
いざ「転職活動を始めよう」と思っても、何から手を付けて良いか迷ってしまう方がほとんどではないでしょうか。特に初めての転職の場合、何を準備すればいいか把握できている方はいないはずです。
「とにかく転職サイトに登録して、気になる会社に応募しちゃえば良いだろう」と思っている方がいたら、残念ながらそれは不正解です。その前にしっかりとした事前準備をしておかなければ、転職活動を長期化させる原因になりかねないため注意してください。
転職を成功させるための転職準備は、以下のようなステップを踏むのが理想です。
| 【STEP1】事前準備・情報収集 | |
| 転職活動の全体スケジュールを立てる | |
| 転職で達成したい目標、転職した場合のメリット・デメリットを書き出す | |
| 自己分析やキャリアの棚卸しをする | |
| 転職サイト・エージェントに登録する | |
| 【STEP2】応募書類の作成・企業への応募 | |
| 転職サイトのプロフィール、エージェント登録フォームを完成させる | |
| 応募する企業ごとに自己PRや志望動機を用意する | |
| 面接時に提出する履歴書・職務経歴書の雛形を作成する | |
| 【STEP3】面接準備・面接対策 | |
| 仕事を調整して面接日を決定する | |
| 面接を受ける会社の企業研究を入念に行う | |
| 企業ごとに面接対策を行う(自己PR・志望動機など) | |
| 【STEP4】内定・退職準備 |
どのステップも大切ですが、特に重要なのが最初の「ステップ1:事前準備・情報収集」のステップです。実際に転職サイトや転職エージェントに登録する前に、転職活動の全体スケジュールや譲れない条件など、転職活動の軸を固めておくことで、その後の転職活動をスムーズに進めることができるからです。
「転職活動が初めてで何も分からない」という方でも、この記事に沿って準備を進めていくだけで、万全の状態で選考を受けることができるはずです。ぜひ最後までお読みいただき、転職を成功させてください。
目次
1. 転職準備って何からする?チェックリストで丸分かり
いざ転職活動を始めたいと思っても、どんな転職準備をすればいいか分からない方がほとんどかと思います。そんな方に向けて、まずは転職準備の3ステップごとの項目が分かるチェックリストを用意しました。
| 【STEP1】事前準備・情報収集 | |
| 転職活動の全体スケジュールを立てる | |
| 転職で達成したい目標、転職した場合のメリット・デメリットを書き出す | |
| 自己分析やキャリアの棚卸しをする | |
| 転職サイト・エージェントに登録する | |
| 【STEP2】応募書類の作成・企業への応募 | |
| 転職サイトのプロフィール、エージェント登録フォームを完成させる | |
| 応募する企業ごとに自己PRや志望動機を用意する | |
| 面接時に提出する履歴書・職務経歴書の雛形を作成する | |
| 【STEP3】面接準備・面接対策 | |
| 仕事を調整して面接日を決定する | |
| 面接を受ける会社の企業研究を入念に行う | |
| 企業ごとに面接対策を行う(自己PR・志望動機など) | |
| 【STEP4】内定・退職準備 | |
チェックリストにまとめると簡単に見えますが、実はそれぞれの工程がとても大事で奥深く、手間がかかる内容となっています。
2章からは、それぞれの転職準備について詳しく説明するとともに、なぜその準備が必要なのかや、準備を行う上でのポイントも併せて紹介していきます。ぜひしっかりと目を通して、万全な転職準備をすすめていってください。
2. 転職準備に必要な3つのステップと具体的な内容
2章では、具体的に転職準備の理想的なスケジュールと期間を解説していきます。
転職準備には大きく分けて「①事前準備・情報収集ステップ」「②応募書類を作成して、企業に応募するステップ」「③面接対策をして、面接を受けるステップ」の3つのステップがあります。
| 【STEP1】事前準備・情報収集 | |
| 転職活動の全体スケジュールを立てる | |
| 転職で達成したい目標、転職した場合のメリット・デメリットを書き出す | |
| 自己分析やキャリアの棚卸しをする | |
| 転職サイト・エージェントに登録する | |
| 【STEP2】応募書類の作成・企業への応募 | |
| 転職サイトのプロフィール、エージェント登録フォームを完成させる | |
| 応募する企業ごとに自己PRや志望動機を用意する | |
| 面接時に提出する履歴書・職務経歴書の雛形を作成する | |
