたらすことができます。
しかし、そのための時間調整や作業に取り組むなかで、「時間が取れないからややっぱり諦めよう」「思ったより手間がかかるからもうやらなくていい」などとあっさり諦めてしまうと、あなたの手元には何も残りません。これでは生きがいを作るどころではなく、あなたの生活はまた元のつまらないものに戻ってしまうことになります。
2-3.日々の中で楽しみが見つけられない
生きがいのない人は、日々の中で楽しみを見つけることができません。
生活の中で「楽しいな」「もう一度やってみたいな」と思えるようなことに出会っても、それ自体を楽しもうとする心の余裕がないため、すべてが色褪せたものに見えてしまうのです。
2-4.ネガティブな発言をする
ネガティブな考え方をしたり、発言をすることも生きがいを持てない人の特徴です。
「どうせできない」「どうせ無駄だから」など、ありとあらゆることに対して斜めに構え、否定的にとらえていると、せっかくの充実した時間も枯れてしまいます。
人はネガティブな人とは、関わりを持ちたくありません。そのためあなたと親しくしたい、一緒に遊びたいと思ってくれる人すらも遠ざけてしまい、見つかりかけていた生きがいも遠のいていくのです。
2-5.単調で退屈な毎日を送っている
毎日変わらない、単調な毎日を過ごしていることも生きがいを見つけられない人の特徴です。
毎朝起床後、朝食を取り出社する。
退勤したらまっすぐ帰宅して夕食をとり、入浴して就寝する。
このような規則正しい生活は、もちろん大切であり、心身の健康を維持するためには重要なものですが、あまりに変化のない毎日を過ごしていると、あっという間に飽きてしまいます。
「なんのためにこんな生活をしてるんだろう?」
「誰のために仕事をしてるんだろう?」
上記のような、後ろ向きで答の出ない虚無感がぐるぐる頭の中をまわり、結果的に人生に生きがいが感じられなくて辛いと思えて来るのです。
3.生きがいがない人とある人の違い

生きがいがない人の特徴を見ていて、「では生きがいを持てたら人生は大きく変わってくるの?」と疑問に思った方もいることでしょう。答えはYESです。
自分自身の生きがいを持てている人は充実した人生の時間を過ごすことで大きく得をしています。
そもそも生きがいとはなんでしょうか?
そして、「生きがいがある人」はどんな点で得をしているのでしょうか?
早速見ていきましょう。
3-1.そもそも生きがいとは?
goo「辞書」を引くと、「生きがい」とは「生きるに値するもの。生きていく張り合いや喜び」と記しています。つまり生きがいとは、生きている価値を感じさせてくれるもの、生きていくうえで喜びを感じさせてくれるもののことを指します。
下記で実際の「生きがい」とはどんなものを指すのか、具体例を見てみましょう。
下表は、20歳以上の男女2,000人に「生きがいの内容」について尋ねた結果になります。
※数字の単位は%
順位 | 生きがいの詳細 | 男女計 | 男性 | 女性 |
1 | 趣味・レジャー | 51.2 | 55.6 | 47.0 |
2 | 家族やペットのこと | 49.5 | 41.9 | 56.8 |
3 | 仕事・学業 | 34.3 | 42.9 | 25.1 |
4 | 友人など家族以外の人との交流 | 32.6 | 25.8 | 39.1 |
5 | 自分自身の健康づくり | 19.7 | 20.2 | 19.2 |
10 | 社会活動 | 11.6 | 10.9 | 12.2 |
参考:一般社団法人 中央調査社「生きがいに関する世論調査」よりグラフを作成
1位「趣味・レジャー」は、半数以上の人が生きがいだと答えています。
「趣味」といえば人それぞれですが、たとえばスポーツ観戦や楽器演奏、映画鑑賞や読書などを生きがいとすることで、日々の時間を充実して過ごしていることがよくわかります。
ほかにも、家族やペットを生きがいにしたり、仕事や学業、友人との交流を生きがいにすることで、自分の人生に価値をもたらしてくれるような気持ちになることができます。
このように、生きがいは人によってさまざまに存在しますが、それらの共通点はたった1つ、生きていくうえで喜びを感じさせてくれるかどうかという点に尽きます。
3-2.生きがいを持つことで得られるメリット3つ
生きがいを持つと、一体どんなメリットがあるのでしょうか?
