
「転職したいと考えているけど、もう3回目…これって多いのかな」
「転職を繰り返すとどういう悪影響があるんだろう?」
転職を繰り返してしまう人にとって、転職を繰り返すと将来的にどうなってしまうのかという点は気になるところだと思います。
実際のところ、転職を繰り返すことで将来的に仕事を見つけにくくなってしまう、という点は否定できません。転職を繰り返す人に対しての、面接官のイメージは良いとは言えないためです。
転職を繰り返す人に対する面接官のイメージ
- 自己評価が高すぎる
- 飽きっぽい
- 打たれ弱い
- コミュニケーション能力が低い
転職を繰り返す人は面接官から以上のように見られることが多く、採用されづらくなることが多いのが現状です。転職を繰り返す人は、常にそのデメリットを理解する必要があります。
では、どうすれば転職を繰り返さずに一つの職場で長く働けるでしょうか?
答えはとてもシンプルで、「転職を繰り返す人の特徴と根本的な原因を理解し、改善に努める事」です。とはいえ、そんなに簡単に改善出来たら苦労はしませんよね。
そこでこの記事では、皆さんが今後転職を繰り返さずに、一つの職場で長く働く為に知っておくべき事をを紹介していきます。
この記事を読むことで、具体的に以下の事が分かるようになっています。
- 転職を繰り返すと採用で不利になる傾向がある、その理由
- 年代別に転職を何回まで繰り返してOKか
- 転職を繰り返す人の7つの特徴
- 転職を繰り返す人の根本的な原因
- 転職を繰り返さないためにすべき8つのこと
ぜひ、この記事をこれからのキャリア形成に役立てていただければと思います。
目次
1. 転職を繰り返すと採用で不利になる傾向がある

転職を繰り返すと、採用で不利になる傾向があります。転職を繰り返す人に対して面接官が厳しい考えを持っている場合が多いからです。
冒頭でも書いた通り、転職を繰り返す人に対するイメージとして面接官は以下のような考えを持つ傾向にあります。
転職を繰り返す人に対する面接官のイメージ
- 自己評価が高すぎる
- 飽きっぽい
- 打たれ弱い
- コミュニケーション能力が低い
採用を担当するのは、面接官です。そのため、結局のところ「面接官にどう思われるか」が転職成功を左右します。
まだ仕事を覚えたりスキルを身に着ける前のような短いスパンで転職を繰り返していると、「また辞めちゃうかもな…」と思われ、採用を見送られることが多くなるのです。
転職を繰り返す人にとっては、止むをえない事情がある場合も多いでしょう。運悪く、ブラック企業など環境の良くない職場で転職を繰り返している事もあるかもしれません。
しかし、残念ながら転職を繰り返す事が理由で不採用となってしまうことが多いのは事実です。
2. 転職を繰り返すことで陥る負のスパイラルに陥る
一部の例外を除き、転職をする場合には基本的に、現在勤務している企業よりも給与など待遇面で劣る職場へ転職せざるを得ない事が多いのが現状です。
条件のいい企業は倍率も上がるため、採用にはスキルや経験、実績が求められることが多い傾向にあります。そのため、せっかく転職したのに希望の条件を与えられず、転職を繰り返す「負のスパイラル」に陥ることが少なくありません。

このような「負のスパイラル」に陥ってしまうと、脱出するのは難しいかもしれません。
ただし、以下のような場合にはその限りではありません。
- キャリアアップのために転職をする場合
- もともと給与などの待遇が著しく悪い企業から転職する場合
これらの場合は現状よりも条件の良い仕事に就ける可能性が少なくありませ。しかし、これ以外のケースでは、基本的に現職よりも待遇が悪くなる可能性が高いのです。
転職と年収の関係ついて詳しくは、
も参考にしてみてください。
3. 【年代別】転職は何回まで繰り返してもOK?
ここまで「転職を繰り返す」という言葉を何度も使っていますが、具体的に何回からが「転職が多い」と思われてしまうのでしょうか?
以下は、リクルートワークス研究所の「全国就業実態パネル2017」のデータをグラフにしたものです。

これによると、転職回数(データでは「退職回数」とされています)は3回目までは10%前後までをキープしていますが、4回目以上は急激に数値を落としているのが分かります。
つまり、4回目以降の転職では「転職回数が多すぎる」とのことで転職し辛くなる傾向にある事が分かります。
ここからは、年代にによっての転職回数の傾向を解説していきます。
今回は、リクルートワークス研究所の「全国就業実態パネル2017」のデータから15歳~44歳までの結果をもとに検証しました。
3-1. 24歳以下の転職回数の傾向
24歳以下の転職回数をまとめたものは以下となります。

