
キャリアチェンジとは、今までのキャリアから路線変更をして、未経験の業界や職種へ転職することです。
今までとは異なる業界・業種へ転職するため過去の経験がリセットされ、年収や役職などの待遇・処遇が下がることが多い一方、「自分が本当にやりたい仕事に挑戦できる」というメリットがあります。
新卒での就職活動の時点から、自分の天職を見つけている人はまれです。むしろ、社会人になり仕事をしながら、本当に自分がやりたい仕事は何なのかに気付いていく人のほうが大多数でしょう。
そんなときキャリアチェンジの知識を持っていれば、キャリアチェンジを有利に進めることができます。自分の人生において、大いに役立つことは間違いありません。
よって本記事では、仕事をするすべての人が当事者となり得る「キャリアチェンジ」について、詳しく解説します。
この記事のポイント
- キャリアチェンジの基礎知識が身に付く
- キャリアチェンジのメリット・デメリットや年代別の特徴が理解できる
- 面接でキャリアチェンジの理由を聞かれたときの答え方までレクチャー
この解説を最後までお読みいただければ、あなたは「キャリアチェンジの基本」はもちろん、キャリアチェンジのリスクやマイナス面まで含めて理解できるようなります。
そのうえで成功させるコツを把握できるので、キャリアチェンジでの失敗を避けられるようになるはずです。
ではさっそく「キャリアチェンジ」の解説を始めましょう。
目次
1. キャリアチェンジとは

まずはキャリアチェンジの基礎知識から見ていきましょう。
1-1. キャリアチェンジとは異なる分野の仕事に転職すること
「キャリアチェンジとは何か?」といえば、異なる分野の仕事に転職することです。
多かれ少なかれすでにキャリアのある人が、今までのキャリアから路線変更をして、未経験の業界や職種へ転職することがキャリアチェンジです。
具体的には、以下のケースがキャリアチェンジに当てはまります。
▼ キャリアチェンジのケース
- 業界も職種も変更する
- 業界はそのままに職種を変更する
- 職種はそのままに業界を変更する
例を挙げれば、以下がキャリアチェンジとなります。
▼ キャリアチェンジの例
- 不動産会社の経理として働いていた人が、IT企業のWebデザイナーへ転職する
- 不動産会社の経理として働いていた人が、不動産会社の営業へ転職する
- 不動産会社の経理として働いていた人が、IT企業の経理へ転職する
1-2. キャリアチェンジとキャリアアップの違い
キャリアチェンジと一見似ている言葉に「キャリアアップ」がありますが、意味はまったく異なります。
キャリアアップは、今までのキャリアの路線に沿って、同じ業界・同じ職種でポジションや待遇を高めていくことです。
業界・職種 | 待遇 | |
キャリアアップ | 経験のある業界・職種で経験を積んでいく | ◎良くなる |
キャリアチェンジ | 未経験の業界・職種に転職する | △悪くなることもある |
キャリアアップでは、過去の経験を積み重ねスキルアップしながら、より良い年収やより良い役職を目指していきます。
一方キャリアチェンジでは、ときには過去の経験はリセットされ、転職先では役立たないこともあります。
そのため、キャリアチェンジすると待遇が一時的に悪くなることもあることを押さえておきましょう。
なお、キャリアアップについて詳しくは以下の記事もご覧ください。
キャリアアップとは?メリット・デメリットから成功ポイントまで解説
1-3. キャリアチェンジの難易度は年齢によって異なる
「キャリアチェンジって、どうなの?おすすめなの?」と疑問に思った方もいるかもしれません。
詳しくは後ほど「4. 年代別のキャリアチェンジの特徴」で解説しますが、キャリアチェンジの難易度は年齢によって大きく異なります。
端的にいえば、キャリアが浅い(年齢が若い)ほどキャリアチェンジはしやすく、キャリアを積んでいる(年齢が高い)ほどキャリアチェンジはしにくい状況です。
キャリアチェンジには、メリット・デメリットの両面がありますので、おすすめかどうかは、ケースバイケースです。
メリット・デメリットをよく理解したうえで、自分にとってはメリット・デメリットのどちらが大きいか、熟慮する必要があります。詳しくは続きをご覧ください。
2. キャリアチェンジのメリット

