
「転職が難しい人ってどんな人なんだろう?」
「転職が難しくなる状況ってあるのかな?」
以上のような疑問を抱いていませんか?転職が難しい人や状況は、以下の5つです。
転職が難しい3つの状況
- 希望年収と市場価値にギャップがある
- 現職の在籍期間が半年以下
- 4回以上転職をしている
転職が難しい人の2つの特徴
- 他責をする傾向にある
- 転職によって実現したいことが定まっていない
ここで気になるのは「自分はもしかして転職が難しいのではないか…?」ということですよね。
実際に自分が「転職が難しいのかどうか」を見極めるためにはコツが必要です。
そのコツを知ることで、自分が「転職が難しい」のかどうかを、客観的に判断できるようになります。
そこでこの記事では、以下の内容を解説します。
この記事の内容
- 転職が難しい3つの状況
- 転職が難しい人の2つの特徴
- 「転職が難しい状況」かどうかを見極める2つのコツ
- 「転職が難しい人」かどうかを見極める2つのコツ
- 「転職が難しい状況」でも転職したい場合の対処法
- 「転職が難しい人」でも転職したい場合の対処法
この記事を読むことで、転職が難しい人やその状況がわかり、「自分自身が、転職が難しいのかどうか」判断できるようになります。
また「転職が難しい」と判断できる人であっても「転職したい!」という気持ちがある場合の対処法についても知ることができます。
ぜひ最後まで確認してみてください。
目次
1.転職が難しい3つの状況

転職が難しくなってしまう状況として、以下の3つが挙げられます。
詳しく見ていきましょう。
1-1.希望年収と市場価値にギャップがある
実際の市場価値より、希望の年収が上回る場合、転職は難しくなります。
というのも、自分の市場価値を客観的に理解しないで、高い年収を希望する人は、今後「仕事の内容のわりに給料が安い」などと不満を言い、トラブルになる可能性があるため、企業は採用を避けたいのです。
例えば、エンジニアのAさん、Bさんの例を見てみましょう。
▼エンジニアAさんの場合
大ヒットしたスマホアプリの開発に携わったAさんは、そのノウハウを生かして転職をしようと考えています。
Aさんは、その貴重な体験から100万円の年収アップが見込めると、自分の市場価値を把握した上で判断し、現職から100万円アップした金額で希望年収を出しました。
実際に応募した企業からは、希望年収と本人の市場価値が釣り合っていると判断し、Aさんが提示した希望年収で、Aさんの採用を決めました。
▼エンジニアBさんの場合
Bさんは、5年ほどエンジニアを続けてきて、ある程度スキル・経験が積み上げられたと感じ、転職活動を始めました。
しかし、そのスキルや経験は平凡なもので、市場価値としては需要はあるものの、それほど希少なものではありません。
それにもかかわらず、100万円の年収アップを希望して、転職活動を続けていました。
企業側からすると、「基本的なスキルや経験を持っているので、弊社に欲しい人材。しかし、希望年収から考えて、入社後に『仕事が割りに合わない』とトラブルになるリスクがある。採用はやめておこう」という考えになってしまい、なかなかBさんは採用してもらえないという状況が続いてしまいます。
1-2.現職の在籍期間が半年以下
現職の在籍期間が短く、半年以下の場合、転職が難しくなります。
その理由は「前例があるので、またすぐ辞めてしまうのでは?」と、企業が懸念を抱くためです。
例えば、AさんとBさんが2回目の転職をする場合です。
- Aさんは、新卒で入社したS社に5年間働いた後、スキルアップを狙って、O社に転職して2年半働き、さらなるスキルアップのために現在転職活動中です。
- Bさんは新卒で入社したK社で5年間働いた後、スキルアップを狙ってF社に転職して半年働いたが、会社の雰囲気が合わず、転職活動中です。
2人とも新卒で入社した会社には5年間ほど勤めているものの、2社目の在籍期間がAさんは2年半に比べて、Bさんは半年です。
AさんとBさんを比べてみると、採用者が「しっかり責任を持って働いてくれそう」と感じるのは、Aさんですよね。
このように、現職の在籍期間を他の候補者と比べたときに、半年以下の人は企業側から「採用したい」と思ってもらいにくいため、転職が難しくなってしまいます。
