
フリーランスになってエージェントサービスを利用してみたいけど、エージェント側に支払うマージンがいつ発生し、どのくらいの料金がかかるのかわからず悩んでいませんか?
まずエージェント側に支払うマージンですが、案件提携時にしか発生しません。
そのため、エージェントサイトに登録して案件を探してもらうことに料金は発生しませんのでご安心ください。
マージン率については、各エージェントサイトによって固定型、変動型と異なります。
今回の記事では、上記のようなフリーランス向けエージェントに支払うマージンの仕組みやマージン率についてご紹介しています。
記事を最後まで読みすすめることで、自分にあったエージェントサイトを見つける事ができますので是非参考にしてみてください。
目次
フリーランスエージェントのマージンとは?

エージェントに支払うマージンとは、フリーランス向けエージェントサイトを使って、自分に適した案件を受注する際にエージェント側へ支払う手数料になります。
手数料は、自分の代わりに案件探しや稼働までの手続きを円滑にしてもらうためにかかる費用です。
マージンの主な内訳は、企業から受注できる案件を探してくる営業コストだったり、登録者それぞれに付いてサポートや手続きを代行してくれる担当のコストなどが含まれています。
マージンはエージェントに絶対払わないとダメ?
エージェントに支払うマージンをなるべく安く抑えたい、むしろタダのところはないの?と探している方もいるのではないでしょうか。
マージン手数料が安いところを選ぶことはできますが、結論から言うとタダのところはありません。
マージンはフリーランスの方が案件を受注できるように企業への営業活動をしたり、あなた代わりに契約手続きなどを行ってくるサポート料になっています。
マージンの相場費用については、このあとの項目で説明していますので確認してみてください。
マージンの安さと案件の内容どちらが大切?
案件を選ぶ際に、マージンの安さを重要視するべきか、案件の内容を重要視するべきか悩むこともありますよね。
結論は、案件の内容を選びましょう。
案件の内容を選ぶ理由は、エージェントに支払うマージン率の設定方法が関わってきます。
後ほど詳しく紹介しますが、マージンの決め方は3種類あり報酬変動型、契約回数変動型、固定型とあります。
上記のうち2つは初回契約時はマージンが高く設定されていたり、報酬額が安いものだとパーセントが高く設定されています。
そのためマージンで選んでいると、「自分にあった案件が1つも見つからなかった」となってしまう事もありますので、なるべく案件の内容を見て選ぶことをおすすめします。
もちろん、複数のエージェントから同じ案件の提案があれば、マージンの安さを選んでも問題ありません。
フリーランスエージェントに支払う中間マージン(手数料)の相場

エージェントに支払うマージン相場について見ていきましょう。
現在、関東圏を中心にエージェントサービスは100社を超えています。
マージン率(手数料)を公開しているサイトの平均マージン率は10%~25%となっています。
手数料を非公開にしているエージェントサイトも多くありますので上記のパーセンテージを目安することで、報酬面でミスマッチが防げます。
エージェントに支払う中間マージンの決め方

登録するエージェントサービスによってマージン率の決め方が違います。
ここでは、エージェントが受け取る中間マージンがどのように設定されているか紹介しています。
マージン率の設定方法は下記の3パターンになります。
あ
3パターンあるエージェントに支払う中間マージンの決め方
- 報酬額に応じてマージン率が変動するタイプ
- 契約回数に応じてマージン率が変動するタイプ
- 一律でマージン率が固定されているタイプ
このあと、それぞれのマージン設定方法について解説していきます。
契約してから、「こんなの知らなかった!」と後悔しないために、それぞれの設定方法を頭の片隅に入れておきましょう。
タイプ1:報酬額に応じてマージン率が変動するタイプ
1つ目は、案件の報酬額に応じて手数料となるマージン率が変動するパターンです。
40万円まではマージン20%、70万円までは15%、80万円以上は10%のように企業からの報酬金額によってパーセンテージが変更されます。
この変動タイプは公開されることが少なく、非公開の案件に適用されることが多いとされています。
最低限のマージンをもらわないとエージェント側も赤字になってしまうので報酬額が低い場合、エージェントに支払う手数料の割合が高くなってしまう傾向があります。
タイプ2:契約回数に応じてマージン率が変動するタイプ
2つ目は、最初から数回の案件契約時はパーセンテージが高く、契約更新毎にマージン率が下がっていくタイプです。
1回~3回目はマージン率20%、4回目~6回目は15%、7回目以降10%などと契約回数が増えるたびに支払う手数料が少なくなっていきます。
営業活動が苦手でエージェントサイトを経由した受注を継続的に行っていきたいと考えている場合は、このタイプがおすすめです。
タイプ3:一律でマージン率が固定されているタイプ
3つ目は、すべての案件でマージン率を固定しているタイプがあります。
これは、上記2つのタイプとは異なり、報酬額が30万円案件でも100万円を超える案件でも一律15%など固定となっています。
エージェントサービス会社によって固定されているパーセンテージは異なりますが、固定タイプのエージェントはマージン率を公開していることが多いといった特徴があります。
中間マージンタイプはどれが良いの?
3通りのマージン設定が知れましたが、どれがいいの?と悩んでしまいますよね。
契約期間が短期間の案件を繰り返すのであれば、契約更新回数で変動するタイプがオススメです。
逆に、長期案件を受けるのであれば、報酬額または固定タイプが適したマージンタイプとなります。
受注する案件はマージンタイプだけで決めるのではなく、案件の質も重要になってきます。
どちらか一方に偏るのではなく、案件内容とマージンタイプ両方のバランスを見ながらお仕事を探してみてください。
仲介手数料が引かれる商流とマージンの関係を知っておこう