| 【STEP3】面接準備・面接対策 | |
| 仕事を調整して面接日を決定する | |
| 面接を受ける会社の企業研究を入念に行う | |
| 企業ごとに面接対策を行う(自己PR・志望動機など) | |
| 【STEP4】内定・退職準備 |
転職活動全体の期間は、どの程度転職準備に時間を割けるのか、働きながら面接日の調整がしやすいかどうか、書類選考を通過する割合がどのくらいなのかなどによって変わってきます。
一般的には、転職準備を始めてから実際に転職するまでには、だいたい3~6カ月かかるケースが多いようです。ただし、例えば「35代後半以上など年齢が高め」「転職回数が4回以上など多め」「未経験職種にチャレンジしたい」などの事情がある場合は、転職活動がもう少し長期化する可能性があります。
年代ごと・転職回数ごとの転職事情については「転職成功率を年代別・転職回数別に解説!成功率を上げる7つのコツも」の記事もぜひ参考にしてみてください。
自分の場合は転職期間を何カ月に設定するか決めたら、転職したい時期から逆算して転職希望日を設定し、まずは全体スケジュールを立てることから始めていきましょう。
2-1.【STEP1】事前準備・情報収集
転職準備の最初のステップは、事前準備・情報収集のフェーズです。
転職を決めたらすぐにでも転職サイトや転職エージェントに登録したくなってしまう方がほとんどだと思いますが、その前に、しっかりと自分の転職活動の軸を決めてから取り掛かることをおすすめします。
①転職活動の全体スケジュールを立てる
1章の最後で少し触れたように、まずは転職活動を始める前に、自分の転職活動の全体スケジュールを立てていきます。
転職活動期間を3カ月または6カ月に設定した場合のスケジュール例を以下に示したので、参考にしてみてください。

※転職期間についてさらに詳しく知りたい方は、「転職期間はどれくらい?20代・30代・40代の年代別の目安と成功のコツ」の記事もぜひお読みください。
スケジュールを見ていただくと分かるように、実際に面接などの選考を受ける期間は、転職活動期間中の前半部分となります。現職の繁忙期なども考えた上で、面接に時間を割ける期間を見極めてスケジュールを立てていくようにしましょう。
②転職で達成したい目標とメリット・デメリットを書き出す
「転職することで何を実現したいのか」冷静に考えてみることは、転職準備の中でもとても重要なステップです。
ただやみくもに「今の職場から逃げ出したい」「今より良い職場があるはずだ」という考えで転職することはおすすめしません。なぜならば、目標やゴールが明確になっていないと、自分の軸がブレてしまい、その結果、転職成功率も下がってしまうからです。
逆に、実現したい目標をしっかりと把握し、その目標を達成できる会社に応募することで、自己PRや志望動機にも一貫性が出て説得力が高まります。
最低でも、以下の2点についてを明確にしてから転職活動を始めましょう。
| ◎転職によって実現したい目標(または解決したい問題)は何か |
例えば、
|
| ◎転職した場合のメリット・デメリットは何か |
例えば、大企業からベンチャー企業への転職を考えている場合、 【メリット】少数精鋭の企業で、裁量を持ってやりがいのある仕事ができる 【デメリット】ボーナスや退職金などが減る可能性が高い |
③自己分析やキャリアの棚卸しをする
転職活動で自分の強みや弱み、経歴やスキルを企業にアピールするためには、自己分析とキャリアの棚卸しが重要です。
自己分析では、自分の「価値観」と「強み」を明らかにしていきます。例えば、自分にとっての働くことの意義や根底にある志向、自分の長所や持っているスキル、発揮できる能力などを明らかにします。
急に「自己分析しなさい」と言われても難しいですが、有名転職サイトが提供しているコンテンツやアプリを活用することで一人でも簡単に自己分析ができます。詳しくは、「転職の自己分析がすぐできる!本当に役立つツール・アプリ15選」を参考にしてください。
自己分析が終わったら、今までの職歴とどんなことをしてきたかをまとめて、キャリアの棚卸しを行います。どんな仕事に携わってどのような役割を果たしたのかを、プロジェクト単位などでまとめると良いでしょう。
④転職サイト・エージェントに登録する

出典:doda
ステップ1の最後はようやく、転職サイトや転職エージェントへの登録です。ここまでの転職準備をしっかり終えていれば、転職サイトや転職エージェントに最初に入力するプロフィール欄(職歴や自己PRなど)の記入も迷わず行えるはずです。
