怒られやすい人も出世できる!出世するための方法を詳しく解説

「今日も会社で怒られた。もう出世できないのだろうか」
「毎日怒られてばかりで自信をなくしている。出世したいのに…」

あなたは毎日このように悩んでいませんか?

しっかり仕事をしているつもりなのに、怒られてばかりでは自信を失いますよね。

しかし、怒られてばかりの人が出世できないということはありません。ただし、今のままでは出世は難しいので、上司との関係を改善する必要があります

上司の心理を理解し、可愛がりたくなるあなたに変身すれば上司との関係が良くなり、出世への道がひらけます。人事評価も上がるかもしれません。

あなたの会社にも、やたらと上司に可愛がられている人はいませんか?そのような人はバリバリ結果を残しているわけでもないのに昇進していくこともありますよね。

出世の秘訣は「上司と良い関係を築くこと」なのです。

そこでこの記事では、以下のようによく怒られる原因や上司との関係を改善する方法などについて解説します。

  • 怒られやすい人が出世する方法
  • 怒られたときの対処法
  • 上司との関係を良くする方法
  • 出世しやすい人の仕事術
  • 上司に可愛がられる怒られ方

この記事を読めば、上司との関係が改善でき、あなたも上司に可愛がられて出世コースに乗ることができるでしょう。

目次

1.怒られやすい人でも出世はできるが関係の改善が必要

あなたがよく怒られるのは決して仕事ができないからではありません。

上司が怒るのは仕事ができる・できないとは関係がないことが多々あるのです。大きな理由は5パターンに分けられます。

  1. あなたが弱々しい雰囲気を出している
  2. あなたが自分自身を責めすぎている
  3. 上司とウマが合わない
  4. 場に緊張感を持たせるために怒られている
  5. 社会人の基本マナーができていない

1〜4の理由に仕事ができるかどうかは関係ないですよね。よって「自分は仕事ができないんだ…」と自責する必要はありません。

ただし、出世をするためには今のままでは難しいのです。2人の関係が良くない状態で出世を目指そうと思っても上層部に推薦してもらえません。上司との関係を良くするためにできることを、これから解説していきます。

また例外として、あなたが社会人経験が浅い場合には、基本マナーがまだ覚えられていないために怒られている場合があります。

この場合はあなたが基本マナーを身につけましょう。それだけで簡単に関係を改善できます。

2.怒られやすい人が出世する3ステップ

 

1章でもお話したように、上司が怒るのは私情を含めた理由があります。

しかし、あなたが上司に「それはあなたの都合です!」と言うことはなかなか難しいですよね。そもそも他人を変えることはできません。

今、あなたと上司の関係はマイナスの状態です。関係性をまずフラットにし、その後プラスの状態に変えていく必要があります。

怒 られ やすい 人 出世

理由を特定すれば明日からでも改善ができますし、上司からの見られ方も変わるかもしれません。

  • 怒られている原因を特定する
  • 上司との関係を改善する
  • 仕事ができる人・出世しやすい人の思考や行動をまねる

この3ステップで可愛がられるあなたに変わりましょう。

3.いつも怒られる5つの原因

よく怒られるのは主に5つの原因があります。

  1. あなたが弱々しい雰囲気を出している
  2. あなたが自分自身を責めすぎている
  3. 上司とウマが合わない
  4. 場に緊張感を持たせるために怒られている
  5. 社会人の基本マナーができていない