1-3.4回以上転職をしている
転職回数が多く、4回以上転職をしていると転職は難しくなります。
なぜなら「またすぐに辞めてしまうのでは?」「忍耐力やストレス耐性がないのでは?」という懸念を抱かれるからです。
企業側は「採用するからには、長く働いて欲しい」という考えで採用活動を行っているため、すぐに辞めてしまいそうな人を採用したいとは思いません。
実際にエン・ジャパン株式会社が行った「転職コンサルタントの本音〜転職が難しい人について〜」の調査によると、「何回以上から、『転職回数が多い』と感じますか?」という問いについて「4回以上」と回答した転職コンサルタントが46%もいました。

多くの転職事例を見てきた転職コンサルタントが、「4回以上は転職回数が多いと感じる」と答えているので、企業側から見ても、4回以上の転職をしている人に対して、良い印象は持たないでしょう。
つまり、転職が4回以上の人は転職の難易度が上がってしまうのです。
ただし実際のところ、採用担当者が許容できる転職回数は、転職者の年齢によっても異なります。
転職回数と年齢の関係を知りたい場合は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
【世代別】転職回数は採用に影響する?その実態と面接の対処法を解説
2.転職が難しい人の2つの特徴

次に、本人の性格が原因で、転職が難しくなってしまう人について、解説していきます。
転職が難しい人は、以下2つの特徴があります。
2-1.他責をする傾向にある
他責をする人は、転職が難しくなります。
他責とは失敗の要因や責任を、自分の以外の、他人や環境のせいにすることです。
なぜ他責をする人は、転職が難しくなるのでしょうか。
それは「逆境に弱い」「成長意識がない」「すぐ諦めそう」といった、マイナスな印象を持たれてしまうからです。
例えばあなたが企業の採用担当者だった場合、以下2人の転職理由を聞いてどちらの人を採用したいと思いますか?
▼Aさんの場合
「転職理由は、現職の会社の経営者が変わり、仕事のやり方が大きく変わってしまったことです。そのせいで思ったように仕事が進められなくなってしまったため、転職を決意いたしました。」
▼Bさんの場合
「転職理由は、現職の会社の経営者が変わり、仕事のやり方が大きく変わったことです。経営者に対して積極的に話し合いの場を設けて、『これまでの仕事のやり方でいい面は残しましょう』と提案を続けましたが、私の力が及びませんでした。そこで、働く環境を変えようと思い、転職を決意いたしました。」
こうして比べてみると、AさんもBさん、転職理由は同じなのに、Aさんは他責をすることによって、良い印象を与えていないのは明白ですよね。
一方でBさんは、「あくまで転職をするのは、自分の責任」という意思が感じられ、印象は良いでしょう。
このように、他責をする傾向にある人は企業側に良い印象を持ってもらえず、転職が難しくなってしまうのです。
2-2.転職によって実現したいことが定まっていない
転職によって実現したいことが定まっていない人は、転職が難しいでしょう。
その理由は、転職理由が曖昧になってしまい「なんとなく転職活動をしているのではないか」「考えが浅いのではないか」などと、採用担当者にマイナスイメージを与えてしまうからです。
例えば、友人が転職したというのを聞き「自分も転職できるのではないか」と考えて転職活動を始めた人の場合を考えてみましょう。
転職によって実現したいことが明確でないため、転職理由はなんとなく「スキルアップしたいから」と伝えているものの、「なぜスキルアップしたいのか」「具体的にはどのような点をスキルアップしたいのか」などと深掘りをされると、回答できません。
こうなってしまうと、採用担当者から「考えが浅いまま、転職をしてしまっている」と、イメージダウンしてしまうのは想像ができますよね。
したがって、転職によって実現したいことが明確でない場合は、転職が難しくなってしまうのです。
3.「転職が難しい状況」かどうかを見極める2つのコツ

ここまで「転職が難しい状況」や「転職が難しい人の特徴」を解説しましたが「自分自身が、転職が難しいかどうか」については、コツを知っていないと、客観的に把握ができず、見極めることはできません。