ここでは3つご紹介しましょう。
3-2-1.病気予防につながる
生きがいを楽しむことは、新しいことに挑戦する機会が増え、さまざまな分野の新しい人と知り合う機会が増えることにつながります。日常生活から離れた挑戦や人脈の広がりは、都度あなたに「刺激」と「好奇心」を与えてくれるため、認知症やうつ病などを予防するのに、大きな役割を果たします。
3-2-2.人との交流が増える
生きがいを持つと、人との交流が増えます。
なぜなら、生きがいを楽しもうとあなたの活動量が増え、いろいろな人とコミュニケーションを取るようになるからです。
これまで出会ったことのなかった人でも、共通の「生きがい」を通じて積極的にコミュニケーションを取るようになります。
3-2-3.生きているのが楽しくなる
生きがいを持つことをおすすめする最大の理由、それは「生きているのが楽しくなる」ことです。
毎朝布団の中で目覚め疲労を感じるとき、会社で大変な思いをしているとき、ふと思い出すことで元気をもらえる存在(=生きがい)というのは、とても心が励まされるものです。
このように、生きがいを持つことは、心身を健康にし、毎日の時間を豊かに過ごせる大きなメリットを持っています。
3-3.生きがいがあるかないかで人生は大きく違う
上記でご紹介したように、生きがいがもたらすメリットは大変大きなものです。
①病気予防につながる
②人との交流が増える
③生きているのが楽しくなる
上記いずれも、豊かな人生を過ごすうえで決して欠かせません。
生きがいがあるかないかで、人生の過ごし方はこんなにも大きく異なってしまうのです。
生きがいをいつまでも持てないでいると、毎日の生活がとても苦しく感じられ、「なぜ生まれてきてしまったんだろう」「誰が自分を必要としてくれるんだろう」といったような、マイナス思考がどんどん深まってしまいます。
沈んだ気持ちが深刻化してしまう前に、ぜひ前向きな気持ちであなただけの生きがいを見つけるようにしましょう。
※生きがいの見つけ方は「5.生きがいを見つける4つの方法」でくわしくご紹介しています。あわせてご覧ください。
4.生きがいを持てない原因4つ

生きがいを持つことでもたらされるメリットなどをご覧になって、「ぜひ自分なりの生きがいを探してみたい!」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、これまで生きがいを見つけられなかったのには、きちんとした原因があります。
ここでは4つの原因をご紹介していきます。
この機会にご自分がどのような原因を抱えているのかを知り、原因解決の糸口としてみてくださいね。
4-1.好きなことが何かわからない
生きがいを見つけられない最も大きな理由は、「好きなことが何か分からない」点が挙げられます。
自分が一体何が好きなのか、その点がわかってさえいれば、その好きなもののために頑張る気力もわくのですが、好きなものがわからないとなると、生きがいを見つけることもできず、不安に押しつぶされそうになります。
4-2.仕事に時間を取られすぎている
仕事に時間を取られすぎている方も、生きがいを持てない原因となります。
1日に24時間しかない中で、そのほとんどの時間を仕事に費やしてしまっては、生きがい探しに割ける時間が無くなってしまい、結果、いつまでも生きがいを持てない状態になってしまいます。
さらに、仕事はどんな好きな内容の物でも、心も体も疲労させるものです。
そのため、仕事への時間をあまりに多く割いていると、仕事をしていない時間も疲れる結果につながります。
そのようなボロボロの状態で、生きがいを探したくても心と体がついていけません。
そう考えると、仕事に時間を取られすぎている現状は、生きがいを見つけたくても見つける余裕のない、悪環境を生み出していることになります。
4-3.刺激のない生活を送っている
刺激がなく単調な毎日を送ることで、生きがいを見失いがちになることもあります。
人間はある程度刺激を受けることで、心を奮い立たせる作業が必要です。
なぜなら、新しいヒトやモノから受ける刺激は、以下のような効果をもたらしてくれるからです。
①新しい経験を積むことで、失敗を恐れず積極的にチャレンジしたい気持ちが生まれる
②さまざまな「刺激」に対応することで、自信とゆとりが生まれる