転職サイトは登録が完了後、すぐに企業を検索して応募スタートできます。転職エージェントの場合は、登録後に担当者から連絡が来るのを待ちましょう。対面やオンラインで面談を行った後、実際の企業を紹介してもらえます。
2-2.【STEP2】応募書類の作成
転職準備のステップ2は、採用選考の最初の難関である応募書類の作成です。応募書類の内容によって書類通過率が変わってくるので、しっかり作りこみましょう。
①転職サイトのプロフィールを完成させる
「doda」「リクナビNEXT」などの転職サイトに登録が完了したら、サイト内のプロフィールや学歴、職務経歴、自己PR、希望条件などを完成させましょう。この際に、ステップ1で行った自己PRやキャリアの棚卸しが役立ちます。
ここで登録した内容を雛形にして、特定の企業に応募する際に情報を呼び出して送信することができます。応募先企業が最初に目にする書類のベースとなるものなので、前向きで熱意が伝わるような内容にしましょう。
②応募する企業ごとに自己PRや志望動機を用意する
転職サイト経由で実際に特定の企業に応募する場合は、先ほどの①で完成させた雛形を呼び出してそのまま応募するのはおすすめしません。できれば、応募する企業ごとに自己PRを志望動機を書き直してから応募するようにしましょう。
企業の採用担当者からすると、どの企業にも転用できるような自己PRや志望動機は、見れば分かります。そうではなく、「ちゃんと求人情報を隅々まで読んでくれているな」「企業の商品についてまで調べてくれているのか」と伝わるような内容がベストです。
③面接時に提出する履歴書・職務経歴書の雛形を作成する
転職サイトに登録したデータを基に、面接時に紙で提出する履歴書や職務経歴書の雛形も準備しておきましょう。自己PRや志望動機の欄は、応募する企業一社ごとに別のものを用意するべきですが、学歴や職歴などは同じになるため、雛形を用意しておくと後で楽になります。
履歴書や職務経歴書の雛形は、大手転職サイトが用意しているテンプレートを使うと便利です。
2-3.【STEP3】面接準備・面接対策
転職準備のステップ3では、いよいよ選考が進んで企業の採用面接を受けるフェーズに突入です。面接の準備と面接対策について詳しく説明します。
①仕事を調整して面接日を決定する
採用面接日の調整は、地味な作業ですが転職準備において、かなり大切な作業です。転職サイトから応募して書類選考に通過した場合、まずは一次面接に呼ばれることがほとんどでしょう。
応募先企業の方から候補日を指定してきた場合は、できればその日程で伺えるよう調整しましょう。難しい場合は、謝罪の言葉とともに必ず代替日を複数(第三希望日程度)提案すると良いでしょう。
応募先企業にどの程度転職したいかにもよりますが、場合によっては現職で半休や有給休暇を取って対応する必要が出てくる可能性もあります。
②面接を受ける会社の企業研究を入念に行う
採用面接に進むことが決まったら、必ずその会社の企業研究を入念に行いましょう。
転職サイトに掲載されている求人情報をくまなく読むことはもちろん、会社の公式サイトや採用サイトにも目を通し、どのような商品やサービスを提供している会社なのか頭に入れておきましょう。
特に重要なのが、「その企業が求めている人材はどのような人物像なのか」を把握することです。もちろんその人物像に無理やり寄せる必要はありませんが、企業の欲しい人材の志向が分かれば、それとマッチする自分の特性を面接で自己PRすることで転職成功率がグッと上がるでしょう。
また企業研究することで、志望動機に盛り込む内容も自ずと見つかるはずです。企業研究を進める中で疑問に思った点をメモしておけば、面接時に質問することもできます。
③企業ごとに面接対策を行う(自己PR・志望動機など)
先ほどの②の内容を受けて、企業ごとに面接のシミュレーションを行い、自己PRや志望動機を聞かれた場合にどのような回答をするかあらかじめ決めておくと良いでしょう。
自己PRや志望動機は、どの企業の面接にも使いまわせる内容ではなく、必ず企業研究の結果から分かったことを取り入れて、その企業に向けた自己PR・志望動機にカスタマイズしましょう。
その他、面接でよく聞かれる質問についても、できればその企業の社風に合った形にカスタマイズした上で答えを用意しておくと安心です。
面接でよく聞かれる質問
- 自己紹介と長所・短所を教えてください。
- 当社を志望した理由は何ですか?
- キャリアプランはありますか?
- 当社があなたを採用するメリットは何ですか?