そこで3章・4章では「転職が難しい状況」かどうかを見極めるコツや「転職が難しい人」かどうかを見極めるコツを、それぞれご紹介します。
本章では、転職が難しい状況かどうかを見極めるコツとして、以下2つを解説していきます。
3-1.自分の市場価値を確認して希望年収と釣り合うのかを考える
「転職が難しい状況」かどうか見極めるためは、自分の市場価値を確認して、希望年収と釣り合うのかを考える必要があります。
自分の市場価値を正しく把握し、希望年収の方がはるかに高くなっている場合は、そのままの希望年収では転職は難しいと見極められるのです。
具体的に、自分の市場価値を確認して、希望年収と釣り合うのかどうかを考える方法をご紹介します。
3-1-1.①自分の市場価値を確認する
まずは自分の市場価値を確認しましょう。
具体的には、以下の方法で自分の市場価値を確認しましょう。
スマホアプリ「ミイダス」
「ミイダス」は、「doda」を運営するパーソルキャリアと同グループのミイダス株式会社が提供する転職スマホアプリです。自分の経歴や、スキル・経験から、過去7万人の転職データを参照して、市場価値を「年収」で算出してくれます。さらに、自分にフィットしたオファーを受け取ることもできます。
3-1-2.②市場価値より希望年収がはるかに上回っていないか、比べてみる
自分の市場価値が年収として算出されたら、自分の希望年収とどれくらいの金額差があるのか、希望年収の方が上回っていないか確認します。
自分の市場価値よりも希望の年収がはるかに上回っていた場合は、「その希望の年収では転職は難しい」と判断できます。
3-2.自分の経歴を振り返る
現職はどれくらいの期間在籍しているのか、転職回数は何回なのか、自分の経歴を振り返りましょう。
その理由は、先述の通り、在籍期間があまりにも短すぎたり、転職回数が多いと、転職は難しくなるからです。
自分の経歴を振り返り、転職が難しいかどうかを見極めるためには、以下の3つを参考にして判断しましょう。
- 現職の在籍期間が半年以下の場合は、求人企業から「逃げている」と受け取られ、転職が難しくなります。
- 転職回数が4回以上と多い場合は、求人企業から「またすぐに辞めそう」と受け取られ、転職が難しい状況になります
- 在籍期間が半年以下、もしくは転職回数が4回以上の場合でも、求人企業で活かせるスキルや経験、納得するような転職理由がある場合は、転職が成功する可能性があります。
例えば、在籍期間が半年以下であっても、スキルや知識を習得するためにどのような努力をしたのか、何を心がけて働いていたのか、などを伝えられると、転職が成功する可能性があるでしょう。
※在籍期間が半年以下の場合、転職回数が4回以上と多い場合に、転職を成功させるための対処法は、5章でご紹介します。
4.「転職が難しい人」かどうかを見極める2つのコツ

次に「転職が難しい人」かどうかを見極める2つのコツをご紹介します。
4-1.仕事で不満を感じたときに「他責」をしていないか思い起こしてみる
仕事上で不満を感じた時に、普段の自分が「他責」しがちなのか考えてみましょう。
もし他責傾向にありそうなら、そのままでは転職は難しいでしょう。
他責傾向のある人は、普段からその考えが染み付いてしまっています。
普段から自分の不満を誰かのせいにしがちな人は、転職活動においても、「他責傾向」が出てしまうのです。
例えば、残業が続いていて、不満が溜まっていたとします。
他責をしない人は、「自分の仕事の効率が悪いのかもしれない」と考えて、まずは効率化するための方法を取り入れてみたり、ツールを使ったりして、改善を試みます。それでも残業が続いてしまう場合には、「自分に合わない仕事量かもしれない」と考えて、上司に仕事量を調整してもらえるように相談をします。
他責をする人は、残業が続いていることを「上司の仕事の割り振りが悪いからこうなった」と、上司のせいにして、「自分が原因で残業が発生しているかもしれない」、ということを考えません。
普段の仕事で不満を感じた時に、真っ先に人のせいや環境のせいにするのか、まずは自分に改善点があるのではないかと考えるのか、その思考癖を明らかにしましょう。
具体的に自分が他責傾向にあるかどうかを調べる方法は、以下の通りです。
他責傾向があるかどうかを調べる方法