それぞれを詳しく見てみましょう。

3-1.弱々しい雰囲気を出している

あなたが何でも言いやすい雰囲気を出しているために、怒られなくてもいいことで怒られているパターンです。

上司も人間なので、話しかけにくく勝ち気な人に小言は言えません。逆に話しかけやすく弱々しい雰囲気を出している人には、細かいことまであれこれと口を出しやすいのです。

もしあなたの姿勢が猫背だったり、話し方や動作がゆっくりだとしたら、弱々しい印象を与えているかもしれません。

上司にとって小言を言いやすい存在のために、しょっちゅう怒られるという貧乏くじを引いているのです。

3-2.あなたが自分自身を責めている場合

あなたは毎日怒られていることで、自分自身を責めすぎていませんか?その結果、些細な注意さえも重く受け止めてしまっているパターンです。

怒 られ やすい 人 出世

自信がないと何をするにも引っ込み思案になってしまったり、思うような結果が出せなかったりします。

そして自信のなさは雰囲気に出ます。3-1の「弱々しい雰囲気を出している」と共通する部分もありますが、もしかすると上司にもそれが伝わってしまっているのかもしれません。

結果が出せない上に、自信がなさそうな雰囲気を出していたら、上司もついつい怒りたくなってしまうものです。

3-3.上司とウマが合わない場合

お互い人間なので価値観や性格が合わないこともあります。すれ違いが積み重なると「嫌い」という感情に変化するのです。

心理学では、ウマが合わない人同士がお互いに嫌いになると、周囲にまでその感情が伝染するということがわかっています。

もし上司とあなたがお互いに嫌い合っているとしたら、気づかない間に部署全体の雰囲気を悪くしてしまっているかもしれません。

部署内の雰囲気は成績にも影響します。上司は部署全体の成績を管理する立場ですので、結果が出ないことで苛立つこともあるでしょう。

その結果、あなたにイライラの矛先が向くという悪循環に陥ります。

3-4.場に緊張感をもたせるために怒られている場合

部署内の雰囲気を引き締めるために、見せしめとしてターゲットにされているパターンです。

部署の空気が少し緩んでいるときに、誰かが叱られていたら当事者ではなくても緊張した経験はありませんか?

誰かが怒られていると、周りの空気に緊張感が走るので、その心理を利用しているのです。

「今どきそんなやり方をする会社があるの?」と思うかもしれませんが、こういった古い体質の会社はまだまだ残っています。

3-5.社会人の基本マナーができていない場合

社会人は学生時代には全く教わったことのないマナーを求められます。

もしあなたが態度や挨拶などで注意を受けることが多いなら、基本マナーを習得できていないのかもしれません。

慣れないうちは「なんでこんなことをしなきゃいけないんだ…」と思うかもしれませんが、身に付けてしまえば自然とできるようになります。

上司に気に入られて出世するためにも、まずは基本マナーを身に付けましょう。

4.怒られている原因別の対処法

怒られている原因が特定できたら、その原因別に対処をしていきましょう。

すぐにでも実践できる内容ですので、今日から試してみてくださいね。

4-1.弱々しい雰囲気を出している場合の対処法

あなたが弱々しい雰囲気を出していて小言を言われやすい場合は、以下の3つを実践するだけで、上司の対応が変わります。

  • 動きを早めにする
  • 話し方を変える
  • 姿勢を正す

4-1-1.キビキビ動く

動きがゆったりしているがために話かけやすい雰囲気を出していませんか?

コミュニケーションを取りやすいというのは長所ですが、言われなくていいことまで言われやすいという短所もあります。

逆にいつもキビキビ動いている人はデキる人オーラが出ていて忙しそうです。そういう人には上司もあまり注意しない傾向があります。

実は忙しいのではなく、一つ一つの動きに無駄がないだけなのです。

あなたも明日から少し早く動くようにしてみましょう。急にセカセカすると逆に怪訝な目で見られるので、少しずつ意識するのがポイントです。

忙しそうに見えるので、ちょっと小言を言いたくなった上司も「まぁいいか…」と見逃してくれるかもしれません。

4-1-2.話し方を変える

話し方のトーンが暗かったり、声が小さかったりすると、上司から目をつけられやすくなります。

なぜなら、それだけで自信がなさそうに見えるからです。

例えばあなたが部下に仕事を頼んだ際、どちらの部下が安心して任せられるでしょうか?