もちろん、毎朝毎晩、決まった時間に食事をし、起床・就寝するような規則正しい生活も重要ですが、新しい出来事がひとつも起こらない毎日は、そのうちひどい脱力感と虚無感を感じさせてしまうので、注意が必要です。
4-4.孤独を抱えている
孤独を抱えている方も、生きがいを見つけられない原因となります。
孤独を感じている人は、周りのものから自分を遠ざけ、心を閉ざしています。
その反面、一人ぼっちでいる状態にとても寂しさを覚え、「どうして周りの家族や知り合いは、こんな自分を助けてくれないんだろう」と恨めしい気持ちになることも。
他者へ心を開けないこのような状態では、当然生きがいを見つけるきっかけすら掴むことができず、その人はますます深い孤独へと落ちていくことになります。
5.生きがいを見つける4つの方法

前章の生きがいを持てない4つの原因を読んで、ご自分の抱える原因に改めて気づいた方もいらっしゃるかもしれません。
生きがいを持つことで得られるメリットを知れば知るほど、「今からでも生きがいを持ってみたい!」と思い始めた方も多いことでしょう。
この章ではそんな方に向けて、生きがいの見つけ方を4つご紹介します。
すべてを実践できなくても大丈夫です。
ご自分の生活スタイルに合わせて、無理なく取り入れることができるものから試してみてくださいね!
5-1.自分がうれしい・楽しいと感じているものを見つける
生きがいの見つけた方でもっとも簡単なものは、自分がうれしい・楽しいと感じているものを見つけることです。これがそのまま、あなたの「生きがい」になります。
今の生活の中で、あなたは何をしているときがもっともうれしいときですか?
もしひとつも思い浮かばないようならば、子供のころにさかのぼって考えてみましょう。
子供のころのあなたがどんなことに楽しさやうれしさを見出しているのかがわかれば、少しは参考になるかもしれません。
それでも、うまく思い出せないようでしたら、周りのご家族や友人に尋ねてみましょう。
「何をしているときが一番楽しそうにしている?」との問いかけに、自分が想像しているものとは離れた答えが返ってくるかもしれません。
外から見た客観的な視点であるからこそ、あなたが本当に楽しんでいるもの、喜んでいるものをずばりと言い当ててくれるかもしれません。
【事例】うれしい・楽しいと思えるものとは?
- 本を読んでいるとき(生きがい候補は「読書」)
- テレビや映画を見ているとき(生きがい候補は「テレビ・映画鑑賞」)
- 友人としゃべっているとき(生きがい候補は「友人とのコミュニケーション」)
- ピアノを弾いているとき(生きがい候補は「楽器演奏」)
など
5-2.笑顔にしたい人を決めその人のために頑張ってみる
2つ目の方法もお手軽です。
あなたが笑顔にしたい人を決めて、その人のために頑張ってみることを生きがいとしてみましょう。
どんな人でも、自分の大好きな人の笑顔を見るとうれしくなるものです。
たとえば、子供のいる父親や母親にとって笑顔にしたい対象が「自分の子供」だとしたら、その子がニコニコ安心して暮らせるように取り計らってあげることが、「生きがい」につながります。
また、中学時代の恩師を笑顔にしたいと決めたなら、その恩師が応援してくれる道を歩み喜んでもらうために、一生懸命努力を重ねることも「生きがい」につながります。
誰しもが笑顔にしたい人が、きっと一人はいるはずです。
彼らのことを常に念頭に置き、どうすれば笑顔にできるのか、そのためにどのように尽力すればいいのかをこの機会に考えてみましょう。
5-3.これまでやらなかったコトに挑戦する
これまで一度も経験していないものに挑戦することも、生きがいを見つける有効な方法になります。
新しいことを始めると、気持ちが一新され、前向きな気持ちが生まれます。
また、これまで知らなかった自分の一面を垣間見ることができて自信を持てます。
こうした気持ちの準備が整ったうえで、新しいことに果敢にチャレンジしていくと、思ってもみない成果が得られたりして「もっと続けたい」「もっと頑張りたい」という気持ちが湧いてくるのです。
やがてそれが、あなたの「生きがい」になっていくことも考えられます。
【事例】これまでやらなかったことへの挑戦でおすすめは?