①最近合った仕事上の不満を書き出してみましょう。
②その原因を自分が思ったままに書いてみましょう。
③その内容が人や環境のせいにする「他責」かどうか、考えてみましょう。
もし「すぐに人のせいにしがちだ」と判断できた場合は「このままでは自分は転職が難しい」と気づくことができます。
4-2.転職エージェントに相談をする
転職エージェントに相談をすることで「転職によって自分が実現したいこと」が明確にあるのかどうかわかり、転職が難しいかどうか判断ができます。
多くの求職者と面談をしてきたキャリアアドバイザーが「転職によって実現したいことが本当にあるのかどうか」深掘りをしてもらうことで、冷静に判断できるようになるのです。
例えば、「転職によって実現したいことは大手企業への転職だ!」と自分で思っていても、キャリアアドバイザーに相談して、プロの視点で深掘りをされてみると、「自分が実現したいことは明確にはなかった。本当は同期が大手企業へ転職をして、自分も転職したら大手企業へ転職できるかもと安易に考えていた…」などと、気づくことができるのです。
おすすめの転職エージェントは以下の3社です。
上記3社に相談をすると、実践的な模擬面接を行なったり、面接での回答に対するアドバイスや、面接中の様子についても具体的にアドバイスをもらうことができます。
それでは1社ずつ解説をしていきます。
4-2-1.リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職支援実績No.1の転職支援サービスです。一般の求人サイトには掲載されていない10万件以上の非公開求人を持っているため、多くの選択肢からあなたにとって最適な転職先を選ぶことができます。
また、提出書類の添削、面接対策などサポート体制がしっかりしているので、時間がない人や転職経験があまりない人でも安心して転職活動をすすめられます。
4-2-2.マイナビエージェント

マイナビエージェントは、20代に信頼されている転職エージェントNO.1の転職支援サービスです。はじめての転職でも安心できるよう、キャリアアドバイザーが転職に関する疑問ひとつひとつに丁寧に答えてくれます。
また、各業界の転職事情に精通した専任アドバイザーによって、あなたにとって最適なキャリアプランを提案してくれるので、転職に失敗しにくくなります。
4-2-3.doda

dodaは、業界最大数の利用者数を誇る転職支援サービスです。dodaでは、キャリアアドバイザーが面談を行って、強みや適正から求人を導いてくれることもあるため、「1人ではどうしていいか分からない」という人にもおすすめです。
また企業に合わせた応募書類の添削や面接サポート、面接日程の調整、内定後の入社時期の調整などを行ってくれるので、安心して転職活動をすすめていくことができます。
5.「転職が難しい状況」でも転職したい場合の対処法

自分自身が「転職が難しい状況」「転職が難しい人」かどうか、その見極め方をご紹介しましたが、実際には、「転職が難しいと判断できても、転職をしたい気持ちがある!」と感じる人もいるでしょう。
そこで、5章・6章では「転職が難しい状況」でも転職したい場合の対処法や「転職が難しい人」でも転職したい場合の対処法を、『転職が難しくなる原因別』で解説していきます。
まず本章では以下の内容について解説します。
5-1.【市場価値よりも希望年収が高い場合】自分の市場価値と希望年収を釣り合うようにする
自分の市場価値よりも希望年収が高い場合は、自分の市場価値と釣り合う希望年収にして、転職活動をするようにしましょう。
そうすることで、「給料が割に合わない、と不満を言い、トラブルになる可能性がある」と、採用担当者から懸念をされることはなく、「自分の市場価値を客観的に理解できている人」という印象を与えることができます。
先述の通り、以下の方法で自分の市場価値を測り、その適正年収に合わせて希望年収を伝えるようにすると、転職活動はスムーズに進むでしょう。
・ミイダスで適正年収を算出する
5-2.【現職の在籍期間が半年以下の場合】退職理由を前向きに伝えるようにする
現職の在籍期間が半年以下の場合は、転職理由を前向きに伝えるようにしましょう。
