
「転職に学歴って関係あるんだろうか?」
「学歴にいまいち自信がないけれど、転職に不利になったらどうしよう……。」
転職をする際、学歴を重視されるのかどうかは、とても気になるところですよね。
結論から申し上げますと、転職で応募者の学歴を見ている企業は約6割に上ります。
下図のグラフをご覧いただくとわかるように、半数以上の企業が「学歴を問う」と回答しているのです。
しかし、学歴が高くなければ転職活動がうまくいかないのかというと、決してそうではありません。
学歴に自信がない方でも、学歴よりも実務経験を重視する業界を選んだり、資格を取得し自身のアピールポイントにアクセントを加えることで、転職に成功している方も多くいらっしゃいます。
そこで今回この記事では、転職において学歴がどのように関係しているのかを解説し、学歴が高くなくても転職できるコツを以下のような手順でご紹介していきます。
①転職と学歴の関係性
②学歴がなければ実務経験・スキルでアピールする
③学歴なし・実務経験なし・スキルなしの場合の工夫方法
④転職で企業が学歴から判断する3要素
そのうえで【実践編】として
⑤学歴なしでも転職に成功するコツ3つ
⑥【ケース別】学歴がない場合の転職方法
についても取り上げていきます。
この記事を読むことで、学歴に自信がない方でも転職の際にアピールできる効果的な方法を知ることができ、自信を持って転職活動に臨んでいただくことができます。
目次
1.転職と学歴の関係性
冒頭で述べたように、半数以上の企業は応募者の学歴を重視しています。
学歴重視の傾向は、一般的に若い年代に対して強まり、30代以降になると学歴よりも実務経験を見られる傾向が強くなります。
このような傾向は、転職先の業界によってもそれぞれ異なってきます。そのため、転職を検討する際は、まず「転職と学歴の関係性」について理解しておくと、その後の活動もスムーズに進めることができます。
今回この章では、学歴と転職がどのように関係しているのかについて、統計データなどをご紹介しながらくわしく解説していきましょう。
1-1.6割の企業が学歴を見ている
転職・求人サイト「doda」が実施した「学歴不問の求人割合」のアンケート(約15,000件の求人情報を元に集計)によると、転職の際、6割の企業が「学歴を問う」と回答しています。
「学歴の条件」について見てみると、44%が「大卒以上」、7%が「6大学以上」、6%が「旧帝大・早慶クラス」、0.5%が「大学院卒以上」のレベルを求めていることが判明しました。
一方、4割の企業が転職の際に「学歴不問」と回答しています。
この4割という数字は、業界・業種によっては、学歴よりも求職者の実務経験を重視する企業もあるということを表しています。つまり、学歴に自信がなくても、これまでの仕事経験や実績をアピールすることで、転職活動をスムーズに進めることができるのです。
この点について、次項以降でくわしく見ていきましょう。
1-2.業界・業種によって学歴を重視する傾向が違う
転職で学歴を重視するかどうかは、業界や業種によっても傾向が異なります。
下図は、業界別に見た「大卒以上を求める求人割合」のデータです。
出典:doda「【業界別】大卒以上を求める求人割合」よりグラフを作成
こちらのデータを見ると、上部に集まっている業界は、学歴を問う業界となります。
逆にグラフの下方に行けば行くほど、学歴よりも実務経験やスキルで応募者を見ていることになります。
1-2-1.学歴を重視する業界・業種
上記の図をもとに考えてみると、特に学歴を重視する業界・業種は下記の3つだと言えるでしょう。
●総合商社 海外との貿易業務が主な業務である総合商社ですが、最近は国内外企業への出資や経営管理、システム開発の請負や人材派遣などまで幅広く手掛けるようになりました。 このようななかで、総合商社では仕事を遂行するのに高い能力が求められます。語学力はもちろん交渉力、財務知識などが必要とされ、高学歴の人材が採用されやすくなっています。
●金融・保険業 銀行や保険会社なども高学歴の人材を採用する傾向にあります。 複雑な銀行業務や金融知識を手掛けるにあたり、業務を十分に理解し進めていくことができる、高レベルの人材を採用しています。
●教育関連 学校や、特に塾などの教育機関では、教える側の学歴が宣伝材料になったりします。 「●●大学卒の先生が教えてくれる数学」などのように、学歴が一種の「商材」になっているため、自然と学歴を重視した採用になっていきます。 |