3. 転職を成功させる転職準備の3つのポイント
ここまで「転職準備って一体何をすればいいの?」ということをお話してきました。ここからは、転職準備をする上で「これをやれば転職成功に一歩近づける!」というポイントを3つ解説していきます。
3-1. 転職をする理由を明確にしておく
「2-1.【STEP1】事前準備・情報収集」でもお伝えした通り、転職準備で大切なのは転職活動を始める前にしっかりと自分の転職活動の軸を決めておくことです。
転職をする理由とは、「転職して何を実現したいのか」「今の職場から転職することでどんな問題を解決したいのか」ということです。
例えば…
- 今よりも年収をアップさせたい
- カレンダー通りの休日を手に入れたい
- やりがいのある仕事を任されたい
- 自分のスキルをもっと伸ばしたい
- サービス残業が当たり前の会社で働きたくない
転職する理由を明確にしておかなければ、希望する企業の条件があいまいになり、応募先企業に一貫性が無くなったり途中で迷ったりして、転職活動が長期化してしまう危険性があります。
一方で転職する理由を明確にしておくことで、希望する企業の条件はもちろん「やりたい仕事内容」「自分が将来どうなりたいのか」がイメージしやすくなり、企業探しや応募書類作成もスムーズになります。面接時の受け答えでも迷うことなく明確に返答できるメリットがあります。
3-2. 転職活動に最低限必要な資金を準備しておく
2章では、ソフト面での転職準備について解説しましたが、ハード面での準備もある程度必要です。というのも、転職活動を進める中である程度の資金が必要になるからです。
転職活動をする上で、以下のものを準備する資金が必要になります。
【最低限必要な資金】
- 面接や面談で企業を訪問する時にかかる交通費
- 履歴書用紙や証明写真などを用意する雑費
- 面接時に着ていくスーツ、バッグ、靴などを揃える費用
最低限必要となる資金は、交通費・雑費・面接のスーツ等を揃える費用です。最近では勤務中はオフィスカジュアルで過ごすという企業も多いため、面接用のスーツやバッグなどをわざわざ揃える必要がある人も多いでしょう。また、髪色を黒染めするなど面接用に美容院代がかかる人もいるかもしれません。
【場合によって必要となる資金】
- 転職に有利になる資格を取得するための費用
- 退職してから次の会社に転職するまでブランクがある場合は、その間の生活費
資格を取得する場合や次の会社に転職するまでブランクがある場合には、別途資金が必要です。特に、次の会社が決まる前に退職してしまった場合は、無職の期間に暮らしていくための生活費を用意するため、数十万円単位で資金を準備しておく必要があります。
3-3. 企業の口コミや評判もチェックする

出典:転職会議
転職を成功させる転職準備のポイントとして、「応募先企業の口コミや評判もチェックしよう!」ということをお伝えしておきます。
企業の求人情報を探せる転職サイトとは別に、企業の社員や元社員が企業について評価した口コミや評判が掲載されている「企業口コミサイト」というものがあるのはご存じでしょうか。
例えば、応募先企業で面接日程が決まったA株式会社の内情を知りたい場合に、企業口コミサイトで「A株式会社」と検索すれば、実際にA株式会社で働いている(働いていた)社員のリアルな声を読むことができるのです。
口コミサイトには、「面接ではどんなことを聞かれた?」や「面接時に受けた社長の印象」なども書き込まれていることが多いため、面接前に口コミサイトを一通りチェックすることで、面接対策に役立てることもできます。ぜひ活用しましょう。
参考にしたい転職口コミサイト3選
4. 転職準備が大変なら転職エージェントを活用しよう
この記事では、転職準備に必要な項目や内容について詳しく解説してきました。
記事を読んだ方の中には、「転職のための準備ってこんなにいろいろあるのか!」「仕事に追われて忙しいから、自分だけで準備するのは大変」と感じてしまった方もいるのではないでしょうか。
忙しくて転職準備に時間を割けない方や、転職が初めてで十分に準備できるか不安な方には、無料で活用できる転職エージェントサービスがおすすめです。
転職エージェントとは、転職希望者と応募先企業の間に入って、求人紹介・キャリア相談・書類や面接のアドバイス・スケジュール調整などをサポートしてくれるサービスです。

転職エージェントを利用すれば、以下のようなさまざまな転職サポートを受けられます。
| 求人の紹介 | 転職者の希望はもちろん、スキル・経験・適正などに合わせて、おすすめの求人を提案してくれる |
| キャリアプランのアドバイス | 転職者のさまざまなキャリア相談に応じてくれる |
| 書類添削・面接対策のサポート | 書類選考や面接に通過して内定率を高めるためのアドバイスやサポート |
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まさに、転職準備に時間を割けない転職希望者にうってつけのサービスです。全てのサービスが無料で受けられるのも嬉しいポイントです。
専任の担当者に相談に乗ってもらっているうちに、自分では気付けなかった強みや弱み、向いている職種、適性などが見つかる可能性もあります。さらに、転職エージェントしか保有していない非公開求人を紹介してもらえることもあり、たくさんのメリットがあります。
できれば転職サイトだけでなく、転職エージェントも活用して転職準備を有利に進めましょう。
5.転職準備についてのよくあるQ&A
最後に、転職準備について良く聞かれる質問と答えをまとめました。一通り目を通して、理解した上で転職準備に取り掛かることができれば安心です。
5-1. 在職中ではなく退職してから転職準備をしたいのですが?