これによると、24歳以下ではそもそも転職をしていない人が圧倒的多数を占めます。1回転職経験がある人が13.6%となっていますが、2回目以降は極端に数値が落ちています。
年齢的に考えると、24歳以下で2回以上の転職をそもそも試みないということも言えるかもしれません。
3-2. 25~34歳の転職回数の傾向
25~34歳の転職回数をまとめたものは以下となります。

この年代は、2度までは転職回数が比較的多いとの結果になっていますが、3回目からは大幅に下落しています。
このことから、この年代は3回の転職では「転職回数が多い」とみなされる可能性があります。
3-3. 35~44歳の転職回数の傾向
35~44歳の転職回数をまとめたものは以下となります。

この年代では、3回目までの転職の数値は比較的高めになっています。年齢を重ねていることから、若い世代よりも転職回数が多い人が増えた結果、3回目までは「転職回数が多い」と判断される事は少なそうです。
ただし、4回目以降は大幅に下落していることが分かります。
3-4. 転職理由や職種によっても印象は変わる
4回以上では「転職が多い」と面接官に印象付ける傾向にある事はわかりましたが、転職理由や職種によっても、転職の印象は変わってきます。
例えば、転職理由については、以下のような場合にそれほど不利にならない事があります。
転職回数が多く手も不利にならない可能性がある場合
- 実現したい目的やビジョンがはっきりしている
- 転職理由に説得力がある(はっきりとした事情がある)
これらの理由の場合は今後の仕事に支障がないと判断されるケースも多く、転職回数が多くても成功する確率は高まります。
また、職種によっては転職回数が多くて不利とされない場合もあります。
dodaが2007年から2012年度に行ったアンケートによると、以下の職種は不利になりづらいとの結果になりました。
転職回数が多くても不利になりづらい職種
- クリエイティブ系
- 技術系(メディカル/化学/食品)
転職回数よりもスキルや資格が重視される傾向にある場合、ある程度転職回数が多くても転職に影響は少ない事があるのが実情です。
4.転職を繰り返す人の7つの特徴