1-2-2.学歴よりも実績を重視する業界・業種
一方で、前述したように学歴を重視するのではなく、これまで培ってきた経験や能力をもとに応募者を見てくれる業界もあります。下記の3業界をご紹介しましょう。
●旅行・宿泊・レジャー業 旅行や宿泊、レジャーなど顧客の高い満足を得るためには、学歴よりも実務経験がものを言います。 顧客とのコミュニケーションや巧みな話術、説得力のある提案などは豊富な仕事経験によってもたらされるものです。
●小売・外食業 物販や飲食を扱う仕事も、ほとんど学歴不問になります。 それよりも、高いコミュニケーション力や接客力が必要とされ、これらは机上では身に付かないため、これまでの経験が高く評価されます。
●IT・通信・インターネット業 こちらの業界は、個人のスキルが大きく影響を与えます。 学歴というよりは、実務経験で得たスキルや資格、現場で磨いた対応能力などが大きく評価されます。 |
近いうちに転職をしたいと考えているのであれば、どの業界が学歴に関係なく挑戦させてくれるのか、ぜひ上記のグラフを判断材料にしてみてくださいね。
1-3.学歴と転職の関係性は年代によっても異なる
学歴と転職の関係性は、業種・業界だけでなく、求職者の年代によっても異なります。
詳しく見ていきましょう。
1-3-1.20代は特に学歴が見られている
企業の学歴重視の傾向は、特に20代の若い世代に対して強くなっています。
新卒や第二新卒、20代の若い世代は、会社で積める仕事の実績がまだ少ないため、その代わりとして学歴が本人たちの能力を判断する、材料のひとつとなっています。
1-3-2.30代は学歴よりも実績(実務経験・スキル)が重視され始める
ところが30代に入ると、これまでの仕事で積んだ実務経験や、仕事のスキルを重視する企業・業界が出てきます。なぜなら、30代ともいえば社会人として10年前後仕事をしてきた年代であり、人によっては仕事に対して高い能力を身に付けているからです。
そのため、20代の応募者とは違い、学歴だけでなく一人一人がこれまで培ってきた経験や仕事の上のスキルで評価するようになっていきます。
2.学歴に自信がない場合は実務経験・スキルをアピールしよう
前述したように、6割の企業が求職者の学歴を重視しているなか、4割の企業が学歴よりも実務経験や業務上のスキルを重視しています。ここから、学歴に自信がない方でも、前職で培ってきた実務経験や仕事のスキルをきちんと応募企業に伝えることで、転職活動を成功に導けることがわかります。
特に30代以降の求職者については、学歴よりもこうした経験を高く買ってくれる企業が多い傾向にあります。
そのため、「学歴に自信がないから転職なんて無理だ!」と思い込まず、まずはご自分がこれまで取り組んできた仕事を整理して、
- どのような実績を残してきたのか
- 前職を通してどのようなスキルが身に付いたのか
をひとつずつ洗い出してみましょう。
具体的なエピソードをアピールすることで、学歴に自信がない点を払拭できる可能性があります。
3.学歴なし・実務経験なし・スキルなしの場合は転職に工夫が必要
学歴なしでも実務経験やスキルがあれば、転職できる可能性が高いことをお伝えしましたが、それでは「学歴なし・実務経験なし・スキルなし」という不利な条件が重なった場合は、いったいどのように転職活動を進めていけばいいのでしょうか?
学歴・経験・スキルのうち、アピールできるものが何一つない状態で転職活動を行うのは、正直、大変厳しい状況だと言わざるを得ないでしょう。
中途採用しても企業側に何のメリットもないと判断されてしまう人材は、そもそも最初の書類選考の時点から担当者の目に留まらないのです。
このような状況を打破するためには、書類選考に提出する「履歴書」「職務経歴書」などで、他の応募者よりも工夫を凝らすことが大変重要になってきます。
そのためには、企業が学歴からどのような要素を判断しているのかを知り、その要素が自分にも備わっていることを、学歴以外の方法で示すことがとても大切です。
この点について、次の4章で詳しく見ていきましょう。
4.転職で企業が学歴から判断する3要素
新卒採用も転職条件も、まずは学歴が重視されるケースが多いことがわかりましたが、そもそもなぜ企業は学歴を意識しているのでしょうか?