●スポーツ全般
テニス・水泳・マラソン・卓球などなんでも可
●楽器を習う
ピアノ・ギター・バイオリン・ドラムなど教室が近く習いやすい環境にあるものを探す
●資格・検定試験の勉強を始める
自分の業務分野でもOKだが、まったく異なるものにチャレンジするのもおすすめ
など
5-4.暮らしの中で小さな幸せを感じるようにする
生きがいを見つける4つ目の方法として、日々の暮らしの中で小さな幸せを感じるようにすることも効果的です。「生きがい」と聞くと、つい大きな目標を持たなくてはいけないのではないかと誤解しがちですが、そんなことはありません。
毎日の暮らしのなかで、小さくても幸せを感じるような出来事があれば、それがあなたの「生きがい」につながる可能性も高いのです。
【事例】暮らしの中の小さな幸せとは?
- ベランダの花がきれいに咲いた
- 痛いところはなくとにかく健康に暮らせている
- 買ったばかりの服の着心地が予想以上に良かった
など
6.【年代別】生きがいを見つけるコツ

前章でご紹介した「生きがいの見つけ方」をすぐにでも実践してほしいですが、実は年代によってやり方にコツがあります。この章では「20代」「30代」「40代」に分けて見ていきましょう。
6-1.20代の場合
20代はまだまだ若く、体力も知力もあふれている年代です。
しかし、自由だった学生の頃と比べて、「社会人になったことで時間に縛られるようになった」「自分で責任を負うことが増えた」など、少しずつストレスに感じる出来事も増え始めてくる時期です。
そんなとき、行く先が見えなくてつい不安になってしまったり、虚無感でいっぱいになってしまい、「生きがいがあればなあ….」と呟くこともあるかもしれません。
そんな20代が生きがいを見つけるコツは、下記3つになります。
①多くの人に会い人脈を広げながら「尊敬できる人」を見つける
上司や同僚、仕事で付き合いのある得意先や友人・知人など、できるだけ多くの人にあって話をすることで、自分が尊敬できる人を見つけてみましょう。
尊敬できる人が見つかったら、その人に近づくべく努力を重ねることを「生きがい」とすることができます。
②できるだけたくさんの本を読む
読書は多くのことを教えてくれます。
あなたが目標や生きがいを見失っていたとしても、多くの本を読むことで生きがいを持つためのヒントを得ることができます。
③人生でやり遂げたいことを決める
会社の仕事でも、趣味でも構いません。
人生でこれだけは誰にも負けないと言えるもの、人より上手になりたいものを決め、身に付けるためにコツコツと努力を積み重ねていきましょう。
20代で生きがいを見つけるコツ
- 多くの人に会い人脈を広げながら「尊敬できる人」を見つける
- できるだけたくさんの本を読む
- 人生でやり遂げたいことを決める
6-2.30代の場合
30代は社会人になって10年が過ぎ始める時期です。
会社でもプライベートでも、重要な人員として期待され活躍する場が増えていくため、時折大きなプレッシャーにさいなまれることもあります。
そんな30代が生きがいを見つけるためには、以下のようなコツを試してみましょう。
①とにかく目の前にことに全力を尽くす
30代はとにかく目の前の仕事に、全力で取り組みましょう。
業務でも家事でも構いません。
1つのことに没頭し達成することで、次の新しい段階が見えてきます。
この繰り返しを続けることで、気付けばあなたは「業務」や「家事」のエキスパートになり、それ自体が「生きがい」だと感じられるようになるかもしれません。
②自分の好きだったものを深く掘り下げる
「生きがい」を持つためには、自分の好きなものがなんだったのかを知る必要があります。
そこで今の自分が好きだと思えるものを紙に書き出し、積極的に関わっていくことをおすすめします。
自分の好きなものを知ることで、「生きがい」となるものを見つけることができるかもしれません。