では、キャリアチェンジにはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
まずは3つのメリットからご紹介しましょう。
2-1. 本当にやりたい仕事にチャレンジできる
1つめのメリットは「本当にやりたい仕事にチャレンジできる」ことです。
「本当はやりたい仕事があるのに……」と思いながら現在の路線でキャリアを積み重ねるのは、つらいものです。
思い切ってキャリアチェンジすれば、自分が本当に希望する仕事に就けます。これはキャリアチェンジの最大のメリットといえるでしょう。
特に、新卒時に自分が思うような就職活動ができなかった人や、社会人になってから本当にやりたい仕事に気付いた人にとっては、キャリアチェンジすることで人生を大きく好転させることも可能です。
キャリアチェンジによってやりたい仕事に取り組むことで、充実感ややりがいを感じられるようになるはずです。
2-2. 視野・人間としての器・人脈が広がる
2つめのメリットは「視野・人間としての器・人脈が広がる」ことです。
同じ業界・同じ職種で長期間働いていると、どうしても偏りが出てきます。
自分では気付かないうちに、モノの見方が固定されてしまったり、視野が狭まったりすることもあるでしょう。築ける人脈にも限りがあります。
キャリアチェンジすることは、新しい世界を見ることです。新しい環境に身をおくことで視野が広がり、新しい人間関係を築くことで人脈が広がります。
キャリアチェンジによって他の人が経験しないような体験を積み重ねれば、人間としての器も大きくなっていきます。
例えば、将来的に起業を考えていて幅広い経験を積みたい人や、新たな環境で自分の人間性を磨きたい人にとって、キャリアチェンジはかけがえのない体験となります。
2-3. 新しいスキルが身に付く
3つめのメリットは「新しいスキルが身に付く」ことです。
キャリアチェンジによって新しい業界や職種に転職すれば、キャリアチェンジしなければ絶対に身に付かなかった新しいスキルを数多く身に付けることができます。
ある程度のスキルは独学でも身に付けることはできますが、実際に働く経験を通して身に付けるスキルのレベルやクオリティは、比べものになりません。
例えば、自分の将来性を考えて手に職をつけたい人、自分のキャリアの幅を広げて仕事人としての能力を高めたい人にとって、キャリアチェンジによってスキルを身に付けることは得策といえます。
3. キャリアチェンジのデメリット

一方、キャリアチェンジにはデメリットもあります。
3つのデメリットを見ていきましょう。
3-1. 待遇・処遇が悪くなるケースが多い
1つめのデメリットは「待遇・処遇が悪くなるケースが多い」ことです。
具体的には、年収は基本的に下がると考えておきましょう。
社内でのポジション・役職も下がることがほとんどです。例えば、前職では事業部長の役職ではたらいていた人が、キャリアチェンジ後は役職のついていない平社員になる──といった具合になります。
簡単にいえば「新人扱い」です。実際その状況に置かれてみると、プライドが許さない人もいます。自分の性格的に耐えられるか、よく考えてみましょう。
そもそも「年収が下がることや役職がなくなることが許容できない」という場合は、キャリアチェンジするかどうか、よく検討する必要があります。
3-2. 転職後に相応の努力が必要になる
2つめのデメリットは「転職後に相応の努力が必要になる」ことです。
キャリアチェンジによって途中からその業界や職種に飛び込んだ人は、知識やスキルの面で大幅な遅れを取っています。
遅れを取り戻すために、転職後は必死に勉強し、努力を積み重ねる必要があることを知っておきましょう。
今までの経験は役立たないことがほとんどです。ゼロからのスタートとなります。
「経験で何とかなるだろう」という甘い気持ちでキャリアチェンジすれば後悔することになりますので、注意してください。
3-3. 転職活動が長期化することがある
3つめのデメリットは「転職活動が長期化することがある」ことです。
一般的に、キャリアアップの転職に比較して、キャリアチェンジの転職のほうが、転職が決まるまでに時間がかかります。
「できるだけ早く次の転職先を見つけたい」という希望があり、その優先度が高い場合には、長期化のリスクが高いキャリアチェンジは避けたほうが良いでしょう。
加えて、転職活動は、長期化するほどに内定が出にくくなる傾向にあります。「キャリアチェンジか、キャリアアップか」を迷っている人は、どのように転職活動を進めるべきかよく考える必要があります。
例えば、最初からキャリアアップ狙いで転職活動をしていれば、すぐに良い条件の転職を決められたのに、キャリアチェンジに迷ったためにキャリアアップの転職もなかなか決まらなくなってしまう──といったケースがあることを知っておきましょう。
4. 年代別のキャリアチェンジのポイント