それは、彼らが学歴によって以下3点のポイントを判断しているからにほかなりません。
- 地頭の良さ
- 根気強さ
- 広がる貴重な人脈
言い換えれば、学歴でなくてもこの3点を証明できるものがあれば、学歴に限らず転職には有利になるところですが、やはり上記3つのポイントをてっとり早く知るには、「学歴」が一番だと考える企業が多いのでしょう。
参考までに、1つずつ詳細を見ていきましょう。
4-1.地頭の良さ
高い学力を持つ学校に合格し、そこで学んで卒業した人は、地頭が良いと判断されます。
こうした頭の良さは、業務を覚えるスピードが早く、他の人より早い段階で仕事をこなしていける人が多いのです。
4-2.根気強さ
難しい入試で結果を出すためにこつこつと勉強を続けてきた根気強さ、最後に「合格」を勝ち取るまでの粘り強さがあると判断されます。
こうした素質は、難しく複雑な仕事を与えても、最後まで投げ出すことなくこなしてくれるだろうという安心感を企業側に与えます。
4-3.広がる貴重な人脈
出身校が難関校や有名校だと、本人の周りの同級生や先輩・後輩も優秀であると予想されます。
当然こうした人材は、社会でもそれなりの職場に勤め、活躍していることが考えられ、この人脈をフルに生かすことで、仕事の幅を広げていけるメリットが考えられます。
5.学歴なしでも転職を成功させるコツ3つ
企業が学歴から3つの要素を読み取っていることがわかりましたが、転職を成功させるためには、この3要素を少しでも備えていることをアピールできれば、企業側の受け取り方も変わってくることが考えられます。
ここでは、学歴から判断される3要素を学歴以外の方法で証明する方法として、以下のコツをご紹介します。
学歴から判断される3要素 | 3要素を証明できる方法 |
①地頭の良さ | 資格を取得する |
②根気強さ | 仕事やその他で努力したエピソードを伝える |
③広がる貴重な人脈 | 上記2要素でカバーする |
上記3要素のうち、「③広がる貴重な人脈」については、残念ながら今からどうこうできるものではありません。もちろん、これまでの仕事を通じて築いてきた人脈は大変貴重なものですので、必要であれば、転職先で活用することも大切ですが、学生時代から続いてきた深い人間関係は、一朝一夕では得られないものです。
そのため、この要素についてはさっぱり諦めて、代わりに「地頭の良さ」「根気強さ」の2点で十分に補えるよう戦略を練ることが重要です。
それでは、くわしく見ていきましょう。
5-1.「地頭の良さ」は資格取得で伝える
学歴から判断される3要素のうち、「地頭の良さ」に対しては、資格取得のための努力や勉強した経験などでアピールしていきましょう。
社会人が仕事の合間を縫って、資格の勉強時間を確保するのは、想像以上に大変なことです。
ましてや、合格まで継続的に勉強を続け、きちんと結果を出せたとなったら、企業のあなたへの評価は大きく向上するでしょう。
資格取得については、転職したい業界で役立つ資格を目指してみるのもおすすめです。
その業界で必要とされる資格をあらかじめ持っていると、履歴書に目を通した担当者に大きくアピールできます。
資格を取得することで、「地頭の良さ」をアピールするとともに、
- 資格を取得できるほど業界について熟知しているということ
- 資格を取得するためにきちんと勉強し目標を達成した意志の強さ
- 転職したい業界への熱意
などを評価される可能性が高いでしょう。
5-2.「根気強さ」は仕事やその他のエピソードでアピールする
「根気強さ」とは言い換えれば、「最後まであきらめず結果を出すこと」「コツコツと努力を続けること」という意味になります。こうしたご自身の要素を企業担当者に伝えるためには、「仕事やその他で努力した具体的なエピソード」を用いると効果的です。
その際に気を付けたいのは、「いつ・どこで・どんな仕事を・どれぐらい達成したのか」という具体性を持たせることです。
以下、良い例と悪い例をご紹介しましょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