その理由は「現職の在籍期間が短い」というネガティブな情報に、前向きな転職理由を伝えることで、企業からのイメージを挽回できるからです。
半年以下という短い期間で転職をするということは、「嫌なことがあたらすぐに辞めてしまうのでは?」という懸念をされてしまいます。
そのため、ネガティブな転職理由を伝えると、「やっぱり、すぐに不満を感じて辞めてしまう人物なんだ」という印象を与えてしまうのです。
そこで転職理由をポジティブに伝えることで、短期離職というネガティブなイメージを払拭しましょう。
例えば、次の転職理由は在籍期間が半年以下の人物の転職理由です。
内容を「スキルアップのための学習の時間が欲しい」という前向きな内容にしているため、採用担当者からはネガティブな印象を持たれません。
▼入社前に聞いていた業務内容と実際の業務が異なって転職を希望している場合の転職理由
現職に入社したときには残業は1日1時間〜2時間程度と聞いていましたが、実際に配属された部署では、毎日6時間ほど残業をしている状況です。繁忙期かどうかに関わらず、恒常的にこのような状況のようです。もちろん、部署の目標のために6時間の残業が必要であればいいのですが、業務のやり方が非効率的で、労働時間が長くなっていると感じます。私なりに「部署全体として効率的に仕事を進め、残業を減らしたい」と、ITツールの導入の提案をしましたが、聞き入れられません。
私としては、残業している時間を、スキルアップのために社外セミナーに参加したり、社外の友人と情報交換をしたり、学習の時間も確保したいので、時間に余裕の持てる環境で働きたいと思い、転職を決意いたしました。
具体的には、以下のことに気をつけて転職理由を考えるようにしましょう。
転職理由を考える際に気をつけること
- 転職しようと思ったきっかけは正直に伝える
- 会社に対して自分はどんな改善努力を行ったのか、自分の仕事観を交えながら伝える
- これからどうしたいのか、何を目指すのかを伝える
- 全てを会社のせいにしたり、上司のせいにしたりする言い方は避ける
5-3.【4回以上転職をしている場合】これまでのスキルや経験を活かせることをアピールする
4回以上の転職をしている場合は「転職回数が多い」「すぐ辞めてしまうのでは?」というネガティブなイメージを採用担当者に持たれないように「ほかの会社で得たスキルや経験を活かせる」ことをアピールしましょう。
例えば転職回数が5回の人でも、以下のようにアピールされると「転職回数が多いだけではなさそう」「能力のある人なのでは?」などと、採用担当者にとって気になる人材となれます。
「エンジニアとして1社1社確実にスキルを身に付けるべく、会社としての目標だけでなく、個人的に目標を決めて1ヶ月単位でPDCAを回し、スキルやノウハウを自分のものにしてきました。これで最後の転職とし、御社に長い期間腰を据えて、貢献していきたいです」
具体的には、以下のような内容をアピールするようにしましょう。
転職回数が多い場合にアピールすべきこと
◆仕事で工夫したことや実績を具体的にアピールする
自分自身の努力していたこと、成果や実績を数字やエピソードを交えて伝えましょう。
◆一貫性のあるキャリアであることをアピールする
所属していた会社1社1社に共通してある「仕事に対する姿勢」を伝えましょう。転職回数が多くても、一貫性を持って仕事と向き合ってきたことをアピールできます。
◆転職でレベルアップしてきたことをアピールする
仕事の量や、担当の役職などの移り変わりを伝え、転職をしていく中で、レベルアップしてきたことをアピールしましょう。
◆会社に貢献できることを伝える
企業側に採用することでどんなメリットがあるのかを伝えるために、「今の自分で貢献できること」や、「これからやりたいこと」などを伝えましょう。
◆「腰を据えて長い期間、貢献したい」という決意を伝える
転職回数が多いと、「すぐ辞めてしまうのでは?」という懸念を持たれがちなので、「これで最後の転職にしたい」と自分の決意を語ることで、その熱意をアピールできます。
6.「転職が難しい人」でも転職したい場合の対処法

次に、「転職が難しい人」でも転職したい場合の対処法をご紹介します。
6-1.【他責する傾向にある場合】自分の転職理由を書き出して他責要素を排除する