キャリアチェンジのポイントは、状況によってまったく異なります。ここでは20代・30代・40代以降のキャリアチェンジについて見てみましょう。
4-1. 20代のキャリアチェンジ
キャリアチェンジするうえで最適な時期はいつか?といえば「20代」といえます。
特に、大卒後2〜3年の社会人経験を積んだうえでの25歳〜29歳は、最もキャリアチェンジしやすい時期です。
というのは、この年代を企業から見れば、社会人としての基礎力は身に付いていながら、まだ特定の企業や業界の色に染まりきっていないため、自社で育てやすい人材と評価されるためです。
よって、キャリアチェンジの転職活動であっても内定が出やすくなります。
加えて、キャリアチェンジする本人のライフスタイルを見ても、キャリアチェンジのリスクを取りやすい状況の人が多いでしょう。
住宅ローンや子育ての出費がまだなく、経済的に自由な状況であれば、一時的に待遇・処遇が下がっても問題ないためです。
もしあなたが20代でキャリアチェンジを考えているのであれば、できるだけ早くキャリアチェンジするか・しないかの結論を出し、行動をスタートすることをおすすめします。
4-2. 30代のキャリアチェンジ
一方30代になると、20代に比較してキャリアチェンジの難易度がグッと上がってきます。
30歳〜32歳まではまだ20代のキャリアチェンジに近い転職活動ができる可能性が高いですが、35歳以上となってくると、そもそも条件に合う求人の数が大幅に減りますので注意が必要です。
というのは、35歳以上になると「幹部候補・マネジャー候補」といったキャリアアップ系の求人がほとんどを占めてくるためです。
企業から見ても、例えば20代前半の新卒社員と一緒に、30代後半でキャリアチェンジした未経験者を育てるのは、組織としてのバランスが悪く、採用しにくい現状があります。
しかしながら、30代後半になるとキャリアチェンジできないというわけではありません。
キャリアチェンジといっても、今までの経験をある程度活かせる範囲のチェンジであれば、30代後半以降でも可能性はあります。
今までの“職種”はそのままに、“業界”を変えるスタイルのキャリアチェンジであれば、比較的成功しやすいでしょう。
例えば「健康食品会社のマーケティング職からインターネット広告会社のマーケティング職にキャリアチェンジする」といった具合です。
30代のキャリアチェンジでは、今までの経験を活かせる余地を残した転職活動がおすすめです。
4-3. 40代以降のキャリアチェンジ
40代以降のキャリアチェンジは不可能ではありませんが、非常に難しくなるのが現実と知っておきましょう。
企業から見ると、40代以降の人材は吸収力や適応力、柔軟性の面で懸念があり、これから育てていく未経験者としての採用では見送るのが普通です。
しかし、どうしてもやりたい仕事があってキャリアチェンジを実現したいのであれば、今までのキャリアを生かして転職先の企業に提供できるモノとギブ・アンド・テイクを狙いましょう。
詳しく説明すると、単に「40代・未経験で新しい仕事をさせてほしい」というのは通用しない可能性が高いので、自分のキャリアを活かした能力でクオリティの高い仕事を提供しながら、新しい仕事にも携わらせてもらうというやり方です。
例えば、「営業職としてキャリアを積んできたが、マーケティング職にキャリアチェンジしたい」という場合なら、“営業部長として営業成績を挙げつつ、マーケティングの仕事にも携わらせてもらう”といった具合です。
企業としては、未経験の40代を採用するのはリスクが大きいですが、経験のある分野で結果を出してもらえるのであれば、採用しやすくなります。
キャリアチェンジするあなた自身は、今までのキャリアと新しいキャリアを並行して重ねつつ、徐々に新しいキャリアのほうへ軸足を移してくことで、キャリアチェンジの実現を目指しましょう。
40代以降のキャリアチェンジでは、そのような条件が可能な企業を探す、あるいは可能にしてもらえるように交渉する、といったプロセスが鍵を握ります。
5. 面接でキャリアチェンジの理由を聞かれたときの答え方