「根気強さ」を伝える悪い例 × 前職では文具メーカーの営業職として、得意先への提案を行っていました。 粘り強く通ったおかげで、注文が取れるようになりました。 ↓ 具体性に欠ける |
「根気強さ」を伝える良い例 ○ 前職では文具メーカーの営業職として、3か月ごとに得意先へ新商品の提案を行っていました。 季節に合わせた商品提案を行ったところ、すでに間に合っているとの理由で一度断られました。 そこで得意先の繁忙期や部署ごとの業務内容などを分析し、それぞれのタイミングとニーズに合わせた提案を持って行ったところ、すべて採用してもらうことができました。 ↓ 具体性が盛り込まれている |
5-3.【番外編】モチベーションの高さをアピールする
さらに、新しい職場で何をしたいのか、どうしてこの職場で働きたいのかなど、入社後の目的をしっかり伝えることで、モチベーションの高さをアピールしてましょう。
たとえ業界の未経験者であったとしても、入社前にきちんと業界について学んでいることを応募企業に伝えたり、入社後にやりたい仕事を具体的に話すことで、仕事への本気度と熱意を感じ取ってもらうことができます。
【モチベーションの高さをアピールする具体的な方法】
など |
6.【ケース別】学歴に自信がない場合の転職方法
前章で学歴に自信がない方が転職を成功させるコツとして、「資格を取得する」「仕事やその他で努力したを伝える」「モチベーションの高さをアピールする」という3点を挙げましたが、そうはいっても実際の転職活動では、まずはどのように動けばいいのか、最初の一歩に迷われている方もいらっしゃることでしょう。
そこでこの章では、それぞれが抱えるケースごとに、転職活動の進め方についてお伝えしていきます。
ご自分がどのケースにあてはまるのかを見て、ぜひ参考にしてくださいね。
6-1.「とにかく転職したい!」という人の場合
Aさんのように「とにかく転職したい!」という気持ちがある方は、学歴が左右されにくい業界・業種を選ぶことをおすすめします。学歴というくくりで求職者を判断する業界だと、転職活動がなかなかうまくいかず、ズルズルと延びる可能性があるからです。
今の会社で働きながら、同時に転職活動に時間を割くのは、心身共に大変負担のかかる作業です。できるだけ早く転職先が見つかり、安心して仕事に取り組める環境を整えられるよう、転職する業界を絞っていきましょう。
学歴を重視せず、これまでの経験や仕事上のスキルに注目している業界・業種については、「1-2-2.学歴よりも実績を重視する業界・業種」でくわしくご紹介していますので、ぜひ合わせてお読みください。
6-2.「希望の業界に入りたい!」という人の場合
Bさんのように、「希望の業界で働きたい!転職したい!」という強い思いを持っている方は、まずはその業界で必要とされるスキルを磨くことを心がけましょう。てっとり早い方法としては、資格を取得するための勉強をしながら、その業界の知識を蓄え、スキルアップを目指すことが挙げられます。
【転職に有利な資格を知りたい場合は】 転職に有利な資格については、「転職に有利な役立つ資格28選!業界・男女・年代別ランキング」で取り上げています。 IT業界、医療業界、介護業界、旅行業界など各業界に転職する際、持っておくと有利になる全28種類の資格情報がご覧いただけます。その他にも、「稼げる資格」「取りやすい資格」「年代別おすすめの資格」「男女別おすすめの資格」など、それぞれの目的に合わせたおすすめの資格もご紹介しています。ぜひあわせてお読みください。 |
6-3.適切な就職先を選びたいならプロに相談する
自分に合う仕事を探すためには、転職のプロである「転職エージェント」に登録し、アドバイザーに状況を相談するのもおすすめです。
多くの求人紹介の案件を抱え、転職先に悩む人の適性を判断し、一人一人に合う仕事を紹介してくれる転職エージェントは、これまで仕事探しに悩む多くの社会人に出会い、さまざまな悩みやトラブルを解決してきた豊かな経験を持ちます。
さらに、転職エージェントによって抱えている案件にも差がありますので、できれば複数の転職エージェントに登録しておくといいかもしれません。