ここからは転職を繰り返す人の特徴を7つ解説していきます。自分の場合と見比べながら参考にしてみてください。
4-1. 企業への理想が高い
「自分の働きに対して、給料が低すぎる」
「みんなで努力すれば残業なしにできるのに、みんな残業している」
「やる気のない人が多い」
など、企業や環境への理想が高すぎる場合に転職を繰り返してしまうケースは少なくありません。
このタイプはいつも「企業はこうあるべきだ」と高すぎる理想を持っているため、現実とのギャップに落胆し、転職につながる事が多いです。
4-2. 打たれ弱い
「怒られちゃった。怖いから、辞めたい」
些細な注意などに対しても深く傷つき、「辞めたい」と感じてしまう人も少ないとは言えません。
働いていれば上司から注意を受けるのは当然の事。常識を外れた叱咤などはパワハラやモラハラは例外として、一度も注意されることなく仕事を進めることは不可能です。
しかし、小さなことでも注意されると自信を無くして「辞めたい」と感じる人も少なくありません。
4-3. 人とコミュニケーションをとることが苦手
人とのコミュニケーションをとることが苦手な場合、転職を繰り返す理由となることが多いです。
同僚や上司に言いたいことを言えなかったり、逆に空気を読まずに発言しトラブルになってしまうケースもあります。
このタイプは柔軟性がないため職場に馴染めないことも多く、結果として転職を繰り返してしまうのです。
4-4. すぐに不安に駆られる
「この仕事、このやり方で良かったんだっけ?」
「自分は仕事出来てないんじゃないか」
「上司に、嫌われているんじゃないか」
何をするにしても自信がなく、不安に駆られるのも転職を繰り返す方には多いタイプです。
このタイプは、実際に仕事はしっかりできていたとしても不安になったり、嫌われているんじゃないかと人の目を気にしすぎてストレスになってしまう事が少なくありません。
身近な事だけではなく将来にも不安を覚えやすいため、「このままこの会社にいてもいいんだろうか」と不安に駆られて転職を繰り返すこともあります。
4-5. 飽きっぽい性格
「仕事に飽きちゃったから、辞めたい」
飽きっぽい性格の人は、転職を繰り返す可能性が高くなります。
どんな仕事でもある程度慣れてしまうと同じ作業の繰り返しになることがありますが、その場合にすぐに「面白くないから辞めたい」と転職を考えてしまうタイプです。
4-6. 目的がない、またはコロコロ変わる
働く目的が定まっていない人の場合は、転職を繰り返す場合が多いです。
「目的」とは、例えば以下のようなものです。
- 自分がどんな仕事をしたいのかがはっきりしていない
- 仕事を選ぶ基準(給料、仕事内容、労働環境などの優劣)
こういった、仕事をするうえでの基準となる目的がない場合は、入社してもしっくり来ずに転職を繰り返す恐れがあります。
また、転職する度に目的や基準がコロコロ変わるタイプも要注意です。
前回の転職では「スキルを磨きたい」と言っていたのに、今回は「スキルより給料を優先させたい」など目的がコロコロ変わる場合、転職を繰り返してしまう可能性があります。
仕事の目標に関しては、「仕事の目標が思いつかない人必見!目標設定の方法と業種別の具体例」でも詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
4-7. いつも何かに不満を持っている
「残業ばかりで嫌な会社だなあ」
「ボーナス少なくてやる気が出ないなあ」
「あの上司に嫌われている感じがする」
など、会社や待遇、人間関係など、様々な面で不満が多いタイプ。転職をする度に違う理由で不満を持つことが多いのも特徴です。
このタイプは職場に限らず、そもそも愚痴っぽかったり不満を持ちやすい場合が多い傾向があります。
5.転職を繰り返す人の根本的な3つの原因
ここからは、「転職を繰り返す人の7つのポイント」を踏まえ、根本的には何が原因なのか深堀していきましょう。
転職を繰り返す人の根本的な原因としては、以下の3つの原因が挙げられます。
転職を繰り返す人の根本的な3つの原因
- 自己評価が高すぎる
- 自己評価が低く、自信がない
- すぐに合理化してしまう
実は、「転職を繰り返す人の7つのポイント」はすべてこの例に当てはまるのです。

一部重複する点もありますが、一つずつ詳しく解説していきます。
5-1. 自己評価が高すぎる
自己評価が高すぎる場合は、以下のような理由で転職を繰り返してしまう事が多い傾向です。
- 企業への理想が高い
- 打たれ弱い
なぜなら、自己評価が高すぎる場合、自分の能力を過信して周りに不満を持つことが多くなるからです。
結果として、
- 周りにやる気がなければ、自分の力を発揮できない
- この会社より、もっと自分に合った会社があるはずだ
- 自分はちゃんとやってるのに、怒られた
など考えるためストレスになり、転職に繋がってしまうのです。
5-2. 自己評価が低く、自信がない
自己評価が低く、自信がない場合にも転職を繰り返してしまう事が多くなります。
転職を繰り返す人の7つのポイントでいうと、以下の3項目に当てはまります。
- 人とのコミュニケーションを取ることが苦手
- すぐに不安に駆られる
- 打たれ弱い
これらは主に、自己評価が低く自信がない人が陥りやすいきっかけです。それぞれの理由は以下の通りです。
人とのコミュニケーションを取るのが苦手な人は、自分に自信がないため人に意見をすることが難しかったり、距離感を図るのが困難なケースがあります。
自分に自信がない人は様々なことに不安を覚えやすいという点も挙げられます。
また、自分に自信のない人は打たれ弱く、注意されると「やっぱり自分はダメだ」と思ってしまう傾向があります。
以上の3つのケースはすべて「自己評価が低い」事が原因で引き起こされる事が多い事例です。
5-3. すぐに合理化してしまう
何かの不満を持っていてもすぐに合理化してしまい、転職の機会を増やしてしまう事もあります。
- 飽きっぽい性格
- 目的がない、またはコロコロ変わる
- いつも何かに不満を持っている
これらの性格を持っている人は多くの場合、転職するためにそれなりの理由をつけて合理化してしまう事が特徴として挙げられます。
例えば、本当は自分が仕事のミスを多発しているのに、「この仕事は自分には合っていないからだ」と合理化して、転職に足る理由を作ってしまうなどの事例です。
目的がコロコロ変わる人も要注意です。実際には仕事を辞めたい理由が他にあっても「スキルアップしたい!」「給料の高いところで働きたい」など、本当の理由を合理化してしまう事があります。
いつも何かに不満をもって、転職をしたい人の場合にも同じことが言えます。
本当は自分に問題があって職場に馴染めないなどの場合でも、「上司がこんな人だからこの職場にはいられない」「こんなに残業をさせる会社はおかしい」など、と言い訳を探してしまうケースです。
「転職したい理由はあくまでも自分ではなく、状況がそうさせてしまっているからしょうがない」として転職を繰り返す例は多々あります。
5-4. 原因が明確に当てはまらないことも
以上、「転職を繰り返す人の7つの特徴」の原因を3つのパターンに分けてきましたが、必ずしもこれら明確に当てはまるとは限りません。
例えば、「打たれ弱い人」は「自己評価が高い人」「自己評価が低い人」のどちらにも当てはまる事があります。
また、「企業への理想が高い」人も、「転職理由を合理化」してしまう事が少なくありません。
これらの例はあくまでも傾向の一つと考えて、自分はどのようなことに当てはまるのか、または当てはまらないのかを考えましょう。
自分を見つめなおすことに役立てていただけると幸いです。
6. 転職を繰り返さないためにすべき8つのこと