キャリアチェンジの転職活動が進んでいくと、面接を受けることになります。
ここで必ず聞かれるのが、「なぜキャリアチェンジを希望するのか?」というキャリアチェンジの理由に関する質問です。
キャリアチェンジの面接では、この質問にどう答えるかによって、評価が大きく変わりますのでしっかり準備しましょう。
5-1. キャリアチェンジの理由を尋ねる面接官の意図
キャリアチェンジの理由に関する質問に的確に答えるためには、「面接官はどうしてそのような質問をするのか」という意図を把握しておきましょう。
その意図は、大きく3つ挙げられます。
▼ 面接官の意図
- キャリアチェンジが前職への不満などのネガティブな理由ではなく、筋の通った考えのもとに決断されているのか判断したい
- 新しい仕事について的確に理解したうえでキャリアチェンジを希望しているのか確認したい
- 新しい仕事への意欲がどれだけあるのか見極めたい
キャリアチェンジの理由に関する質問が出たときには、「この質問を通して面接官が聞きたいことは3つあった」と思い出して、面接官が聞きたいことに応えられるように回答すると良いでしょう。
5-2. キャリアチェンジの理由の良い回答例
具体的にどんな回答をすれば良いのか、お手本の回答例をご紹介しましょう。
面接官「どうしてキャリアチェンジしようと思ったのですか?今までの仕事のキャリアを手放すのはなぜですか?」
▼ 良い回答例
前職の広告代理店の営業では、さまざまなクライアント様と一緒に仕事をさせていただき、実際にクライアント様の売上に貢献することで大きなやりがいを感じていました。
一方で、経験を重ね、たくさんのプロジェクトにかかわるうちに「クライアント様の、その先にいる一般ユーザー」について、もっと知りたいと感じるようになりました。
というのは、広告代理店の営業という仕事では、どうしても案件ごとにかかわりが終わってしまいます。その後、ユーザーがどうなっていったのかまで追うのは難しい現状がありました。
そこで、今後は「クライアント様側」の立場にキャリアチェンジして、メーカーのマーケティング職としてユーザーと直接接点を持ち、価値を届ける仕事をしたいと考えるようになったのです。
ユーザーと長期にわたって良い関係を築き、御社の製品を長く愛用してくれるファンを増やすための仕事を、ぜひさせていただければと思います。今後は、マーケティング職として一生のキャリアを積んでいきたいと強く希望しています。
ポイントとしては、前職についてポジティブな内容を述べてから、なぜキャリアチェンジをしようと思ったのか説得力のある説明をし、そのうえで新しい仕事の内容に触れながら熱意を語ることです。
あなた自身の状況に合わせて、理由を明確に応えられるように準備しておきましょう。
6. キャリアチェンジを成功させるコツ

キャリアチェンジを成功させるコツとは、何でしょうか。ここでは3つのポイントをご紹介します。
6-1. 自分自身をよく知る
1つめのコツは「自分自身をよく知る」です。
キャリアチェンジでの転職活動では、今までの実績や持っているスキル以外の自分自身を、いかにアピールできるかが勝負です。
そのために必要なのは、自分自身をよく知ることにほかなりません。
何が得意でどんな強みがあり、どんな価値観の持ち主なのか──、キャリアアップで転職する人以上に、自分自身のことを知り尽くしましょう。
世の中にはさまざまな自己分析ツールがあります。新しいメソッドも生み出されていますので、近年出版された書籍などを利用するのもひとつの手です。
例えば、2020年に出版されたベストセラーに『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』があります。