続いては、マージンや報酬に関わる商流について紹介していきます。
商流とは?

エンド企業が仕事を発注してから自分が受注するまでに何社が仲介されているかを表す言葉です。
間に挟まる会社が少ないことを商流が浅い、会社数が多いほど商流が深いと言います。
商流の深さによって受け取れる報酬額が変わってきます。
フリーランスエージェントを使う際、同一案件でも報酬額が違うのは、商流の違いが関わってきますので予備知識として知っておくことが大切です。
商流の違いによってマージンのパーセンテージは変わる
商流が浅い案件であれば、発注する企業が提示した金額から差額が少ない状態で報酬が支払えるため、パーセンテージが低く設定される傾向があります。
逆に商流が深い案件だと、パーセンテージが高く設定されます。
なぜ変わるかというと、エージェントサイトが1案件に対し、最低限手数料で受け取りたい金額が決まっているからです。
次の項目で商流の深さでマージンと受け取れる報酬額の比較をしています。
直接契約と商流がある契約のマージン料の比較
直接契約した際のマージンと商流が深い契約のマージンの違いを参考例で見てみましょう。
下記は発注元企業が100万円で出した案件を商流別にわけてみました。
仲介企業とエージェントがそれぞれ10万円の手数料を受け取ると仮定した場合になります。
| 商流(1企業10万円の手数料が発生) | エージェントに来るまでのマージン額 | マージンを引く前の報酬額 | エージェントのマージン率 | 自分が受け取る報酬額 |
|---|---|---|---|---|
| 商流が浅い場合(直接受注) | 0円 | 100万円 | 10%(10万円) | 90万円 |
| 商流が深い場合(4社経由) | -40万円 | 60万円 | 17%(10万円) | 50万円 |
上記のように、商流の違いで案件を受注するフリーランスの方が受け取れる金額が大幅に変わってくるのが理解できたのではないでしょうか。
商流の違いだけで10万円以上違うことは結構あります。
このあとは、商流について調べる方法を紹介しています。
案件の商流の深さを調べる方法は?
商流の深さを公開しているところはありません。
しかし、エージェントサービスの担当と行う面談時や提案を受ける際に聞くことで教えてくれます。
最初の面談時に、「御社の商流は平均どのくらいですか?」と聞くのもありです。
聞き忘れた場合は、案件の提案を受けた時に都度確認するようにしましょう。
商流を確認することで、複数のエージェントを登録していれば同じ案件でも商流の少なく報酬額が高いエージェントサイトが見つかる場合があります。
初心者におすすめの中間マージンを公開しているフリーランスエージェント

フリーランスエージェントを初めて使うのであれば、マージンを非公開にしているエージェントよりも公開しているフリーランス向けエージェントがおすすめです。
数多くあるエージェントサービスの中でマージン率を公開しているおすすめのエージェントサービスをまとめてみましたので、登録する際の参考にしてみてください。
i-common tech

| i-common techの特徴 | |
| 公開案件数 | 300件(2021年12月調査数) |
| 仲介マージン | 0%(直契約) |
| メインに扱っている職種 | エンジニア(Java、PHP、Python、Ruby、JavaScript、Typescript) |
| 対応エリア | 全国エリア(リモート案件有) |
i-common techは一部上場企業のパーソルグループが運営する信頼のフリーランスエージェントです。
平均年間報酬は965万円と高水準で、利用者はi-common techに登録する前から平均15%報酬がアップした実績があります。
その秘密は企業との直接契約が可能なこと。
中間マージンが発生しないため、本来もらえるはずの報酬をそのまま受け取ることができ、高額報酬が実現できています。
Midworks

| Midworksの特徴 | |
| 公開案件数 | 2000件(2021年6月調査数) |
| 仲介マージン | 10%~15% |
| メインに扱っている職種 | エンジニア(Ruby,Python,Java,PHP,CSS,MySQL) |
| 対応エリア | 東京・大阪エリア |
Midworksはエンジニアをメインとしていますが、MayaやSpineを使ったデザイナー案件やシナリオライターなどの案件もあります。
報酬面も80%以上の還元率を謳っているので、透明性が高くフリーランスの方に信頼されるエージェントサービスです。
また、お仕事の提案以外にもお仕事が万が一なくなった際の給与補償制度を設けていて、正社員並みの保証を各種用意されています。
フリーランスを初心者の背中を後押ししてくれる要素がたくさんありますので、これからフリーランスになろうと思っている方にとてもオススメです。
PE-BANK