  1. 下を向いて小さな声で「はぁ…」と返事をする
  2. 目を見て笑顔で「はい、わかりました!」と返事をする

2ですよね。同じクオリティーのものが出来上がったとしても、2の部下の方がよく見えることもあります。

また修正点を指摘するにしても、1の部下だと「聞いてるのかな?伝わってるかな?」と不安になりませんか?そしてイライラした上司が頭ごなしに怒ってしまうのです。

もちろん、それで頭ごなしに怒るのはいけません。しかし他人を変えることは難しいため、あなたが変わるしかありません。

上司の目を見て、大きな声でハキハキ話しましょう。そして、頼まれた仕事を引き受けるときも、笑顔を作り大きな声で返事をしましょう。

そうすることで仕事を頼む上司の心象がよくなります。

4-1-3.姿勢を正す

猫背の人は自信がなさそうに見えます。猫背になると自然とうつむき加減になるので、弱々しく見えてしまうのです。

その結果、上司からはけ口のターゲットにされやすくなってしまいます。

また、順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏によると、猫背だと自律神経が乱れ、うつの原因になるそうです。

背骨には全身をコントロールする大事な神経が通っているため、猫背だと神経が圧迫され、自律神経にも悪影響を及ぼすのだとか。

確かに、猫背でとても明るい人はあまりいません。

もしあなたが猫背なら、自律神経が乱れていることで、上司から注意されたことが精神的に大きなダメージを受けてしまい、出世できるのか不安になっているのかもしれません。

姿勢を正せば、自信があるように見える上に、自律神経も整うため頭がスッキリして仕事の効率も上がります。

すぐに姿勢を正しましょう。

4-2.自分自身を責めすぎている場合の対処法

自分自身を責めすぎるのはやめましょう。

注意されたことを反省して正すことは大切ですが、あなたがきちんと真面目に仕事をしていたり、注意を受けたことをすぐに直していたりするなら、それ以上思い悩む必要はありません。

あなたの周りにいつでもメンタルが安定している人はいませんか?

そういう人はプライベートでは気持ちを切り替えて、仕事のことは考えず趣味に没頭したり、友人と出かけたりしているのです。

退勤したら、気持ちを切り替えて美味しいものでも食べましょう。

メンタルを強くする方法は『メンタルを強くする13の具体的な方法を紹介(思考・習慣・食事)』で解説しています。怒られてもめげないメンタルになりたいあなたは参考にしてくださいね。

4-3.上司とウマが合わない場合の対処法

ウマが合わない場合は、以下の3つを試してみましょう。

  • 仕事だからと割り切る
  • 上司のいいところを見つける
  • 上司の考えを受け入れる

4-3-1.仕事だからと割り切る

退勤したら会わないですし、休みの日も会う必要はありません。

会社は労働の対価に給与をもらう場所だと割り切って、一旦「嫌い」という感情は捨てましょう。

上司と適度な距離感を保つことによって、関係がうまくいく場合があります。

4-3-2.上司のいいところを見つける

相手のいいところを見つけるとその人のことが嫌いではなくなってきます。これは苦手な相手とうまく付き合っていく王道の方法です。

あなたは上司のことをどれくらい知っているでしょうか?上司をしっかり観察してみましょう。

怒った後はさり気なくフォローを入れてくれる、営業成績がいい、毎朝お子さんを保育園に連れて行っている、持ち物のセンスがいい、よく見ると鼻が可愛い…など、何か発見があるのではないでしょうか。