他責傾向にある場合は改善方法として、自分の転職理由を書き出して他責要素を排除するようにしましょう。
他責傾向がある人は、転職理由に最もその傾向が出やすくなっています。
そのため、書き出すことで自分の思考を客観的に眺めることができるのです。
そして、「逆境に弱い」「すぐに諦めそう」といったマイナスイメージを、企業から持たれないような、他責要素を排除した転職理由を伝えられるようになり、転職に近づけます。
例えば、以下のように転職理由を書き出します。
【転職理由】
前職で残業が多かったため、ライフワークバランスの改善をしたいと考え、転職を決意。
【転職を考えるようになったきっかけ】
前職では、上司の仕事の割り振りが良くなかったため、一人一人の仕事量が多くなってしまい、23時まで残業が当たり前になっていた。会社の経営層も、このような状態を改善しようとしていなかった。
こうして客観的に見てみると、「上司の仕事の割り振りが良くなかった」「経営層も、このような状態を改善しようとしていなかった」などと、他責と取れるような言葉が入っていますね。
こうして自分の転職したいと思った理由を自分が思うままに書き出して、「他責要素」を徹底的に排除しましょう。
以下2つの内容をまずは書き出して、他責要素があるかどうか、添削をしてみましょう。
- 転職理由
- 転職を考えるようになったきっかけ
6-2.【転職によって実現したいことが定まっていない場合】転職で何を叶えたいのか書き出して明確にする
転職によって実現したいことが定まっていない場合は、転職で何を叶えたいのか書き出して明確にしましょう。
そうすることで、転職によって具体的なビジョンを描けるようになり「なんとなく転職活動をしているのではないか」「考えが浅いのではないか」などと、採用担当者にネガティブな印象を与えないようにできます。そして、転職を成功させることができます。
例えば「人材系の営業に転職して、中途採用支援をしたい」ということが明確になれば、面接でもその熱意を伝えやすくなり、採用担当者からのイメージもアップします。
具体的には、自分に対して以下のように2つの問いを投げかけ、ノートに書き出して考えを深めていくことで、よりブレない転職の軸を明らかにすることができます。ぜひ、やってみましょう。
「転職をして実現したいこと」を明確にするための2つの問い
◆なぜ転職をしたいのか?(例:「収入を増やしたいから」という答えの場合)
- なぜ収入を増やしたいのか
- どのくらい収入を増やしたいのか
- いつまでにどのくらいの金額を稼ぎたいのか
◆どんな仕事をしたいのか(例:「メーカーの営業職」という答えの場合)
- なぜメーカーの営業になりたいのか
- 営業職でも他の業界ではいけないのか
- メーカーの他の仕事には興味がないか
7.まとめ
この記事では「転職が難しい状況」や「難しい人の特徴」・「転職が難しいか見極めるコツ」や「転職が難しいと判断できる場合でも転職をする場合の対処法」についてご紹介しました。
ここで改めてこの記事のおさらいをしましょう。
◆転職が難しい3つの状況
- 希望年収と市場価値にギャップがある
- 現職の在籍期間が半年以下
- 4回以上転職をしている
◆転職が難しい人の2つの特徴
- 他責をする傾向にある
- 転職によって実現したいことが定まっていない
◆「転職が難しい状況」かどうかを見極める2つのコツ
- 自分の市場価値を確認して希望年収と釣り合うのかを考える
- 自分の経歴を振り返る
◆「転職が難しい人」かどうかを見極める2つのコツ
- 仕事で不満を感じたときに「他責」をしていないか思い起こしてみる
- 転職エージェントに相談をする
◆「転職が難しい状況」でも転職したい場合の対処法
- 【市場価値よりも希望年収が高い場合】自分の市場価値と希望年収を釣り合うようにする
- 【現職の在籍期間が半年以下の場合】退職理由を前向きに伝えるようにする
- 【4回以上転職をしている場合】これまでのスキルや経験を活かせることをアピールする
◆「転職が難しい人」でも転職したい場合の対処法
- 【他責する傾向にある場合】自分の転職理由を書き出して他責要素を排除する
- 【転職によって実現したいことが定まっていない場合】転職で何を叶えたいのか明確にする
この記事が転職活動において参考になれば幸いです。




コメント