現在、多くの人が利用している転職エージェントには、以下のようなものがあります。
それぞれの強みがありますので、自分に適しているサイトを探し、さっそく登録してみましょう。
6-3-1.マイナビエージェント
【特徴】
求職者を専任制でサポートしてくれる「キャリアアドバイザー」と、企業からの求人情報をタイムリーに収集してくる「リクルーティングアドバイザー」を抱える転職サポートサイト。求職者に対する丁寧なサポート(職務経歴書や履歴書のアドバイス、応募書類の添削・面接対策の実施など)があるため、初めて転職活動する方でも安心して登録できます。
また応募先企業との面談日交渉や、給与条件などの交渉もキャリアアドバイザーが代行して行ってくれるため、大きな負担もなく転職活動に臨むことができます。
6-3-2.リクルートエージェント
【特徴】
業界でも屈指の非公開求人数(約10万件)を誇る転職サイト。
こちらも求職者をサポートする「キャリアアドバイザー」がおり、求職者のニーズを聞きそのスキルにマッチした求人を紹介してくれます。応募先の企業へ提出する書類の添削や、面接対策なども実施しており、求職者がスムーズに転職できるよう手助けしてくれます。
このあとにご紹介する「リクナビNEXT」との違いは、以下の通りです。
リクルートエージェンシー | リクナビNEXT | |
求人方法 | ほとんど非公開求人 | 求人情報を公開 |
転職活動の方法 | キャリアアドバイザーとの面談を経て、求職企業の紹介、情報提供などをしてもらう。 転職活動に必要な交渉も代行してくれる | サイトに情報を登録する。その後情報収集も応募もすべて個人で行う |
サポート | 書類の書き方、面談練習などのアドバイス 条件交渉や面接日の設定などをしてくれる | 書類は自分で用意する |
しっかりと違いを見極め、よりご自分に適したサイトを活用してみてくださいね。
6-3-3.doda
【特徴】
こちらのサイトは、自ら求人情報を検索する方法と、エージェントサービス、スカウトサービスの3点で転職活動をすることが可能です。エージェントサービスは上記2サイトと同様、キャリアアドバイザーの的確なアドバイスにより、書類の書き方や面接の仕方などを教えてもらえます。
またスカウトサービスとは、あなたが登録した情報を見て、企業側からアプローチが来るシステムです。
様々なやり方で求人を探していくことができるため、緊張せず楽しんで転職活動に励むことができます。
6-3-4.リクナビNEXT
【特徴】
さきほどご紹介した「リクルートエージェンシー」とは異なり、自分で公開求人を探して応募ができる求人サイトです。企業からのオファーを受けられたり、気になる企業をブックマークするなど、就職活動に役立つさまざまな機能を兼ね備えています。
7.まとめ
今回は、学歴と転職の関係についてご紹介してきました。
転職に関しては、6割以上の企業が学歴を見ていることがわかりましたが、学歴が不安な方でも、学歴を重視しない業界を選んだり、自分のアピールポイントに工夫を取り入れ準備を進めておくことで、転職に成功する可能性があります。
そのなかでも今回の記事では、「学歴に自信がなくても転職に成功する3つのコツ」として以下の方法をお伝えしました。
- 「地頭の良さ」は資格取得で伝える
- 「根気強さ」は仕事・その他のエピソードでアピールする
- モチベーションの高さをアピールする
今回の記事をお読みいただいたことで、転職には必ずしも高い学歴が必要でないことがお分かりいただけたかと思います。もちろん、素晴らしい学歴があればそれに越したことはないのですが、学歴に不安を覚える方は、代わりに「実務経験」や「仕事のスキル」をアピールすることで、十分に転職活動を進めていただけます。
今回の記事で、あなたの転職活動をスムーズにするお手伝いができれば幸いです。



















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