明日から1日1個、上司のいいところを探してみましょう。実はすごくいい人かもしれません。

4-3-3.上司の考えを受け入れる

嫌いな上の考えを否定したくなる気持ちもわかりますが、上司の考えを「こういう風に考えているんだ」と一旦受け入れましょう。

肯定をする必要はありません。違いを見つけることに意識を向けてください。

こうすることで、徐々に上司のことを理解できるようになってきます。

4-4.場に緊張感を持たせるために怒られている場合の対処法

場に緊張感を持たせるために怒られている場合は、まず可愛がられているのか、ただ犠牲になっているのかを見極めましょう。

あなたが可愛がられている場合は、上司が雑談のときはフレンドリーに話しかけてくれるはずです。

またこのパターンの場合、あなたが怒られているときは緊張感が走るかもしれませんが、その後チーム全体の雰囲気も盛り上がるのです。

もしあなたが上司に可愛がられているのだとしたら、今のままでも出世はできるでしょう。

しかし、ただ犠牲になっているだけの場合は、理不尽なことでもあなたに上司の怒りの矛先が向いているはずです。

もしかするとあなたが弱々しい雰囲気を出しているのかもしれません。このときは「4-1.弱々しい雰囲気を出している場合」でも紹介したような対策をとってみましょう。

それでも変わらない場合は、怒られても気にしないことです。

そこまで強い精神力を持てない場合は、転職を視野に入れましょう。

4-5.社会人の基本マナーができていない場合の対処法

基本マナーができていない場合は改善が簡単です。

あなたが今日から基本マナーを身につけるだけで解決します。すぐにはできなくても、意識していることが上司に伝われば、あなたのことを認めてくれるでしょう。

以下のことは社会人の基本なので、きちんとできているか振り返ってみてください。

  • 挨拶はハキハキと
  • 時間を守る
  • 報告・連絡・相談を怠らない
  • 丁寧なコミュニケーションを意識する
  • 整理整頓を心がける

以上の基本マナーについてはすぐに直せますね。書店に行けば社会人向けのマナー本は多数あるので、読みやすそうなものを1冊読んでみましょう。漫画もあります。

また、上司に注意されたマナーはしっかりメモして、2度同じことで注意されないようにしましょう。

5.上司との関係を改善する方法

怒られている原因を特定して改善したら、次はあなたから上司に歩み寄りましょう。

有効な方法は5つあります。

  • 元気よく挨拶をする
  • 一緒に食事に行く
  • イベントを企画する
  • 上司からの印象を考えすぎない
  • 上司の良い部分を見つける

1つずつ試してみましょう。

5-1.元気よく挨拶をする

「今日も怒られるかも…」と不安になって挨拶が小さくなっていませんか?

挨拶は上司とコミュニケーションを取るための基本中の基本です。

挨拶をするということは、その相手の存在を認めていますよ、という心理状態です。挨拶をしない、声が小さい、ということは、相手には「嫌われているのかな?」と思われるのです。

アサヒグループホールディングスが社会人に行った「社会人として生きる上で必要なことは?」という調査によると、「挨拶・言葉づかい(礼儀作法)」と答えた人が約半数もいました。

怒 られ やすい 人 出世

出典:アサヒグループホールディングス

上司と仲良くなるためには、まずは元気に挨拶をすることからスタートです。元気に挨拶をされて嫌な気持ちになる人はいません。ハキハキと大きな声で挨拶をしましょう。

5-2.一緒に食事に行く

一緒に食事に行くと、仲が深まります。それには3つの心理学的理由があります。

  • 食事をする無防備な姿で親近感が湧く
  • 食事の仕方や好みで相手への理解が深まる
  • 食べ物の話題は話しやすい

人は食事をしているときはリラックスしているため、無防備になっています。社内では聞けないような砕けた話もしやすくなります。

また食べ物の好みが同じだったり、おいしい食べ物の話で盛り上がったり、話題に事欠かないために仲が深まるのです。

例えば、初対面の人でも一緒に食事に行くと急速に仲良くなれた経験はありませんか?上司が相手でも同じことが言えます。

就業後に飲みに行くのが億劫なら、ランチタイムに誘ってみましょう。ランチタイムならせいぜい1時間程度なので、少しずつ距離を縮めることができます。

5-3.イベントを企画する

イベントを上司と一緒に企画し、準備や進行を協力して行うことも関係を深める方法の一つです。

共同作業をしていると「あの段取りどうなってる?」「この案は無理そうだけど何か他に方法はないかな」など、必要な会話がたくさん生まれますよね。そこから話が広がり、プライベートな話で盛り上がることもできます。

学生時代に文化祭の準備でクラスがまとまったり、好きな子と距離が縮まったりしましたよね。大人になっても共同作業をすることで仲を深めることができるのです。

わざわざ休日のプライベートなイベントを企画する必要なありません。社内の小さなイベントでもいいので、共同作業を行いましょう。

5-4.上司からの印象を考えすぎない

上司に怒られまいとするあまり、上司にどう見られているのかビクビクしていませんか?