それでは、具体的に転職を繰り返さないためにはどのようなことをすればいいのでしょうか。ここからはその対策を解説していきます。
6-1. 転職したい理由を紙に書き出す
まずは、自分が転職したいと思っている理由を紙に書き出してみましょう。書き出すことはどんな些細なことでも構いません。自分勝手な理由であってもすべて書き出すことが重要です。
なぜなら、ここで書き出した「転職したい理由」をもとに自己分析することは、今後の対策として役立つです。
書き出しに漏れがある場合は、いくら分析しても本当の理由が見えず、結果的にさらに転職を繰り返してしまう可能性もあります。
6-2. 過去の転職理由を振り返る
過去の転職理由をしっかりと振り返ってみましょう。こちらも、紙などに書き出すときちんと整理できます。
前回はどうして転職したのか。その前はどうして転職したのか。ここでも漏れの無いようにしっかりと書き出していきましょう。
ここで書き出した過去の転職理由と、現在転職したい理由を照らし合わせることで、自分がどんな事に不満を持ちやすいのかが見えてきます。
その際は、転職した理由を合理化していないかを自問自答してみてください。「スキルアップ」が理由だと思っていても、実際は上司との関係に不満を持っていた、などの理由が隠れている場合もあります。
6-3. 仕事に求めるものを整理する
自分が仕事に求めるものを整理していきます。
自分が仕事に求めるものが分からないまま転職してしまうと、また不満を持って転職を繰り返してしまう事になりかねません。
例えば、以下の項目で重要視するものから順位を決めてみましょう。
- 仕事内容(やりたい仕事か、スキルになるかなど)
- 給料などの待遇面
- 勤務時間や休日などの労働条件
- 会社の将来性やネームバリュー
- プライベートと両立できるか
これらの項目を、自分が重要視したい順に優先順位をつけて下さい。他にも追加したい項目があればそれらも併せて検討してみましょう。
6-4. 転職によって解決するのか考える
今あなたが持っている「転職したい理由」は、転職する事によって必ず解決するものでしょうか?
例えば、人間関係が理由で何度も転職してしまっている場合、残念ながら何も対策を練らなければ今後も転職を繰り返す可能性が高くなります。基本的に仕事は誰かと一緒に行うものだからです。
薄給が理由などであれば転職すれば解決するかもしれませんが、月給は上がってもボーナスが少なかったりといった場合も考えられます。また、業界によってはそもそも相場が低すぎるという事もあります。
自分が転職したい理由をしっかりと見直し、転職によって解決しない可能性があれば職種を変えたり資格を取得するなどの対策が必要かもしれません。
6-5. 転職する業界や企業についてよく調べる
転職する業界や企業についてよく調べることは重要です。
特に給料や労働条件、将来性などを理由に転職を繰り返している場合は要注意です。先述したように、業界によってはどのような企業で働いても似たような境遇や価値観の会社であることは少なくないからです。
企業の情報を集めることは、今後長く働ける居場所を探すのに最も重要なプロセスの一つと言えます。
6-6. 自分に合った仕事を探してみる
例えば人間関係を理由に転職を繰り返している場合は、何も対策せず転職しても解決できる可能性は低いかもしれません。
なぜなら、人間関係に不満を持ちやすい人は多くの場合、自分にも原因があるからです。その原因には、例えば「自己評価が低い」なども含まれます。
「人とコミュニケーションを取るのが困難」という事が悪いというわけではありません。そういった事を自覚している場合には、一人でできる仕事を探すなどの工夫が必要です。
他にも、「自分に合っていないな」と感じている場合は根本的な対策を検討してみましょう。
6-7. スキルを得るために勉強する
今の職種ではどの企業に行ってもまた転職を繰り返してしまう、と思ったら、スキルを得るために勉強をしたり、資格取得に取り組むのもおすすめです。
別の職種に転職する事で、その問題が解決される可能性があるからです。
別の職種や業種に転職する事は簡単ではありませんが、資格を取得することで可能性が広がります。
6-8. 第三者に相談する
転職を繰り返してしまう事を悩んでいたら、信頼できる第三者に相談してみてはいかがでしょうか?
相談するのは家族や友人など誰でも構いませんが、出来れば転職経験のある人に相談してみるのが良いでしょう。
客観的な意見を聞くことで、自分に足りないものが見えてくる可能性もあります。
7.もう2度と転職を繰り返さないようにプロに相談しよう
もしも身近に相談できる人がいない場合には、思い切ってプロに相談してみることをおすすめします。
転職エージェントは転職先を紹介するだけが仕事ではありません。自分のこれまでのキャリアをしっかりと見た上で、問題点を洗い出し、キャリア形成ををアドバイスしてくれる存在でもあるのです。
転職エージェントに相談することで、今まで自分でも見えていなかった問題点や、転職を繰り返してしまう理由などが見えてくる可能性もあります。
転職エージェントの登録は1社だけとの決まりはありませんので、ぜひいくつか登録して相談してみることをおすすめします。
以下が、おすすめの転職エージェントです。
リクルートエージェント | doda | マイナビエージェント | |
公開求人数 | 108,760 | 73,286 | 22,630 |
非公開求人数 | 141,295 | 34,573 | 113,150 |
対象の年代 | 20〜50代 | 20~50代 | 20〜30代 |
7-1. リクルートエージェント