| PE-BANKの特徴 | |
| 公開案件数 | 1547件(2021年6月調査数) |
| 仲介マージン | 報酬受取回数による3段階 12%・10%・8% |
| メインに扱っている職種 | エンジニア(Ruby,Python,Java,PHP,CSS,MySQL) |
| 対応エリア | 日本全国エリア |
PE-BANKは平成元年からエージェントサービスを行っているので、全国エリアに多数の案件を紹介しているITエンジニアに特化したエージェントです。
他のエージェントのほとんど東京、大阪のみ対応している中、PE-BANKは北海道から九州まで幅広いエリアの案件を保有しています。
気になるマージン率については、下記のように報酬受取回数によってエージェントに支払うマージンのパーセンテージが下がっていきます。
| 報酬回数 | エージェントのマージン率 |
|---|---|
| 0回~12回 | 12% |
| 13回~24回 | 10% |
| 25回以降 | 8% |
IT-BANKは長く続ければ続けるだけ、マージン率が下がるので継続的にエージェントサービスを利用したい方にオススメします。
また、東京・大阪エリア以外に住んでいるエンジニアなら登録して損はないエージェントです。
マージン率を公開しているエージェントと公開していないエージェントはどっちが良いの?
結論は、公開しているエージェントと非公開のエージェントを複数登録してみるのが良いです。
一部のエージェントサービスでは、「受注還元率90%案件あり!」などと謳っていながら、HPを詳しく見るとマージン率24%と記載されたページがあったりします。
逆に非公開のサイトでも、公開しているサービスより低いマージン設定をしているエージェントもあります。
非公開のエージェントサービスは、面談時にマージン率を直接聞くことで、早めに報酬面の不安を取り除くことができます。
今回の記事でご紹介していないエージェントサイトを「フリーランスエージェントサイト5社おすすめランキング」を別の記事で、まとめいていますので是非チェックしてみてください。
エージェントサービスからマージンを搾取されない為に注意するポイント

「報酬額が異常に少ないと思ったら、仲介手数料が30%以上取られていた・・・・」とならないためにできることがあります。
フリーランスエージェントを利用する際に、高額なマージン手数料で案件を引き受けない為のポイントをまとめてみました。
あ
マージンを搾取されない為に注意するポイント
- 複数のサイトに登録して案件の平均単価を把握する
- 面談時に自分の希望報酬額をエージェントに伝える
複数のサイトに登録して案件の平均単価を把握する
暴利な手数料を取られないために、自分の持っているスキルで受注可能な仕事と提案されている案件の適正価格を知っておくことが重要です。
調べ方は、複数のエージェントサイトに登録して、提案されている案件と同じような案件を見てみることで平均相場を知ることができます。
また、知人にフリーランスの方がいたら聞いてみるのもオススメです。
面談時に自分の希望報酬額をエージェントに伝える
初めてエージェンサービスを利用する方は経験を積むために、安受けをしてしまう傾向があります。
また、エージェントの担当者から初めて提案された案件の報酬額が全然希望額に見合わないミスマッチな提案をされる場合もあります。
ミスマッチや相場より低い金額での受注を避けるには、サイトに登録した際の面談で希望の報酬額をある程度伝えておくことで担当者も貴方の希望に合わせた提案を考えてくれるようになります。
フリーランスエージェントのマージンまとめ

今回はフリーランス向けエージェントを利用する際に必要なマージンについてまとめてみました。
最後に記事の要点をQ&A形式でまとましたので、チェックしていきましょう。
Q.フリーランス向けエージェントの平均マージン率はどのくらい?
A.10%~20%が平均となっています。
Q.マージンは度のタイミングで発生するの?
提案された案件に参画し、報酬が発生したタイミングで発生します。報酬がない状態でエージェントへの手数料がかかることはありません。
Q.マージンを公開しているフリーランス向けエージェントってあるの?
Midworks、PE-BANKの2社が公開しています。
Q.マージンを払わないでいいエージェントってあるの?
A.ありません。マージンはフリーランスの方が仕事をするために必要なエージェントが営業活動やサポート業務を円滑に行うための必要経費になります。マージンが報酬に関わる大切な部分なのでエージェントを選ぶ際の重要な項目になります。
フリーランスとして収入源を増やしておくためにエージェントサービスの利用を考えている方なら、マージンについて気になるのは当然です。
マージンは、非公開のエージェントサイトも多いので、複数のエージェントサイトに登録することで自分が納得できる報酬額の案件を見つけられるはずです。
注目度が高いフリーランスエージェントを知りたい方は、「【2021年最新版】フリーランスエージェント5社のおすすめランキング!」もご覧になってみてください。
是非、エージェントサービスを使うなら今回のマージンの知識を活かして案件を探してみてください。