30代で生きがいを見つけるコツ
- とにかく目の前にことに全力を尽くす
- 自分の好きだったものを深く掘り下げる
6-3.40代の場合
40代は仕事にも慣れ、家庭での子育てなども一旦落ち着く頃。
一見すべてがうまく回り始めているように思えますが、実は自分や家族の健康に、徐々に不安を覚え始める人がちらほら出始める時期でもあります。
年老いていく両親のこと、仕事で上司や部下の板挟みになる悩み、成長していく子供の進路に関する悩みなど、体だけでなく心にも大きなストレスを感じる要素が増えてきます。
そんな40代が生きがいを見つけるためには、まずは自分の全身状態をリラックスさせることがコツとなります。以下の手順を辿ってみましょう。
①【STEP1】自分の体と心を休ませる
会社や家族のことなど考えるべきことが多すぎて、40代の体と心は思った以上に疲れ果てています。
このような状態のときは思考がうまく回らず、問題を解決しようと動いても思ったような結果が得られないまま、イライラを募らせてしまいます。
壊れた車に乗り続けたら事故を起こすことと同様で、壊れた体と心を酷使し続けていると、いつか大きなトラブルに見舞われるかもしれません。
そんなときは、新しいこと・難しいことを無理してする必要はありません。
代わりに、自分の体と心をリラックスさせ、十分な栄養で満たされるようなことをたくさんしてあげましょう。
エネルギーを再び蓄えた心身があれば、また次のステージへ進むのに大きな原動力となることができます。
【事例】体・心に栄養を蓄えるには?
- 心に残る映画を見る
- 落ち着ける音楽をたくさん聞く
- きれいな絵を見る
- 歌を歌ったり楽器を演奏して心を柔らかくする
- 好きな場所へ旅をする
など
②【STEP2】適度な運動で体調を整える
音楽や映画、旅行など思い思いの方法で、心と体に栄養を与えたあとは、適度な運動を続けて体調を整える作業へと移りましょう。
もちろん過酷なトレーニングでなくても構いません。
家の近所を散歩するのでも、毎日の出勤をできるところまで徒歩や自転車で行ってみるのでも、ともかくご自分がやりやすい方法で、積極的に体を動かせる状況を作っていくことが重要です。
一回一回で見ると、大した運動量でないように思えるかもしれませんが、大切なのは「継続」です。
少しずつでいいので、毎日体を伸ばし動かすことを意識します。
体力や体調がしっかり整って来れば、自然に気分も明るく前向きになってきます。
③【STEP3】好きな物、楽しめるものに没頭する
体調がしっかり整ってきたら、いよいよご自分の好きなもの・楽しめるものに没頭する段階です。
もしそういったものがなかなか見つからなければ、人から評判を聞いたものでも、テレビや雑誌・ネットなどで興味を引かれたもの、またはポストなどに投函されていたチラシで、少しでも「やってみたい」と心が動いた習い事などあれば、積極的に始めてみましょう。
意外に早い段階で面白さに気づき、どっぷりはまることができるかもしれません。
ここで重要なのは、どんなものが来ても心を開けるよう、素直になる準備をしておくことです。
「これまでやったことがないから無理」「周りの目が気になる」などのネガティブな考え方に固執せず、一から楽しんで始めてみることが大切です。
40代で生きがいを見つけるコツ
- 自分の体と心を休ませる
- 適度な運動で体調を整える
- 好きな物・楽しめるものに没頭する
7.【ケース別】生きがいを見つけるコツ
年代別の「生きがいの見つけ方」のほかにも、それぞれの立場によって生きがいを見つけるコツもあります。
ここでは「主婦」「独身」「サラリーマン」に分類して、それぞれの立場から生きがいを探すには、どのような方法を取ればいいのかを見ていきましょう。
7-1.主婦
主婦と一言でいっても、子供のいる主婦と子供のいない主婦の方がいると思います。
まず子供のいる主婦の方にとっては「子供」や「家族」が生きがいだという方も多くいます。