転職エージェントサイトの中でも、圧倒的な知名度を誇っているのがリクルートエージェント。公開求人数と非公開求人数では他者を圧倒する量で、名実ともに日本最大級の転職エージェントと言えます。
転職エージェントの経験も豊富なのも特徴。これまでの実績も充実しているため、幅広い求人の中から自分に合った転職先を見出し、最適なキャリアプランを提案してくれます。
幅広い職種や年代に対応しているため、自分に合った転職を選びやすいのも特徴。転職に迷ったら、まずはリクルートエージェントに登録してみましょう。
7-2. doda

dodaも求人数や実績において、国内でもトップクラスの転職エージェントです。dodaだけに限定されたオリジナル求人を含む10万件以上の求人から、キャリアのアドバイスをしてくれます。
また、専門アドバイザーがいる事もdodaの魅力です。特定の業種専門のキャリアアドバイザーを擁する為、手厚いサポートを受けることができます。
特にIT、通院、営業、企画系の求人に強いのが特徴です。
7-3. マイナビエージェント

マイナビエージェントは、主に20~30代の若い世代の転職に強い転職エージェントです。20代に信頼されている転職エージェントNo.1の実績があり、初めての転職でも安心して利用できます。
また、エリアも首都圏エリアと関西エリアの良質な求人が多く揃っているのも特徴です。
エージェントの質が高いとも言われており、キャリアアドバイザーごとに専門分野を持っているため、自分の分野に強い担当がつけばメリットはさらに大きくなります。
8. まとめ
以上、この記事では転職を繰り返す人の特徴や、その対策について解説してきました。
- 転職を繰り返すと採用で不利になる傾向がある
- 転職は4回以上だと「多い」と見なされる傾向がある(ただし、年齢にもよる)
- 転職を繰り返す人の7つの特徴
- 転職を繰り返す人の根本的な3つの下人
- 転職を繰り返さないためにすべき8つのこと
転職は、人生を大きく左右する重大なイベントです。転職を何度も繰り返すことでもたらされるデメリットは、決して小さいとは言えません。
とはいえ、簡単には解決できない問題なのも事実です。簡単に解決できる問題であれば誰も悩みませんし、解決しようとも考えないでしょう。
今回の記事を、今後のキャリアに役立てていただければ幸いです。




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