あまり上司からの印象を考えすぎると、本来のあなたの能力を発揮しきれなくなります。そしてミスが続いて怒られるという悪循環になるのです。

心理学者のアドラーは「対人関係のゴールは共同体感覚だ」と言っています。共同体感覚とは、この世のすべてのものが共同体だと考えるものです。これは幸福な対人関係を実現するのです。

つまり、あなたの周りにいる人は敵ではなく、みんな仲間なのです。そう考えることで、そこに居場所を見つけることができます。

上司はあなたの敵ではありません。あなたを育ててくれ、共に会社を大きくしていく仲間なのです。

今日から上司は仲間だと思いましょう。自然と肩の力が抜け、本来のあなたの能力が発揮できるでしょう。そして、今までより上司に話しかけやすくなります。

あなたがリラックスした雰囲気をまとうことで、上司も話しかけやすくなるというメリットもあります。

5-5.上司の良い部分を見つける

上司との関係を深めるためには、上司に対する苦手意識を取り払うことも重要です。そのために、上司の良いところを見つけましょう。

上司の良いところを見つけると、上司に対する苦手意識が徐々に薄れていきます。上司に尊敬の念を抱くこともあり得るのです。

あなたが尊敬している人の良いところはたくさん言えますよね。話すときもポジティブな気持ちで話せるのではないでしょうか。

苦手な上司であっても、良いところを見つけると苦手意識がなくなり、ポジティブな気持ちで話せるようになります。

とはいえ、苦手な上司の良いところを見つけるのはなかなか難しいものです。

この3つの方法を試してみてください。上司の良いところがどんどん見つかります。

  • 色眼鏡を外す
  • 積極的に関わる
  • 言われたことをポジティブに受け取る

5-3-1.色眼鏡を外す

上司の良いところを見つけるには、色眼鏡を外す必要があります。過去にこんなことを言われたから、こんな行動が気に入らないから、などあなたが持っている先入観を取り払い、まっさらな気持ちで上司を見てください。

悪い噂を信じてしまっていたけれど、それは事実無根だったということもあります。

5-3-2.積極的に関わる

関わりの薄い人の良いところを見つけることはできません。

業務連絡だけではなく、以下のように積極的に関わることで、良いところが見つかりやすくなります。

  • 元気よく挨拶をする
  • 一緒に食事に行く
  • イベントを企画する

5-3-3.言われたことをポジティブに受け取る

苦手な上司に言われたことはすべてネガティブに受け取りがちです。

しかし、注意はあなたが今後同じ間違いをしないように言ってくれているのかもしれません。放っておくと重大な損失につながる可能性があるため、強めに注意したのかもしれません。

上司の発言の意図をよく考えてみましょう。あなたのことを思って言ってくれていることが多々あります。

もしどう考えても理不尽なことで怒られたとしたら、以下のように無理矢理でも良いのでポジティブな理由に変換してみましょう。

  • 奥さんと喧嘩してイライラしているのかな
  • 夜中までゲームしていて寝不足なのかな
  • どこか体調が悪いのかな

今までより上司のことが好きになり、良いところが見つけやすくなりますよ。

6.仕事ができる人・出世しやすい人の思考や行動を真似る

怒られている原因を特定することや、上司との距離を縮めることと同時進行で行ったほうがよいのが、仕事ができる人や出世しやすい人の行動を真似ることです。

自分であれこれ考えるよりも、すでにできている人の真似をするほうが早く習得できるからです。

6-1.仕事ができる人の10の特徴

仕事ができる人には10の特徴があります。さっそく特徴を見てみましょう。

仕事ができる人の10の特徴

  • 圧倒的なスピード
  • 話が論理的でわかりやすい
  • 気が利く
  • 集中力が高い
  • メンタルが安定している
  • 目的思考
  • 物事の捉え方が多角的
  • 忍耐力がある
  • 数字に強い
  • 成果を出す