そのため、毎日空虚に過ごすことは少なく、子供の世話に追われることはあっても、その子たちと過ごす時間や大きくなってからの将来を楽しく想像することを生きがいに感じながら、割と充実した時間を過ごせていることでしょう。
また、お子さんのいない主婦の方であっても、今後生まれる予定の我が子や、新しい家族と幸せに過ごすことを生きがいと感じている方もいます。
しかし、子供や家族が離れていったとき、一気に生きがいがなくしてしまうのは残念ですよね。
そうならないためにも、普段から子供や家族以外の「張り合いのあるなにか」を持っておくのも重要です。
その「なにか」を見つけるコツとして、以下の2通りがあります。
①何・誰のためなら自分は頑張れるかを考える
②結婚前・出産前に人生で大切にしていたものを思い出す
多忙な日々でイライラが募っても、早朝から家事を始めるのが辛くても「何・誰」のためなら自分は頑張れるのかを考えてみることをおすすめします。
「子供や家族」という答以外にも、「自分の自由時間を確保するために頑張る」「老後に余裕を持てるように頑張る」など、色々な答えが出てくるでしょう。
また、過去の「人生で大切にしていたもの」を再度考えてみることで、忘れていた自分の生きがいを思い出せるかもしれません。
主婦の生きがいを見つけるコツ
①何・誰のためなら自分は頑張れるかを考える
②結婚前・出産前に人生で大切にしていたものを思い出す
7-2.独身
独身の方の多くは、平日の夕方以降や土日の時間は、すべて自分のために好きに使うことができるため、生きがいを持っていればとても充実した時間を過ごすことができます。
しかし生きがいを持てないでいると、一人で自宅にいる時間が余計に長く、息苦しく感じられますよね。
特に、職場と自宅を行き来する生活を続けていると「何のためにこんなつまらない仕事をしているんだろう?」「いつまでこんなことが続くんだろう?」など鬱々としてしまい、人生の目的を見失いがちです。
そんなときは、下記2点のコツを参考にして、自身の生きがいを確認してみましょう。
①何をしているときが一番楽しいかを考える
②人生でもっとも必要に感じているものは何かを考える
毎日の長い通勤ラッシュや、何件もの得意先巡りなど日々の仕事は楽しいことばかりではありませんが、そんなときでも「帰宅したら●●しよう!」とポジティブな考え方に転換することで、日々の仕事を頑張れる気がします。
何をしているときが一番楽しいのか、そのことをまずは頭に浮かべてみてください。
また、これだけは人生で必要だと思えるものも同時に考えてみましょう。
「お金」「家族」「愛情」「仲間」……人によってさまざまな答えが出てくることでしょう。
この、人生で必要度が高いものほど、あなたの生きがいにつながります。
必要なものを満たすために、仕事を頑張ろう、毎日頑張って生きていこうと思える原動力になってくれるのです。
独身の方が生きがいを見つけるコツ
①何をしているときが一番楽しいかを考える
②人生でもっとも必要に感じているものは何かを考える
8.生きがいが見つかる本3選

それぞれの年代や立場に沿った生きがいの見つけ方を読んでも、なかなかピンと来ない方もいらっしゃるかもしれません。そんなときは、生きがいの探し方について書かれた以下の本をお勧めします。
今回の記事でお伝えした内容を、専門家の立場からさらに掘り下げた視点で書かれています。
あなたの生きがい探しの大きなヒントになるかもしれません。
1つずつ内容をご紹介しましょう。
8-1.「生きがい探し 人生後半を豊かにするヒント 」

【内容】
精神科医・大学講師・旅行作家の顔を持つ著者は、「会社人間」になりがちな中年層に対し、やりたいことがあるならば「40代定年」も一つの方法だと主張します。企業信仰にとらわれず、充実した定年後の人生を歩むために、本書内でいくつかの提案をしています。