自分に合う新しい自己分析を探して、試してみましょう。
6-2. できる限り早く行動する
2つめのコツは「できる限り早く行動する」です。
前述のとおり、キャリアチェンジは年齢が高くなるほど難しくなる現実があります。
キャリアチェンジしたいなら、できる限り早く行動しましょう。
特に、20代後半から30代前半のアラサー世代のキャリアチェンジは、1年・2年の遅れで大きく状況が変わります。
キャリアチェンジをしたいのであれば、今すぐにでも転職活動をスタートしたいですね。
6-3. 転職エージェントのサポートを得る
3つめのコツは「転職エージェントのサポートを得る」です。
キャリアアップの転職に比較して難易度が上がるキャリアチェンジの転職活動には、サポート役が欠かせません。
未経験の業界・未経験の職種に関して知識がありませんし、どのように転職活動を進めれば優位になるかもわからないからです。
そこで積極的に利用したいのが、転職エージェントです。転職エージェントを利用すると、無料でキャリアアドバイザーからアドバイスを受けることができます。
キャリアチェンジの転職活動は、まず転職エージェントに登録するところからスタートしましょう。
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7. キャリアチェンジの注意点

最後に、キャリアチェンジに関する注意点を2つ、お伝えします。
7-1. キャリアチェンジは事前の情報収集が重要
1つめの注意点は「キャリアチェンジは事前の情報収集が重要」ということです。
新しくチャレンジしたい業界や職種について、よく調べたうえで判断しないと、大きな後悔をすることになりかねません。
なんとなくのイメージや理想像だけで考えるのではなく、どんな仕事内容でどんなスキルが求められるのかはもちろん、どんな理由で辞める人が多いのかなど、ネガティブな情報も積極的に収集しましょう。
具体的には、その業界・職種で働いている人から、直接話を聞くのがおすすめです。1人だけでは情報が偏るリスクがありますので、3人以上の人から話を聞けると良いでしょう。
そのほか、転職エージェントのキャリアアドバイザーからリアルな情報を得るのも役立ちます。
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7-2. 決断したなら前向きな姿勢を貫く
2つめの注意点は「決断したなら前向きな姿勢を貫く」ことです。
未知へのチャレンジを前にしたなら、誰しも不安や怖さに襲われることがあるでしょう。
しかしながら、不安に感じている雰囲気が出てしまうと、転職活動にマイナスの影響を与えてしまいます。
一度、キャリアチェンジを決断したならば、自分の選択に自信を持ち、前向きな姿勢を貫いていきましょう。
ポジティブな雰囲気をまとっていれば、それは面接のときに面接官に伝わります。キャリアチェンジするからには最高のキャリアチェンジを決めると決意して、前に進んでいきましょう。
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8.まとめ
キャリアチェンジとは異なる分野の仕事に転職することです。具体的には転職して業界を変えたり職種を変えたりすることが、キャリアチェンジに当てはまります。
キャリアチェンジの難易度は、年齢によって異なります。年齢が若いほどキャリアチェンジは成功しやすく、年齢が高くなるほど難しくなります。
キャリアチェンジのメリットは以下のとおりです。
- 本当にやりたい仕事にチャレンジできる
- 視野・人間としての器・人脈が広がる
- 新しいスキルが身に付く
キャリアチェンジのデメリットは以下のとおりです。
- 待遇・処遇が悪くなるケースが多い
- 転職後に相応の努力が必要になる
- 転職活動が長期化することがある
面接でキャリアチェンジの理由を聞かれたときの答え方のポイントは、前職についてポジティブな内容を述べてから、なぜキャリアチェンジをしようと思ったのか説得力のある説明をし、そのうえで新しい仕事の内容に触れながら熱意を語ることです。
キャリアチェンジを成功させるコツは以下のとおりです。
- 自分自身をよく知る
- できる限り早く行動する
- 転職エージェントのサポートを得る
キャリアチェンジの注意点としては、事前の情報収集に注力すること、決断したなら前向きな姿勢を貫くことが挙げられます。




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