仕事ができる人はどうしたら効率よく目的を達成できるか、を考えています。また、集中力が高いので周囲に惑わされず仕事をこなすことができます。

仕事はすぐに結果が出ないことが多いので、メンタルが安定していて忍耐力があるのも重要です。

仕事ができる人の特徴は「仕事ができる人の10の特徴と誰でも“できる人”に生まれ変われる方法」でも解説していますので、仕事ができる自分に生まれ変わりたいあなたは読んでみてくださいね。

6-2.出世しやすい人の7の特徴

出世しやすい人には7つのの特徴があります。

出世しやすい人の7の特徴

  • 規則正しい生活をしている
  • デスク周りをキレイにしている
  • フットワークが軽い
  • 常に効率化を考えている
  • 注意を受けたことを何度も復習している
  • 会議などで自分の意見を持って発言している
  • 社内でコミュニケーションを取っている

効率化を考えているという点は仕事ができる人と共通していますね。

さらに、出世しやすい人は規則正しい生活をして万全のコンディションで仕事に臨んだり、デスク周りをキレイにして必要なときに必要なものをすぐ取り出せるようにしているのです。結果として効率化に繋がりますよね。

上司に飲みに誘われてもすぐ同行したり、同じことで二度注意されないように振り返りも欠かしません。

会議で自分の意見を持って発言しているとやる気があるとみなされ出世しやすくなります。

また、社内でコミュニケーションを取ってネットワークを広げ、上層部に昇進を推薦してもらったりすることも忘れません。

つまり、出世しやすい人は自分を労っていつでも上司の対応ができるコンディションを保ち、ちゃっかり周囲への根回しもしているのです。

7.怒られ方も重要!怒られ方を知れば可愛がられることも

出世しやすい人は怒られ方も心得ています。怒られ方を知れば上司から可愛がられ、出世しやすくなるのです。

上司に可愛がられる怒られ方の秘訣は以下の3つです。

  • 素直に聞き入れる
  • 相談をたくさんする
  • 注意されたことをすぐに試してみる

7-1.素直に聞き入れる

可愛がられる人は注意を素直に聞き入れています。

もしあなたに原因がなく、上司の勘違いで怒られているとしても一旦受け入れなければなりません。

すぐに指摘すると上司は自分が勘違いしていたということに恥ずかしくなり、余計にヒートアップさせてしまう可能性があるからです。

怒られたときに自分は悪くない、という態度を取ると、上司が心象を悪くします。「でも」などと言い訳せず、「はい、すみません」と一旦受け入れましょう。

そしてなぜミスをしてしまったのか、今後どうすれば防ぐことができるのかを考えてください。それを上司に提案すると、注意を受け入れて改善しようとする姿勢が評価されます。