結論から言うと、退職後に転職準備を進めるよりも、在職中に転職準備を少しずつ進めて転職が決まってから退職を決めるのがおすすめです。
退職してしまうと無職になるため、経済面の不安やブランク期間への不安が募り、焦って適当に転職先を決めて後悔する羽目になりかねないからです。また、その間の生活費が重くのしかかってきます。
在職中に転職準備を進めたり面接日程を捻出したりすることは簡単なことではありませんが、できれば会社を退職せずに転職準備を進めるようにしましょう。
転職と退職のタイミングについては、「最も有利な退職のタイミングは1~3月!伝えるのは内定後が大原則」の記事も参考にしてください。
5-2. 転職準備が会社にバレることはありませんか?
内定が出るまでは「転職準備を進めていることを会社に知られたくない」という方は多いことでしょう。
会社にバレずに転職活動したいならば、以下の4点に注意しましょう。
- 会社のパソコンや会社から支給された携帯端末を使って転職活動を行わない
- 会社の近くでは、転職活動関連の電話対応やメール対応を行わない
- 転職準備をしていることをむやみに周りに伝えない
- 面接がある日の服装に気を付ける
会社支給のパソコン・スマホの利用履歴から転職サイトへのアクセスがあったり、お昼休みに自分のスマホに届いた応募企業からのメールを見られたりして、会社に転職準備がバレてしまうことがあります。会社にいる間に転職活動関連のやり取りをする場合は、周りに注意しましょう。
また、普段はカジュアルな服装で通勤しているのに、急に髪色を暗くしてスーツを来て出社すると、転職していることがバレバレというケースもあります。絶対にバレたくないのなら、途中で着替えたり有給休暇を取って対応したりすることで、会社にバレることを防ぐことができるでしょう。
5-3. 年収アップのために必要な転職準備はどのようなものですか?
「今よりも年収をアップさせたい」ということを目標に転職する時には、通常よりもベース給与が高めの企業を選ぶこと、そして、応募先企業に「経歴やスキルが十分である」と感じてもらうことが不可欠となります。
そのためには、以下のような転職準備を行うと良いでしょう。
- 給与水準が現職よりも高めの企業に応募するように徹底する
- 「前職給与保証」と謳っている求人情報に応募するようにする
- 転職サイトにある「適正年収」を活用して、自分の価値を再認識しておく
- 転職後すぐに活躍できる根拠を集めて分かりやすく整理する(経歴・スキルなど)
- 現職での営業成績など客観的な指標となる実績を用意する
- 転職先のインセンティブ制度や給与体系についてしっかり把握するための質問を用意しておく
- スカウト機能や転職エージェントも活用する
採用する企業側も、すぐに活躍してくれるような能力の高い人材なら多めの年収を払ってでも獲得したいと考えています。そうした即戦力人材を転職エージェント経由で探している企業も多いため、年収アップしたいならば転職エージェントを利用することもおすすめします。
6.まとめ
この記事では、転職準備の全体の流れから、一つひとつの準備の詳細まで丁寧に解説してきました。最後までお読みいただいた方には、転職準備の大切さが伝わったのではないでしょうか。
転職準備を怠って、やみくもに応募することはおすすめしません。自分の軸や戦略が無いまま転職活動を進めると、行き当たりばったりで対応することになり、面接時にもボロが出やすくなります。結果的に転職活動が上手く行かなくなる危険性があります。
今回紹介したチェックリストを活用して転職準備の進捗状況を確認しながら、一つずつ着実に準備を進めていってください。




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