社会参加で地域との関わりを強くする、学生に戻ってみる、資格を取ってみる、40代からの趣味学などの幅広い提案は、生きがい探しに困っていた方にとってはとても参考になります。さらに興味深いのは、各章ごとに実際の人物の事例が取り上げられているため、内容に説得力があり、「自分でもできるかな?」と思える気楽さが、あちこちに散りばめられています。
40代以降の生きがい探しに悩んでいる方に、ぜひおすすめしたい1冊です。
タイトル | 生きがい探し―人生後半を豊かにするヒント (PHP文庫) |
出版社 | PHP研究所 |
著者 | 斎藤 茂太 |
8-2.「生きがいに気づく、いい言葉 」

【内容】
著者は順天堂大学名誉教授であり、一般社団法人「がん哲学外来」の創始者。
病理医として、長年「死から生」を見つめ続けてきた著者は、誰にでも必ず人の役に立つ「とき」がくるとし、その時がやってきたら与えられた役割と使命をまっとうできるように心を決めておくよう説きます。
「心が楽になる処方箋」の副題が示す通り、本書には全体を通じて「今日をどのように生きればいいのか」「『よろこび』のなかで生きるにはどうすればいいのか」などについての回答が示されており、その著者の穏やかな口調に、悩む気持ちがすーっと消えていくような感覚を覚えます。
タイトル | 生きがいに気づく、いい言葉 |
出版社 | PHP研究所 |
著者 |
8-3.「”自分の時間”のつくり方愉しみ方 生きがいを見つける発想術」

【内容】
日本人の余暇の使い方を「安・近・楽(安く近場で楽しく過ごす)」の視点で紹介した本。
日本人の中で「上手な時間の使い方」といえば、効率よくてきぱきと作業を進めることだとする風潮が強いですが、休みながらゆったり過ごすことも大切だと著者は主張します。
本書ではまず、「自分の時間をどう作るか」から始まり、ムダな時間を省くこと、「孤独」から学べるものがとても多いことなどを説きます。さらに、仕事以外に趣味や近場への散歩で「週末をいかに輝かせることができるか」、週末だけでなく平日にも自由時間を捻出するにはどうすればいいのかなど、徹底した時間のやりくりの仕方について伝授してくれます。
最終章では、老後をどのように充実させるのかについて触れており、本書を一読すると身近なところで無数の「生きがい」が発見でき、毎日を過ごすのが楽しくなってきます。
タイトル | “自分の時間”のつくり方・愉しみ方―生きがいを見つける発想術(PHP文庫) |
出版社 | PHP研究所 |
著者 | 川北 義則 |
9.まとめ
今回は、生きがいを持てない方に向けて、どうすれば生きがいを持てるようになるかについて様々な角度から事例をご紹介してきました。
そのなかでも、生きがいが持てない4つの原因として以下の内容を述べました。
生きがいを持てない4つの原因
①好きなことが何かわからない
②仕事に時間を取られすぎている
③刺激のない生活を送っている
④孤独を抱えている
このような原因にあてはまるかもしれないと思った方に対しては、生きがいを見つける4つの方法をご紹介しました。
生きがいを見つける4つの方法
①自分がうれしい・楽しいと感じているものを見つける
②笑顔にしたい人を決めその人のために頑張ってみる
③これまでやらなかったことに挑戦する
④暮らしの中で小さな幸せを感じるようにする
生きがいは持てないままでいるより、1つでも持てた方が人生が大きく変わります。
生きがいを持つことで、視野が予想以上にぐんと広がり、新しい人たちとの出会いも増えていきます。
また心を楽しくする術を知っているということは、新鮮な刺激を味わことにもつながり、心身ともに健康に過ごせる秘訣にもなります。
ぜひこの記事であなただけの生きがいが見つかることを祈っています!




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