もし上司の勘違いで怒られている場合は、一旦受け入れたあとで「お言葉ですが実は…」と本当のことを話すと上司の心象を乱しません。

7-2.相談をたくさんする

可愛がられる人はたくさん上司に相談をしています。

注意を受けたことでわからないことや困ったことがあれば、積極的に上司に相談しましょう。

怒られたときは気まずくなり、上司との間もギクシャクしがちですが、わからないことや困ったことをすぐに聞いて改善することで、理解度も高まります。

積極的に相談をすることであなたのポジティブな面を評価してもらえます。

また、上司とたくさんコミュニケーションを取るチャンスです。

怒られたときはあなたが成長できる上に、上司とコミュニケーションを取るチャンスだと捉え、どんどん相談をしましょう。

7-3.注意されたことをすぐに試してみる

可愛がられる人は、上司からのアドバイスをすぐに試します。

注意を受けた内容があなたに受け入れがたいものであっても、まずは試してみましょう。すぐに改善できることなら、すぐに改善しましょう。

なぜそうしなければならないのか疑問があるなら、その場ですぐに聞いてください。思わぬ理由がわかります。

上司はあなたより経験が長いです。長年の経験の中で培ったスキルや勘があるため、そのまま真似をすると問題が簡単に解決することが多いのです。

そして、上司にとっても、部下が素直に聞き入れて試してくれていると、自分を認めてくれたという心理が働きます。そういう部下は可愛がりたくなるものです。

まずはすぐに試してみましょう。

8.職場や上司によっては出世が難しいケースもある

いわゆるブラック企業の場合はどんな対策をとっても出世が難しいことがあります。

もしあなたの会社がブラック企業の特徴に当てはまっていたら、どんなに上司との関係を改善しようと思っても出世できない可能性が高いです。

どのような会社がブラック企業なのかを見てみましょう。

8-1.出世が難しい職場の特徴

出世が難しい職場の特徴は7つあります。以下の特徴に当てはまったらブラック企業の可能性が高いため、要注意です。

  • パワハラ、モラハラが横行している
  • 深夜まで残業するのが当たり前
  • 厳しすぎるノルマがあり、達成できないと異常な怒られ方をする
  • 離職率が高い
  • いつも求人募集をしている
  • 就業規則が整備されていない
  • 精神論がまかり通っている

このような会社は社員を使い捨ての駒だと思っています。黙って会社の思い通りに動いてくれる人であれば、あなたでなくてもいいのです。

このような会社は出世が難しいですし、出世したとしてもさらに辛い日常が待っています。

あなたの上司も社長からのプレッシャーでストレスが溜まっていて、あなたをはけ口にしているのかもしれません。

8-2.当てはまっていたら転職も考えよう!おすすめの転職サイト6選

この7つの特徴に当てはまっている会社に勤めているなら、転職を考えましょう。このまま働き続けていると心身に異常をきたします。

転職は逃げではありません。あなたを守るために必要な決断です。

おすすめの転職エージェントと転職サイトをご紹介します。

転職エージェント・転職サイトジャンル
リクルートエージェント総合
マイナビエージェント
doda
リクナビNEXT
レバテックキャリアIT
マイナビIT AGENT

総合転職サイトはさまざまな職種の求人情報が掲載されています。またマイナビエージェントリクルートエージェントなら、専属の担当者が付いて、あなたに最適な転職先を一緒に探してくれます。

そのため、転職が初めてだったり転職に自信がなかったりする場合におすすめです。

また、現在IT系の職種に就いていて、今後IT系に転職をしたいあなたは、レバテックキャリアやマイナビIT AGENTなどのようなIT系に特化した転職サイトを利用しましょう。

9.まとめ

怒られやすい人でも出世することはできます。出世するためには、上司に可愛がられる部下になることが重要です。

上司に可愛がられるために、以下を意識して明日から仕事に取り組みましょう。

  • 怒られる原因を特定し、改善する
  • 上司と仲良くなる
  • 仕事ができる人、出世しやすい人を真似る

また、可愛がられるためには怒られ方も重要です。

  • 素直に聞き入れる
  • 相談をたくさんする
  • すぐに改善する(試してみる)

ポイントを意識することで可愛がられる部下になり、出世コースに乗れるでしょう。

ただし、あなたがブラック企業に勤めているなら、心身に異常をきたす前に転職をしましょう。転職は逃げではありません。あなたの体を第一に考えてください。

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キャリアアップとは?

よりよいキャリアアップを目指して先々の計画を立てることをキャリアデザインと言います。
どのようなキャリアを積み、自分の人生に役立てていくかを、常日頃からイメージしておくとよいでしょう。
もちろん、無理してキャリアアップなどせずに平坦に暮らしていたいというのも、ひとつの考え方です。

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